高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

☆☆星星☆☆

2006-11-22 00:16:23 | 日記
日帰りの札幌は雨模様でした。ところが・・・、
霙(みぞれ)になりそうな峠を駆け抜けて、夜10時過ぎに自然学校にたどり着き、車を降りると・・・、 満天の星空でした。 ビックリしました!!
6倍の双眼鏡でのぞくと、白銀の粉を振りまいたような無数の☆☆星々☆☆☆・・・ オリオン座の三つ星の近くにあるスバルがどれだか、わからない程です。

もう30年以上も前のこと・・・、高校山岳部の合宿で、会津の山中で見た夜空が、心象風景として焼きついているのすが、ここ黒松内には、当時の夜空が、美しいと感じる夜空が、今もあります。幸せなことです。

****
◆ここ数日で気になった言葉
 プワーワーカー(非正規職員 ・・雇用情勢が改善されていると言っても、過去1年で雇用された人の相当数は、実はパート、派遣社員、臨時雇用者らしい)、地域づくり教育の誕生(北大の鈴木先生の本)、いじめ、ヘルプメッセージ、組織決定のあり方、風土を歩く、「死んでゆく人を見たくない」(○○○さんの言葉)、予算がない、払い下げ、ノロウィルス、「未来の夢がない」私にに言った次の日に「僕も自然学校みたいな仕事がしたいな」とスタッフにひとり言のように言った子、大人のクリスマス会、日本人男性の1000万人以上がED・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとスッキリ

2006-11-20 18:49:01 | 日記
精算仕事が一段落し、すこしホットしています。その余勢を駆って、机の上の書類を一気にかたづけました。かなり美しくなったなあ。しかし、背中の棚には、まだ書類の山がある・・。またの機会なり。

TMHが帰って来ているようなので、今日は、もう家に戻って、ゆっくりと骨休みをしよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チームどんぐり

2006-11-20 00:46:36 | 日記
◆ 黒松内 森のようちえん
今回の子どもの自然体験活動・イエティくらぶ黒松内校は、年長さんが7人もいました。中学生までいる活動なので、どうしてもお互いの動きに制約が出てしまうので、急遽、展開を少しばかり変えました。 給食は、配膳台に一番近い場所に、一列に席を取って、上級生と向かい合うように固定席としました。 今日の活動も午前中は、年長さんを中心にゆっくりと過ごしたい小学生も3人加わって、「チームどんぐり」を結成しました。

 期せずして、たかぎぃ隊長となり(途中からHCHがいつの間にやら隊長を名乗ってましたが・・・)ちびっ子を久しぶりに相手しました。 もう、孫であってもおかしくないのですが、歌まで歌って、森歩きをして楽しみました。 やはり、幼児さん達は、好奇心旺盛で、何事も乗って来てくれるので、かまい甲斐があります。 私が張り切って、サービスし過ぎて、帰って来てから、私が昼寝せざるをえませんでした・・・。

 「チームどんぐり」を定番化するかな。

◆釜使った!!
 MKGと作った つば付釜とその蓋を使って、SNJやBNBが薪で米を炊きました。 おー!! 何十年ぶりかの 釜の飯。上等の旨さでありました!!

◆補助金精算のメドがたったぁ。
 ちと、こんがらがってしまった補助金精算が見えてきた。精算を溜めてはいけません。 明日中には完成せねば!! これを終えないことには、次の仕事ができない。机の周りは、再び書類の山です。

***
子ども達が帰る 帰りの会で、子ども達の自殺といじめのことを話題にして、私のメッセージを送りました。 みんな 真剣に聞いているのが、肌身で感じられました。 子ども達の中に 漠然とした不安があるように思えます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コミュニティ

2006-11-18 21:23:36 | 日記
 昨夜は、2時半頃まで仕事をしていたので、さすが今日は今ひとつ。深夜まで仕事するとなかなか翌日は立ち直れない。仕事は完了しているわけでないので、結局、効率が悪いことになる・・・。

