ひげ爺の家の屋根上に、お風用呂用「太陽熱利用の温水パネル」が乗っている。
ところが先日から水漏れが始まったようで、お風呂のお湯が満タンにならない。
梯子をかけて屋根に上がりパネルを覗いたら、チョロチョロと水漏れしている。
早速 業者に見て貰ったが、修理は困難だから買い換えたほうが良いと言う。
しかもこの際、給湯器も「エコキュート」機器に変えた方が良いと薦められる。
行政の補助金が支給されるので、最近この「エコキュート」売れているらしい。
大気の圧縮熱と深夜電力の利用で、CO2の削減効果も大とのこと。
そんな話を聞いている日の新聞に、その普及が進んでいるとの記事。
設置の時点で値段は高いが、設置後の経費は少なく経済的だという。
我が家は少人数家族で、それほどお湯は使用しないのだが・・・。
省エネのためにも、補助金を申請し、許可を待って設置する事にした。
今まで太陽熱に灯油を併用していたが、今度は深夜電力に変わる。
どちらが安いかは判らないが、お湯を使う時の便利性が優れている。
今使用中の配管に新機を繋ぐだけ、屋内工事が不要なことも良い。
地球温暖化防止に少しでも貢献できれば、気持ちはキュートになる。
工事する数日間は 太陽湯が使えないから、灯油で沸かすことになってしまう。
しかし 時期的に暖かい季節で、お風呂以外にそれほどお湯を使う機会はない。
そして一週間後 申請の許可がおりたという。翌日には工事担当者が来宅した。
東京電力が200ボルトを導入、ソーラー業者が新機材を設置するとなった。
屋根上の古い機材を降ろして処分して貰い、めでたく工事は完結した。
『ところで、エコキュートは 本当にエコで安上がり?』と、ひげ爺の独り言。
本当のところは、私の財布の中味の方が「エコでキューット」しているようだ。