
森を歩いていると、ヘビの死骸を見つけました。 ビローンと長く伸びていて、なんと頭がありません。
スタッフのたしゆが、子ども達の関心をちょっとだけ引き付けると・・、年中、年長の4人の子ども達のヘビとの関わり展開が始まりました。
大きさを比べてみる ・・・ ヘビの横に横たわりました。 触ってみようと・・恐る恐る指でつつき、なでてみました。「首は誰かが食べちゃったんじゃない?」と私・・。見ていた大人から質問・・「こんな細いのにどうやって大きいものを飲み込んでしまうのだろう?」
ブナセンターのSが同行していたので、ひとしきり、ちょっと子どもには難しい話がありましたが、子どもたちはじっと聞いていました。 靭帯でつながったあごの骨を外して口を大きくあける、卵を飲み込むと何百本もある骨の第何十何番目の骨で砕いて、殻だけ吐き出す、食われた?切れ目は内臓のあたりで首はもっと先にあった、「これが心臓です」
「何か・・この大人たちはすごいことをはなしているぞ・・」と感じているようです。
私が縦にぶら下げてみると、背比べをしました。そのまま落としたら裏返しになりました。背中と全然色が違います。よーく見ると お尻がありました。人間のお尻と全然違います。
その後に・・、年中の女の子二人が持っていきたいという素振りを見せました。「自分たちで決めて」とたしゆ。悩む子ども達・・・。 やっぱり持ってゆくことになりました。手でぶらさげてゆくことはさすがにできず、さらに悩む・・・
「その網に入れたら」とスタッフがアドバイスすると・・、ふたりの年中さんの女の子がトライを始めました。でも、魚とりの網を地面で使うのですから、なかなか入りません。「がんばれ」と声援だけの男の子・・・。「これ使ったら・・」とフキで作った器を差しだすうえだんな・・・。 いろいろと試行錯誤しますが、入りません・・・
すると、年長の女の子が突然、笹竹の茎でヘビをひっかけて・・網に入れたのです。
「やったあ!!!!」 四人の協働作業でした。
満足そうにぶら下げて、池まで歩く子ども達の後姿が、誇らしげで満足いっぱいだった。
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