◆シンカの時間
複数日、とくに1週間から3週間という長い期間の宿泊体験活動をプログラムをする時、実は・・・「自由な時間」を意識的に取り入れています。長期活動では「休養日」という呼び方をしています。 このアイドリングタイムのような「とどまる」時間はとても大切な時間なのです。 カヌーをしたり、キャンプをしたり、学習的活動、身体を使った展開活動・・・。その合間にも一見「遊び時間、自由時間」があるのですが、子どもは「自由」だとは感じてはいないようです。
だから、あえて「自由時間」というプログラムを意識するようになりました。
「自由な時間」であっても参加自由な活動はあります。それは犬の散歩であったり、川へ魚を釣りにゆくことであったり、小さな商店に買い物にゆくような、何気ない日常的なことなのですが、この「時」こそ、スタッフと子どもの距離感が縮まりお互いに信頼関係がグィッと深まるのです。次の活動へのステップアップ、子ども同士、スタッフ同士、スタッフと子ども同士の関係性を深めるにはとても大切な「時」なのです。
これをどう表現しようかと思案している中で、「静的活動」「シンカ 深化・新化・進化の時間」という言葉が 生まれてきました。 OSKが、「黒松内だより」のブログで書いています。
http://blog.goo.ne.jp/haruneos3/e/0cb87464f3cfe318dc3f2b685297d1c5
◆蘭越三和小の発表会
3泊4日の体験学習の最終日。いつもの教室ではなくて、自然学校の教室でふりかえりの壁新聞づくりと発表会が行われました。キャンプのこと、川の活動のこと、登山のこと みなさん上手に発表していました。 ちょっと嫌な事があったり、頑張りすぎて、終わったら自然体験活動が嫌いになってしまう子にさせてしまいたくありません。 学校と連携して 「宿泊体験学習」が良い思い出にもなり、学習的にも意味を持たせるように、お手伝いをしてゆきたいものです。
◆イエティくらぶ
夜になり、こんどは主催事業のイエティくらぶの面々がやって来ました。2泊2日の活動で、もちろん義務教育の学校ではありませんので、オープニングのオリエンテーションからテンションの高いこと・・・高いこと・・・。 三和小とのプログラム展開と様子に比べらたら、「学級崩壊状態」のように映るかもしれません・・でも、まとまっているという「ワラワラ」とした不思議な時空が始まりました。
珍しくイエティくらぶの掟がTBOより披露され、皆で唱和しました。
一、子どもは 遊ばねばならぬ。
一、他のためになることもせねばならぬ。
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