ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

加須市の観光ビジョン策定

2012-02-21 09:37:13 | 地域活動・つながり
昨年の6月に、行政から市長名で新しい委員会の委員依頼通知が届いた。
加須市の新総合振興計画を上位計画に、観光ビジョンを策定したいという。
商工会や観光協会などの会員から人選したようだが、私はオニバス保護活
動やボランティアガイドに加えて過去の旅行業経験がその理由らしい。
30名程の委員に行政から5名が加わったが、比較的に若い人が多かった。
8月の第一回会議は、委嘱式と委員紹介と会議目的や進め方が話された。
会議は月1回ペースの開催され、班別のワークショップ形式で進められた。

観光行政の必要性や、地域に合った観光のあり方等を議論し、地域にある
観光素材の拾い上げと魅力づくりや活用の方法・商品化なども議論した。
加須市は関東平野の中央部にあり、全体が真っ平らな地形になっている。
これと云った観光資源がなく、従来型の観光地にはなり得ないところだ。
小粒な観光資源に自然や産業を連携させ、平地型観光の推進が望まれる。
平地観光は、老若男女の誰もが何時でも健康的な非日常の時をすごせる。
首都圏の利便性を活かした「安近短」の着地型で、季節 地域 交流が基だ。
2月の会議を最後に委員会は終了し、観光ビジョンの素案が出来上がった。

一方、市の北辺にある渡良瀬遊水地はラムサール条約登録が期待される。
そこは北関東4県が接する所で、関係自治体の足並みが揃いにくかった。
やっと周辺全市町の決議が整い、湿地環境の担保も河川法でクリアーした。
この後は、県や国の推薦手続きを経て8月頃の国際会議を待つことになる。
水鳥の生息にとって重要な湿地と認められれば、発進力が各段に上がる。
「遊水地に渡り鳥が多く来ているが、閑古鳥はいない」と、ひげ爺の独り言。
観光を広義に捉え、遊水地を含め平地の魅力を創造することが重要だろう。

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