薪を積もうとしたら、リヤカーがパンクしていた・・・・!!!
自転車修理が得意なスタッフのチコに修理をお願いしたところ、自転車の修理道具ではリムからチューブを取り出せないとのことなので、彼女が錆びた金具に奮戦しタイヤを外しました。そして、地元の自転車屋へお願いしようかと思ったが、待てよと留まり、H自動車修理工場へ持っていった。
「いいですよ。 リヤカーのタイヤは自転車と違いますからね」と即受けて頂けた。 古くからある自動車修理屋さんですから、昔はリヤカーだけでなく馬車なども手がけていたのかな。 そして・・、
「自然学校にリヤカーがあったんですね。町内で使っているのはうちだけだと思ってましたあ」とのこと。 つまり、現役のリヤカーは町内に2台だけなのかもしれない。 リヤカー自体を見たことがない、ましてやその名前さえも知らない若い人、子どもたちは多くなっているんだろうなあ。
小生が小学生の頃は、学校に少なくとも1台はあった。 鶏やうさぎの餌をもらいに学校近くの市場にリヤカーを引いてもらいに行く仕事は、子供たちだけで行っていた。これは誰もがやりたい「係り」だった。 後ろに乗るのはもちろん、荷台に体重をかけて引手を空中高くあげながら走るのはスリリングだった。思い返せば、ずいぶん危険なことをしていたもんだ。 手引き棒部分で顎を打ったり、引きづられて擦傷したやつらは確かにいた。
案の定・・・・、その必要性が薄れたということもあるが、たぶん当時、各地でリヤカー事故は増え、いつの頃からかリヤカーは「危険物」となり、学校からリヤカーは消えた。
そろそろ郷土資料館の展示物になる時代だな。
自動車工場から帰ってくると・・、さっそく電話があり、
「タイヤは交換しなければならない、仕切り板がないリヤカーのフレームの処分依頼がきたんだけど、自然学校でいりますか?」
タイヤ新調で3万数千円とのこと・・・。
以前、新車を手配したときは10万円以上した。 うーん、どうしようかなあとスタッフにも相談して・・・。
「買います!! 即決」