HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

C.Q.D.-SP 2023

2023-12-31 20:56:37 | タクティカル



まだ少し早いですが、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

という事で、このナイフはリクエスト品であったため、優先先に送ってしまったので手元にはありませんが、12月に予定されていたウェブナイフショウにて紹介、もしくは展示販売品として製作したモデルを紹介します。
レギュラーモデルは3mm厚のG−10板ハンドルを使いますが、SPモデルは厚みのあるハンドル材を立体的に削って使います。




〈ブレード〉
⚫4.5厚、115mm長、SKD-11/ミクロデント処理
シルエット的にレギュラーモデルとの違いはありませんが
⚫背中のギザギザ
⚫面取りファルスエッヂ
から
⚫背中ギザギザなし
⚫先っちょだけファルスエッヂ
に変更。
シンプル&シャープなデザインを狙いました。






〈ハンドル〉
⚫123mm長、ダークグリーンマイカルタ
リクエストで
⚫ネジの頭をハンドルに埋めたい
との事でSPモデルで対応。
ハンドル材と削りは私の独断での製作になります。
今までのSPモデルは曲線的に仕上げたハンドルでしたが、今回は角を残した仕上げにしました。






〈シース〉
⚫カイデクッス/DOTsロック仕様
⚫縦装着設定
いつもの腹側装着クロスドロー設定ではなく、利き腕側に縦に装着するスタイル。
このタイプはコンシーラーとして有利な設定になります・・・とはいえ、変更可能なので初期設定がそうであるくらいの違いです。


〈あとがき〉
C.Q.D.はレギュラーモデルとして15年くらいから作っています。
3度のマイナーチェンジを施して現在のスタイルになりました。
今回は他モデルのハンドルデザインを取り込んでみたので、イメージも変わったように感じます。
まだまだ試せる事があるというのですね。









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今回はシースから

2023-12-24 21:26:24 | 製作



オーダーでの打ち合わせにより、しばらく寝かせておいたバックカントリーボウイ。
そろそろ作業を再開する事にしました。
ナイフは焼き入れまで終わっているところまで紹介していたので、カイデクッスシースの仕様を紹介しようと思います。



12インチブレードのボウイナイフに合わせられたシース。
私の作った中でも最大級のサイズで重さもあります。
大きさ(重さ)のあるナイフは、適切に装着するためにアダプターを介して装着します。



裏から見たところ。



脱着式で、左右両利き仕様に変更可能。
アダプターを外すと内側から角度も変更可能、きめ細かなセッティングが出来ます。

初期設定では、腰側に水平装着するスカウトキャリーになっています。
シース後方のベロクロは、装着時に安定させるためにベルトに巻きつけます。
スカウトキャリー以外にも応用範囲を広げるための工夫が施されています。
・・・本来なら、1本のナイフを関連づけて紹介するのが解りやすいとは思いますが、なかなか都合よくタイミングが合わないところがもどかしい・・・

というわけで、12月中に開催されると思われたウェブナイフショウも中止の模様。
ウェブショウ用に作っていたC.Q.D.バリエーションが完成間近なので、次回はコレの紹介となります・・・最後に失敗しなければ。











 



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作業進捗 3

2023-12-17 21:55:49 | 製作

少し間が空きました。
オーダーモデル製作の進捗報告です。
焼き入れ時にトラブルが発送してしまい修正に時間をとられてしまいました。
ほぼ修正は終わっていますが、もう少しといったところです。



前の報告では、グラインドは終わっていなかったのでイメージするくらいでしたが、今は工程的には終わりました。
焼き入れも終わっています。

ハンドルはすでに終わっていたので大した変化はありません。
・・・が、細かな段が所々あったので、チェックしながら耐水ペーパーで手こすりしてならしました。

トラブルもあったので、どうなるか心配もありましたが、なんとか形になりました。
ダメだった場合は最初からやり直すところだったので・・・

今日の作業は、他にもW.クリーバーの穴あけと・・・





ナイフ2本。
A.HIkER4.25とSTROLLER2号。
A.HIkERは細かい仕上げをしたくらいで、変化はほとんど分からないくらい。
STROLLER1号は現在レザーシース製作に出動中。
1号に声をかけて頂いていますが、そんなわけで完成は少しお待ち下さい。

というわけで、次の作業はこの2本・・・になるかは怪しいところ。
他にも作りかけがあるのです。










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W.クリーバーと

2023-12-10 21:31:15 | ツール/アクセサリー/???

制作中に何度か紹介したウォレットクリーバーが完成しました。
とりあえず1個。
コンセプトの説明や、具体的な使い方の検証は過去ネタと重複するのでアッサリにします。
さて、完成したのはウォレットクリーバースタンダードモデル。
手前のODバラコード巻きがソレになります。
⚫2m弱厚、VG-10
⚫刃長50mm、全長80mm
⚫ストーンウォッシュ仕上げ
⚫ベロクロカバー
⚫バラコード巻き
がスタンダードモデルになります。

ハンドル風指掛け。
スタンダードの方が幅広くしてありますが、これだけで操作性が変わります。

ブレード背中側のツノはバトニング(するかどうかは別にして)時に、叩く方の木に刺さってしまい使いにくかったのを改善。
角度を変えて叩けるようにしました。

サイフに入るクリーバーナイフなので、かなり小さなモデルですが、最小限のサイズで実用機能を持たせるように考えました。

追加制作中・・・

アクティブハイカー4.25も制作中。
2024モデルとして従来型と部分的に変更してみる事にしました。



主な変更はハンドル形状。
平面をラウンドさせた感じにします。

サイズ感はこんな感じ。

前述のW.クリーバーもそうなんですが、このアクティブハイカーも1月に開催される京都ナイフショウに展示予定。
間に合う事になっていますが・・・










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RAMBLER-STD

2023-12-03 21:46:18 | ブッシュクラフト



ブッシュクラフト系サブコンパクトモデルのランブラースタンダードが完成しましたので紹介します。
ストック品(ナイフショウ用含む)として製作しておいたモノですが、一声かかっているので優先先があります。




〈ブレード〉
⚫3.5mm厚、105mm長、SKD-11/ストーンウォッシュ仕上げ
サブコンパクトモデルというサイズとしては十分余裕のある4インチブレード。
たまに3.5インチ(90mm)ブレードも作っていますが、そうゆうクラスとして余裕のある方を採用しました。
長さもさることながら厚みも結構重要で、意外とサイズ感に影響があります。








〈ハンドル〉
⚫105mm長、ブラックリネンマイカルタ
ブレードは用途別ではフルサイズともとれる長さですが、ハンドル長は共通して短い長さ。
ブレード105mmとハンドル、105mmと合わせる事で携行性重視のEDCサイズとなっています。
それでも十分力が入るように配慮しました。










〈シース〉
⚫左右両利き、水平装着型レザーシース
屈伸運動しても体に緩衝しないように考えたレザーシースです。
そうする事でアウトドア行動時に邪魔にならない事になっています。
5.5インチ用からサブコンパクト用まで3サイズ同デザインで用意しつあります。


〈あとがき〉
サブコンパクトとして、少し長さに余裕を持たせた設計のスタンダードモデルです。
全長200mmくらい。
3.5mm厚の鋼材ですが、多少雑に扱っても大丈夫なように強度を持たせてあります。

















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