HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

BackCountry TRAIL-STD

2017-09-24 21:04:26 | バックカントリー

ずいぶん前から作り始めていましたが・・・今年の春頃からテストをしている“トレイル”のSTD版が完成しました。
テスト用のプロトタイプ 2より変わった部分があるので、比較しながら紹介しようと思います。



〈ブレード〉
●5.5mm厚、130mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●フラットグラインド
ブレードは基本的に変わっていません。
ブレード先端のエッヂ側、カーブしている部分は少しカーブを強くしました。
小作業に向く修正です。




〈ハンドル〉
●115mm長/ナチュラルリネンマイカルタ
ハンドルは結構変わっています。
プロトタイプ=105mm長/曲線的
スタンダード=115mm長/やや直線的。
ハンドルを握った時の安定性の向上が目的です。
プロトタイプの短いハンドルは邪魔になりにくいのでコレはコレで悪くないですが、一般的な握り具合は・・・な感じからです。
角も立ててスベリ止めと方向の確認をしやすくしました。
ハンドルエンドのギザギザは今回は無しに。
角を立てた事でスベリにくくなった感じなので、不要と判断しました。
より強力なスベリ止め効果、デザイン的な効果を狙う時に追加するオプションとしようかと思います。




〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
カイデックス、テックロックの定番仕様。
自分で使っているので自分が安心?なので、そのまま再現してもらってます。


〈あとがき〉
マウンテンマンをイメージした打撃用サバイバルナイフ。
プロトタイプをテスト中ですが、一般的な使い勝手(握りやすさ)を考慮し、変更したモノをスタンダード版としました。
ただ、プロトタイプの短いハンドルも捨てがたく(邪魔にならないとか)、オプションやショウSPとかで作ろうかとも思っています。





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テスト継続中

2017-09-17 21:15:08 | 日常
8月終わり頃に今年最後になるであろう〇ンコ沢に行って来ました。
今年は縄張りを延長しまして、魚の捕り方や、地理的状況への対応を新たに考えるようになりました。
という場所の写真は撮り忘れています。
来季に紹介という事で。
さて、今年は時間の余裕がなく、魚捕りと周囲の変化を見るくらいしか出来なかったわけですが、TRAIL-PROTOの打撃力テストも継続中であります。

TRAILというモデルは携行性重視でありながら打撃用として考えたモデルで、コンパクトサイズで打撃力がどれだけ出せるかがキモになります。
軽いブレードでの打撃力は、過剰なほど期待はできませんが、振り下ろすスピードを上げる事である程度カバー出来ます。

私のナイフの刃の付け方は鈍角な方かと思いますが
●コジっても欠けないタフなエッヂ
●打ち込んだ時に食い込み過ぎない→欠片を飛ばす
を狙っています。
枝の表面がめくれているのはイメー通り。
これは食い込み過ぎない事で回転(打撃数)を増して切断していきます。
軽いブレードは打撃力は少ないですが、疲労も少ないという事です。



な感じで数を切ってみました。
慣れたのか多く切断するのに手間はかからなくなりました。

使用後のダメージはこんな感じです。

今回の方が多く切断したにもかかわらず、手の皮はむけていません。
前回は条件が悪かったのだろうか?


装着して上着を着たところ。
割りと目立たないかと思います。

今回のエモノ達。
魚2匹います・・・今回はテストの合間に漁をしました。
という事で、今季の沢遊びは終了になります・・・たぶん。


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ケンゾーちゃんの・・・

2017-09-10 21:05:49 | ケンゾーちゃんのヤツ

来る10月7、8日に開催されるアウトドアズナイフショー2017にウラベケンゾーが出展します。
今回は“宿主”ケンゾーナイフの製作数が多いので、HELL HOUNDとしましては、戦略的撤退?をする事になりました。
そして、宿主の宣伝をさせて頂きたいと思います・・・もちろん喜んで。
W.T含むTOOLは出しますので
、よろしくお願いします。



〈ブレード〉
●4.3mm厚、107mm長、SKD-11/パーカーライジング
●フラットグラインド
オーソドックスなドロップポイントで実用重視の設計です。
グラインドは薄く、シャープに切れる印象。
HELL HOUND用フラットグラインドはコジるも考えているので、もっと厚く肉が残ります。




〈ハンドル〉
●120mm長/ブラックリネンマイカルタ
機械加工されたハンドルは一見???な感じを受けるかも知れませんが、グリス的ヌルリ系がハンドルに付いた時のスベリ止めに考えられたモノです。
素手で握ってみた時に、ツボを押されたような感覚は結構クセになります。




〈シース〉
●カイデックスシース/カイデックスストラップ
実用からカイデックスを選択。
汚れは水で洗い流せますからね。
手間いらずという事ではありますが、レザーシースが似合うか?と問われれば・・・


〈あとがき〉
一見ミリタリー調の雰囲気?がありますが、コンセプト的にはアウトドアユーティリティとして製作されています。
全体的なシルエットもオーソドックスなラインで構成。
握った時のバランスはハンドル寄りで、小作業向きかと。
実用面だけでなく、細かな作り(パイプは浮かしてカシメてあるし)で手間がかかった一品です。

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名も無きファイティングナイフ 2

2017-09-03 21:03:37 | タクティカル


昨年のL.E.M.S.Sカンファレンスに合わせて製作した“名も無きファイティングナイフ”・・・名前を付けてないだけなんですが・・・の2号です。
このタイプはL.E.M.S.Sスペシャルモデルという位置付けで製作しています。
今のところ・・・
反響次第でレギュラー化とか・・・
スタイル的には2本とも同一ですが
●レイデント/酸化でのカモフラ仕上げ
●3カラーG-10のランダム削りハンドル
●マルチカムのナイロンシース(スパルタンブレード)
が1号の仕様になります。
で、2号はというと


〈ブレード〉
●4.5mm厚、140mm長、SKD-11/酸化処理
●フルフラットグラインド
4.5mm厚のフラットグラインドは軽く、運動性能が高くなります。
スエッヂは太めの面取りくらい。
派手なスエッヂにした方がらしい感がでますが、薄さで入り込むコンセプト。




〈ハンドル〉
●125mm長/アースブラウンG-10
1号はカモフラにする為に、ランダムにカットを入れた仕上げにしました。
2号もランダムカットを考えましたが、今回は単色。
左右合わせた普通の削り方にしました。
スベリ止めのギザギザは前方のみ。
逆手に握った時はハンドルエンド(クラッシャー部)に親指を乗せるようにします。




〈ハンドル〉
●スパルタンブレード、ナイロンシース
スパルタンブレードのナイロンシースを流用。
ナイロンシースは雰囲気が好きです。
ナイフをシースに合わせたところもありますが、サイズ的な制限は無く、都合よく出来ました。


〈あとがき〉
前述の通り、シースに合わせてナイフをデザインしたところもありますが、ほぼ調整くらいで大幅に制限されていないので、私てきに、ニュートラルなデザインバランスに出来たかと思います。
手元のナイロンシースはコレで終了。(2本だけですが・・・)
ナイフ自体のスタイルは継続していこうかと思います。



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