草刈、草取りのシーズンとなりました。草刈・草取りをしているどころでない、私の仕事は・・夏の最繁忙期に突入しているのですが、時間を作っては草刈・草取りをしていないと、自然学校は草に埋まってしまいます。
猛烈に茂りつつあるイタドリ、飛んできた牧草類、天敵のギシギシ、ヨモギやアカザはほっとくと、草か?というくらいに立派な茎と根っこを張ります。動力を使って草刈するのは、けっこう体力がいります。座って草を抜くのも2時間やると腰にきます。
彼等は最盛期を生きているのですが、それを絶つわけです。食糧であれば、そこで生きているエネルギーを吸収できるのですが、相手が植物であっても、ただ相手の命を絶つのは、こちらのエネルギーが相当消耗するのです。
そんな中に、ヘラオオバコという植物が、敷地内にけっこう幅をきかせています。
この人達は、実に不思議な生態をしています。 花が蕾の群の下の方から順番に咲くのです。 開花をずらすんですね。つまり多少の天気の変化に関係なく、長期間にわたって子孫を残そうと務めた結果として、こうなったんだと思うのです。
今、校庭に咲き誇っている・・茎の長いタンポポのような、ブタナさん達も子孫を残すために なかなか素敵な進化と遂げています。 多様な植物のそれぞれの生き方は・・なかなか素晴らしいもんがあります。
人の手を入れて管理をし続けなければ…
子供達が遊べなくなってしまうと思います。
「豪雪で埋まってしまった自然学校」の写真をブログで見ました。
自然の脅威と、生活の維持。
それは…それ。でも
これは…これ。のような気もします。
食べたいなー。
子供達がとっても羨ましいです。
木に登って、登る事が出来ない小さい子供が…
その子の為に、もっと登って「くわのみ」ポケットに入れて、ズボンが紫色になって、その子に「美味しい」って言われて。
母親に紫ズボン…洗濯しても落ちなくて。
でも木から落ちて。
ハチに射されて。
「くわのみ」の後は「こくわの実」と「山ぶとう」がありました。素晴らしいところですね。
「こくわの実」沢山食べると、お尻がかゆくなるんですよね。何故なんでしょうかね。
が・・・ この人たちは、それでも負けないで、短い茎を伸ばし続けて、なんとかタネを作ろうとします。 すごい生命力であります。