96歳の母は、認知症が進み食欲は旺盛でも体力や知力は衰えている。
妄想も多くなり、介護認定を受けて週4回のデイサービスを受けていた。
三月中旬、玄関で崩れ転んで左腰を痛めたが、診断は「骨に異常なし」。
数日後、痛みが続くので再検査したら「ヒビ骨折」の状態だと云われた。
左足や腰に加重しないよう指示され、家でも車椅子の生活が始まった。
車椅子の動線と安全確保のため家の一階を模様替えしたが、母は怪我
を理解できないから動き出す。私は昼も夜も看視しながら日々だった。
4月9日、介護施設で動いて「完全に骨折」してしまった。痛みが激しくて
救急車で病院に搬送。医師は高齢を心配しながらも手術をすすめる。
13日に手術。その日が誕生日の私は、眠らず徹夜の病院泊りになった。
入院中、母の対応に困った病院は夜の看視役を度々私に依頼してきた。
手術後も病院でリハビリを予定していたが、2週間で退院してくれと云う。
医師や看護士の指示が通らないことが理由で、「病院で骨折した」では
困るのだろう。施設に相談し2週間の短期入所をお願いして退院した。
施設でも相変わらず動き、5月5日に今度は右の腰を骨折してしまった。
退院一週間で、同じ病院の同じ階の同じ部屋に戻って「また来ました」。
医師は手術を薦めるが、骨も筋力も弱まり自宅での生活は危険との話。
介護施設に入る事を条件に、痛みをとる目的の手術を5月9日に行った。
母は術後早速に這い出しを試みる始末で、抜糸したら即退院だという。
施設が3週間の入所を受け入れてくれたので、5月17日に退院した。
7月初、骨がもろく金具が固定されないために痛みを発していると言うの
で、ビスを抜き取る手術を行い、以降徐々に痛みが和らいでいるようだ。
「運悪く骨折したが、手術後は運良く施設に入れた」と、ひげ爺の独り言。
短期を繋ぎ繋ぎしながら継続入所し、9月から正式な長期入所になった。
妄想も多くなり、介護認定を受けて週4回のデイサービスを受けていた。
三月中旬、玄関で崩れ転んで左腰を痛めたが、診断は「骨に異常なし」。
数日後、痛みが続くので再検査したら「ヒビ骨折」の状態だと云われた。
左足や腰に加重しないよう指示され、家でも車椅子の生活が始まった。
車椅子の動線と安全確保のため家の一階を模様替えしたが、母は怪我
を理解できないから動き出す。私は昼も夜も看視しながら日々だった。
4月9日、介護施設で動いて「完全に骨折」してしまった。痛みが激しくて
救急車で病院に搬送。医師は高齢を心配しながらも手術をすすめる。
13日に手術。その日が誕生日の私は、眠らず徹夜の病院泊りになった。
入院中、母の対応に困った病院は夜の看視役を度々私に依頼してきた。
手術後も病院でリハビリを予定していたが、2週間で退院してくれと云う。
医師や看護士の指示が通らないことが理由で、「病院で骨折した」では
困るのだろう。施設に相談し2週間の短期入所をお願いして退院した。
施設でも相変わらず動き、5月5日に今度は右の腰を骨折してしまった。
退院一週間で、同じ病院の同じ階の同じ部屋に戻って「また来ました」。
医師は手術を薦めるが、骨も筋力も弱まり自宅での生活は危険との話。
介護施設に入る事を条件に、痛みをとる目的の手術を5月9日に行った。
母は術後早速に這い出しを試みる始末で、抜糸したら即退院だという。
施設が3週間の入所を受け入れてくれたので、5月17日に退院した。
7月初、骨がもろく金具が固定されないために痛みを発していると言うの
で、ビスを抜き取る手術を行い、以降徐々に痛みが和らいでいるようだ。
「運悪く骨折したが、手術後は運良く施設に入れた」と、ひげ爺の独り言。
短期を繋ぎ繋ぎしながら継続入所し、9月から正式な長期入所になった。