◆午前中は、廃品回収
 イエティくらぶの面々が活動をしていますが、TBOやMMUがディレクターとして力を付けてきたので、お任せして地域活動へ。トラック二台で、中の川地区の家庭を回り、新聞・雑誌、ペットボトル、空き缶・空き瓶を集めました。4tトラック3台分くらいは集まりました。 この回収活動も、学校が閉校になるので、この地区では最後になるのだろうか・・・。 少ない人数のPTA皆で実施する活動は、小学生から保護者や先生と集まり、コミュニティがわかりやすくていいものです。

◆イエティくらぶ 黒松内校
 人と人との関わり合いが、とても希薄になっていると指摘されて久しいものがあります。だからこそ、イエティくらぶの 大きなテーマは、「人と人との関係性づくり」です。月例の自然体験活動の参加者は、年長さんから中学生、大学生、社会人、学校の先生と、5歳から50代までの子どもとスタッフ合計40数人。年長さんが7人もいます。 

体験活動は、同年齢で実施するのが一般的ですが、私達は異年齢活動にこだわってきました。それは、子どもだけではありません。子どもから大人まで含めて考えています。指導者と子どもという関係性ではなくて、むしろ「家族」的関係性を求めています。

 この活動のコンセプトは、「大家族」です。

 子ども達は、幼い頃から大人も含むたくさんの人からなるコミュニティの中で、人が人にかかわる加減を体験的に学んでゆきます。 でも、子ども達と挨拶程度の言葉を交わすのではなく、一緒に話し、遊び、ともに過ごす時間を持てる大人は、今の子どもの周りにどのくらいいるでしょうか。 たぶん、親と学校の先生と塾の先生くらい、3,4人の大人しかいないのではないでしょうか。

 今晩は、26人の年長から中学3年生に16人の大人が一緒にいます。ソファに座って話したり、一緒に食事をし、焚き火をし、炭作りをし、体育館でドッチボールやバスケットをし、図書館で過ごしたりしています。 この寒いのに、中学生はTBOと野宿するそうです・・。

 子どもの成長にかかわる大人は、何かを教える数人の大人だけで その役割を果たせるものではないと思います。一緒に「時」を過ごす大人が一人より二人、二人より五人、五人より十人いることがいることが、子どもの成長の糧を多くし、心豊かに、心が強くもなると思います。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンクしそうだあ

2006-11-18 02:10:23 | 日記
久しぶりに朝から頭使いすぎて・・パンクしそうだあ。 頭の中は、こんな感じです。
                

 溜まっていた補助金申請のための清算をしています。いろいろややこしくなってしまってたいへんで、頭を悩ましています。 そこへ、大学院のテキストづくりのコンテンツ(目次立て)の相談事があり、これも前に進めないといけません。勉強しないと書ききれないなあ。けっこう、この冬、頭をさらに悩ませる仕事になりそうです。 さらには、出張の手配もしなければならないし、とある検討会の仕込みもしなければ・・・、月末締め切りの分量のあるボランティア仕事の原稿もたまちゃった・・・。


一方では、イエティくらぶ(子どもの自然体験活動の例会)26人の子ども達とスタッフ10名が自然学校にやってきています。明日あさってのお天気はちょっと心配ですが、こちらも楽しみです。畑の土壌に住む虫たちを探すそうです。 が・・、私は午前中は、中ノ川小中学校の廃品回収です。 子ども達に囲まれながら、懸命に過ごす週末となりそうです。

 にも関わらず、年末の旅行の手配もしたり、フォークソングを歌う大人のクリスマス会をやろうと・・・合間に気分転換に画策したりして過ごした一日でした。
もう・・、限界なり。

***
というわけで、抱えて惑わされていた案件は、吹っ切りました。 現時点で手に負えないし、近未来的にもリスキーであると判断しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嘆きを思いに・・・

