高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

豆腐づくりと農業の四次化

2013-02-24 23:00:04 | プログラム
 
 本日は東京、札幌、苫小牧からのゲストの女性達と山村留学生、1ヶ月のインターンシップ生等と、地域の農家、畠山さんの指導の元で、お豆腐づくりをしました。 

 黒松内で採れた大豆を使った手作り豆腐は、しっかりしていて、格別です。 一丁がスーパーに並んでいる豆腐の2倍位のボリュームがあります。老若男女、田舎の人と都会の人が一緒に、豆腐を作り、だご汁を作り、揚げ出し豆腐を作って食べる。一緒に過ごす時間をゆったりと取りました。


地産地消という言葉は、その地域的範囲を広げて解釈され、結局グローバル経済のスローガンになってしまった感がありますが、もっとローカルなスローな意味合いがあってもいいのではないかなと思います。

 先日、先輩のSTさんが、「産業の農業ではなく、暮らしの農業」というキーワードを提示されていましたが、商業作物はそれは大事で現代の人間生活には必要不可欠ですが、一方では、農家だけでなく、つまり生業(なりわい)としてではなく、暮らしに身近な「農」という考え方もあっていいと思います。   

 農業の商品化として六次産業化という考え方があり、取り組みも盛んに行われていますが、爆発的に売れる「加工商品」ってそうたくさんできるものではないと思います。 六次化とは、一次産業 + 二次産業 + 三次産業 = 六次産業というそうです。(かけ算して6次という言い方もある・・・)

 一方・・・、農が持つ、多面的な特徴、例えば、精神保健性、環境教育性、景観性、福祉性、若者や子どもの体験育成性などを付加価値として、交流を生むというのもいいのではないかな。

 その場合は、足し算で、一次 + 三次 = 農業の四次化 とでも呼びましょうか・・・。 

そんな観点で、私達(黒松内ぶなの森自然学校)は、小さなサイズのローカリズムな取り組みをしてゆこうと思います。
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岩海苔

2013-02-24 19:43:02 | 黒松内・寿都

北海道寿都の岩のり、どんじゃのり。この海苔弁当がなまら旨い!

なかなか貴重なものです。お願いして取っておいてもらいました。
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水道組合総会

2013-02-24 13:22:51 | 自然学校の日常
我地域は上水道を地域住民で自己管理しています。自然学校でも濾過槽の砂の交換などの労力仕事をしております。今日は総会。

集落規模が小さくなり、メーター数は58ですが、休水栓3戸、廃止2です。 地域内にはまだ、若い人達もいますが、勤め人であったり、高齢化をしており、大雨の後の濾過泥掃除などの労務には.、だんだんと人手が、足りなくなりつつあります。

ちなみに、基本料金は月10立米まで700円。超過1立米毎25円なり。

総会あとの懇親会で、お年寄り達と昔の食べ物の話になりました。ビートを煮てドロドロにしたもので作る煎餅など・・。なかなか興味深い素材が出てきました。 今年は、月に一回程度、お年寄り達と「食」を介在した交流・産直会を続けたいと考えています。
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