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ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

高齢な母が腰を骨折して

2011-11-15 09:06:14 | 食楽・年金ライフ 
96歳の母は、認知症が進み食欲は旺盛でも体力や知力は衰えている。
妄想も多くなり、介護認定を受けて週4回のデイサービスを受けていた。
三月中旬、玄関で崩れ転んで左腰を痛めたが、診断は「骨に異常なし」。
数日後、痛みが続くので再検査したら「ヒビ骨折」の状態だと云われた。
左足や腰に加重しないよう指示され、家でも車椅子の生活が始まった。
車椅子の動線と安全確保のため家の一階を模様替えしたが、母は怪我
を理解できないから動き出す。私は昼も夜も看視しながら日々だった。

4月9日、介護施設で動いて「完全に骨折」してしまった。痛みが激しくて
救急車で病院に搬送。医師は高齢を心配しながらも手術をすすめる。
13日に手術。その日が誕生日の私は、眠らず徹夜の病院泊りになった。
入院中、母の対応に困った病院は夜の看視役を度々私に依頼してきた。
手術後も病院でリハビリを予定していたが、2週間で退院してくれと云う。
医師や看護士の指示が通らないことが理由で、「病院で骨折した」では
困るのだろう。施設に相談し2週間の短期入所をお願いして退院した。
施設でも相変わらず動き、5月5日に今度は右の腰を骨折してしまった。
退院一週間で、同じ病院の同じ階の同じ部屋に戻って「また来ました」。
医師は手術を薦めるが、骨も筋力も弱まり自宅での生活は危険との話。

介護施設に入る事を条件に、痛みをとる目的の手術を5月9日に行った。
母は術後早速に這い出しを試みる始末で、抜糸したら即退院だという。
施設が3週間の入所を受け入れてくれたので、5月17日に退院した。
7月初、骨がもろく金具が固定されないために痛みを発していると言うの
で、ビスを抜き取る手術を行い、以降徐々に痛みが和らいでいるようだ。
「運悪く骨折したが、手術後は運良く施設に入れた」と、ひげ爺の独り言。
短期を繋ぎ繋ぎしながら継続入所し、9月から正式な長期入所になった。
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