2006-11-16 23:48:16 | 日記
湿った冷たい雪が降りました。この時期が一年中で一番寒く感じますね。体が寒さにまだ馴染んでいないんでしょうね・・・。

デスクワークを始めると・・・またまたあっという間に時間が過ぎ去る日々となる。午前中は、事務所のお片づけ。ともかくも溜まった郵便物の山を低くしました。メールの返信をしているうちに、午後3時。

 久しぶりに町の教育委員会へお邪魔し、教育長、次長と 今、来年度、そして4,5年先について意見交換・・・というよりも、私の悩み(嘆く・・)を聴いて頂きました。 悩んでいるだけでは、変化もないので、次の一歩へ向けて、この冬はいろいろ熟慮し、何らかのペーパーを持って、頭の中味を表わしたい。

思いを形に・・という言葉がありますが、嘆きを思いに・・・がまず先にある。

****
いつの間にやら教育基本法が衆議院を通過してしまった!!
現状の基本法のどこを変えるのか、なぜ変えるのか、わかりにくい。今のままでも全く問題ないように私は思うのですが・・・、 要するに、国家が教育に関わりやすくする基本法なのでしょう。 国家大計を説いての教育論議が国会から聞こえてこないので、心配になりますね。  



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんとかするか、なるか

2006-11-15 22:25:12 | 日記
12万Kmに到達する愛車・ステップワゴンのCDデッキがついに壊れてしまいました。買い替えるとけっこうするなあ。しかし、移動の多い私としては、音楽が聞けないのは、気分転換ができないので、つらいもんがある。 なんとかするか。

しかし、このところ思案していることは、なんとかなるものなのだろうか・・? 

***
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うーんと唸りたい晩

2006-11-15 01:30:22 | 日記
自分の今の気持ち、感情を感じることができる?なんて、質問を発する場面が多々ある私ですが、今晩の自分の気持ちは、なんというか・・とらえどころがないなあ・。うーんと唸るしかないなあ・・・。

悲しいのか、切ないのか、苦しいのか、心地よいのか、安心しているのか、不安なのか、(少なくとも楽しくはない)がよくわからない・・。認知できないでいます。これも自然な人間の感情なのだろうな・・・。

****
Uさんを送りながら札幌へ。O幼稚園へ一緒にたずねて、幼児教育談義をしばし。
市長公館の会議室が市民に公開されているので、借りてねおす常任理事会。夕方からは、円山動物園の職員・飼育係りの方々とうちのスタッフ4人を交えた合計18名で、プログラミングをテーマにした2時間半の参加型会議(ワークショップ)を進行。 飼育員しかしらないような情報もあって、私も興味深々。

えぞCONEの打ち上げ。 突然意見で波紋を広げながら・・・夜は更けてゆく。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自殺が多い

2006-11-14 00:27:46 | 日記
雪が降りました。ちらついた日もありましたが、今日が黒松内の「初雪」でしょう。黒ねおす号(私の愛車ですが、看板しょってます)も昨日タイヤ交換をしておいてよかった、よかった。

◆エクスカーション
なんとも難しい横文字ですが、テーマにそった巡検視察旅行というのでしょうか。「森のようちえんフォーラム」に参加した栃木、岐阜、岩手、長野、登別からの6人が、自然学校を訪問してくださいました。 すっかりと冬枯れになった雪のぶな森を歩き、研修所で、キッチンまりこのお昼ごはんを食べました。 

森は、湿った雪でびしょびしょでした。週末のイエティくらぶで、子ども達と落ち葉遊びをしたかったのですが、この雪で濡れ落ち葉となり・・、無理だな。

◆内田さん逗留
長野の私立学校いいづな学園の理事長の内田さんがお泊り。無認可幼稚園を長年経営し、特区申請で私立幼稚園と私立小学校を立ち上げた方です。自然活動をベースとした特徴ある教育活動を展開しています。黒松内の学校の先生も交えて教育談義の夜でした。 教育機関の多様化・・・、私学助成を国や行政は推進して欲しいものだ。 

