高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

変だ・・・

2008-01-21 23:33:06 | 日記
国会の答弁で・・・福田首相がガソリン税の暫定税率を継続してゆく理由として、突然に環境問題との関連を言い出した。

 税率を下げるとガソリンを使う人が増えて二酸化炭素の発生が多くなり、国際理解が得られない・・・

 言っていることは正論のように聞こえて、それでいて問題をごっちゃにしている。 なんというか、一国の首相としてあまりにも稚拙な説明でビックリしてしまった・・・。

 必要な道路建設や改修もあるだろう。その建設費を担保する税は必要だとは思う。しかし、その恩恵がどこへ配分されているのか、建設コストは妥当なのか、分かりやすく情報開示されていない・・・。

 私達も年間2万Kmも走る燃料費を含めた契約の仕事があります。すでに契約したガソリン代の3割増しですから・・。しかし、だからと言って、走行距離を削ることができない役目です。ガソリンの高騰が、地域経済を直撃していることは霞ヶ関ではわからないのだろうなあ・・・。

環境と経済の問題のバランス・・・ さすがの私も 経済・社会のバランスを考えざるを得ない・・今。
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5 コメント

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Unknown (遠藤)
2008-01-23 21:30:02
ガソリンの税金を下げれば安くなる。
しかし、
その分、北海道への還付金が減り、
その額は
て2ケタ~3ケタ億円。
高い確率で北海道は債券団体へ。

北海道民はどっちを選択するだろう?

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Unknown (遠藤)
2008-01-23 21:34:57
再建団体でした!

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すごい構造 (takagy)
2008-01-24 00:49:33
ガソリン税が地方の道路公共事業に落ちる仕組みを作ったのは、田中角栄なんだろうか・・。 未来永劫発展し続ける世の中を描いて作られた、税金の地方還流の仕組みだと思います。 簡単には崩せないようなすごい仕組みを 列島改造論の実行施策として構造的に作りあげたんだろうなあ・・・。

しかし、道路公共事業は地方の雇用に大きく寄与しているけれど・・・、道路作ったから その後の何十年の経済・流通に寄与する・・・福祉、医療や地域づくりに寄与するのか・・本格的に検証し直す時期だと思います。

税制と税の配分方法がこれからの社会づくりに合わなくなっている・・・。 ハードづくりいったん、小休止し、財政の全ての膿を出すべきだと私は思います。 

それに伴う国民の痛み、社会保障・生活のデメリットを埋めるために、税を 福祉、教育に集中的に使い、国の底力、ベーシックな力を養うべきだと 私は、思います。
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暫定税率 (たにし)
2008-01-24 15:59:07
たいへんごぶさたしております(21日にメールを別途送信させていただきました).

>税を 福祉、教育に集中的に使い、国の底力、ベーシックな力を養うべきだと 私は、思います。

 賛成です.私も暫定税率分は(高木さんと同じく)福祉,教育,エネルギー(食含む)といった<地域力>のために使うのがよいと考えていました.地域によってはそれは道路かもしれませんが. (おまけ)道路の維持管理費のための特定財源はあってよいと思っています
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賛成です (遠藤)
2008-01-24 16:59:22
国策は、常に、高齢化、少子化といっています。
・・・ってことは、
道路を沢山つくったって、車を運転できる
人口が減るということです。
いったん作った道路は、意地になって補修するので、
ずーーーっと、道路に金を使わなきゃならん。
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