◆子どもの自殺
子ども達の自殺が続いています。校長まで自殺したとか・・・・。
親にも子どもにも先生にも教育委員会にも地域住民にも、「子どもは、決められた学校に、必ず行かなければならない」という呪縛があるのではないだろうか? 子どもは学校で学ぶ権利を持っています。そして、親は、その学ぶ権利を剥奪してはいけません。子どもに学びの環境を保障する義務があります。 でも、その学びの環境を子どものために選択できる権利は、こと公立学校では、ごくごく限られています。私学やフリースクールに通うには学資がかかります。子どもが学校を変わることは、制度的に開かれているものの、いじめられて苦しんでいる子ども達に対して、上手に運用できていない。 ここに悲劇が生まれる・・・・。


子どもの自殺率は、日本は世界でだんとつに高いらしい。
子どもが自らの命を絶つ原因は、社会のさまざまな問題が複雑に絡み合っている。
しかし、直接原因は、「いじめ」あるいは百歩譲っても、「いじめが、大きな原因のひとつである」と言えない、認めない、認めようとしない学校に 誰が信頼をおけるか!!

子どもが、いじめられて苦しみ悩んでいても、「学校に行かなくても(来なくても)いいんだよ」
と言う事は、たぶん・・・、学校・教師にとって、タブーなのです。教育者失格の烙印が押される、教育の放棄と見なされることなのです。「言ってはいけない」、学校教育者の呪縛なのです。これも悲劇が起こる理由のひとつでしょう。 しかし、「身の危険を感じる、自尊心を傷つけられる現状の学校に行かない」という選択は、子どもが自分の身を護るためのに必要なことです。 

 だから、親は、大人は、昨今の自殺ニュースを子どもと一緒に見たら、「苦しいときは、学校へ行かなくてもいいんだよ。」というメッセージを、言葉で、明確に子どもに伝えておくべきです。これは、我子が一見、何事もなさそうに見えても、伝えておいてあげたいメッセージです。

もちろん、勉強が嫌だからというのは、だめです。

*****
 私のこのブログを読んでいる子ども達も多いと思いますが、苦しいめにあっている子が、いたら・・、 話をしてね・・、私へのメールでもいいよ。(harusan@neos.gr.jp) 携帯電話だっていいよ。(090-3392-1683)
いつだって、相談にのるからね・・・。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森のようちえんフォーラム

2006-11-12 23:03:36 | 日記
 幼児期からさまざなな体験活動をさせることは、脳の前頭連合野(いわゆる前頭葉)の発達を促進させることが、最近の脳科学の研究により、解明されてきています。さまざまな情報を組み合わせて、物事を理解したり、判断したり、感情をコントロールするなど他の動物に比べ「人間らしい」行動をする指令を体に出す中枢が、前頭連合野です。

 中でも、自然の中での活動は、子ども達の様々な好奇心を呼び覚ますことができます。いろいろな色があり、形があり、音があり、風景があり、生き物がいる、そして、仲間もいる・・・そんな自然での活動は、音楽、絵画、読み聞かせ、工作、体を動かすこと・・とさまざまなジャンルを組み合わせた体験活動が可能です。
 がまんができない、すぐ切れてしまう子・・・幼い頃の「体験」の積み重ねができていない、前頭葉が活性していないとも言えます。 

「森のようちえん」は、園舎があり毎日通ってくる園児さんがいる幼稚園ではなくて、幼児に自然体験活動を推進しようという、運動です。 全国各地で、「森のようちえん」活動が展開され初めています。

***
今回の登別フォレスト鉱山での全国フォーラムは、日帰り参加者も含めて、定員を上回り、キャンセル待ちも出る、全国各地から参加者を迎えての100名を越える盛況でした。  自然の中での幼児の活動の意義を広めてゆきたいものです。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする