高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

マダニ

2013-02-23 16:20:29 | めずらしい

マダニが媒介する病気で死者が出たとの報道がされて、私の周りでもにわかにマダニ話題が多くなっています。
「札幌の昆虫」という図鑑で調べると、ダニは出ていません。 なぜなら、彼らは昆虫ではないからです。
マダニに人間がつけた正式名称は、「節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目マダニ亜目マダニ科に属するダニの総称」だそうで、なんと長いお名前なんでしょうか。 そう、クモは昆虫ではないのですね。だから、昆虫図鑑には出ていない。

感染症としては一般にはライム病という皮膚が腫れる症状がありますが、病院で手当てができます。今回の死亡例は、新種の感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」というもので、国内で4例目だそうです。  だからと言って、どうするか・・・。

でも、考えてください。
山で仕事をしたり、遊びにでかける、山菜取りに行く人の年間人数は、それはそれは相当の延べ人数でしょう。それから考える発症確率は、何十万か何百万回分の一となるでしょうね。 交通事故に遭う、事件に巻き込まれて亡くなる確率よりも低いでしょう。

つまり、マダニを恐れていたら、無菌状態の家から野山へはでれなくなってしまいます。 まずは、むやみに怖がらないことです。

食われやすい場所は、柔らかい皮膚、耳、首筋、上腕部の内側、あたりが多いですね。ちょっと薄着の時期なら身体の中にも入ります。かく言う私は、過去何度か、首筋、上腕部かな。 風呂から上がって体を拭いていて「あれ、ほくろでもできたのかな」と触って気づくという具合です。

山のガイドをしていた頃は、このルートには確実にいるという場所がありました。そこを通過する時には、天気のいい日でも、雨具を上下装着、首回りもしっかりフードで覆って、汗だくで歩きました。予防策は、身体に侵入させない、身体の柔いところを露出しないに限ります。虫よけスプレーは効くのかどうか、わかりません・・・。

バラエティ・ニュースなどでは、ダニがついたら医者へ行きなさい・・と、まあ、責任をとらなくてもいいような発言をしています。
私(達)はどうしているかというと・・、 「ねじるようにして取ろうとします」 マダニの口はギザギザリング状になった小さな釘状なので、回した方が取れやすいと言われています。 実際、そのようです。
煙草のヤニをつけたり、線香を近づけると離れるという説もありますが、私は試したことがありません。

無理やり抜こうとすると、皮膚の中に突っ込んだ首だけ残って体がちぎれることがありますので、1,2日ほっておいて、血を吸ってもらってお腹がいっぱいになっ頃に試した方が取れやすいです。 ちぎれたままにしておくと化膿することがあります。 その場合は、お医者さんへ行って、ちょっとメスでほじくり返してもらうことになります。

ともかくも、怖がらないことです。

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芽ぶき

2013-02-23 15:14:51 | 日記

昨年夏に、釜石の中山間にある直販場で、ひっそりと売られていた小さな植木に新芽が芽吹きました。

落葉してから室内に置いていたのですが、日差しが長くなってきたことを感じるのでしょうか。淡い緑いろの幼葉が開き始めています。

樹種は、ニレケヤキと札に書かれています。ハルニレの学名は Ulmus davidiana var Japonica ケヤキは Zalkova serrata Makino。 どちらもニレ科。私の持っている図鑑にはありません。 インターネットで調べると アキニレというのがあり、学名は Ulmus parvifolia 別名:ニレケヤキ とありました。

これだな。 植木はいつも枯らしてしまうので、冬を越えるとうれしいもんです。 大事に育てたい私の仲間です。
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まむ&たーぼ

2013-02-23 08:11:41 | 来訪者

 連日、黒松内ぶなの森自然学校には来訪者が続いています。
 21-22は、かつて 自然学校のチーフディレクターをしていた、そして、結婚した まむ&たーぼ が、息子のOTA君と来訪。
写真と撮らなかったなあ・・・。

 三人とも元気でしたよ。 彼らは、黒松内町の隣町、豊浦に入り農業研修をしています。 子どもキャンプではお邪魔をしたりしています。「農」を中心に暮らしを始めている ねおす出身者です。

 ひさしぶりに、大いに飲んだ、飲んだ。
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通信誌

2013-02-23 07:48:58 | 日記

 北海道浦河町。。馬で有名・・の燃料屋さんが毎月発行している通信誌「マルセイニュース」。マルセイは屋号です。

 これ、なかなかよくできています。A4カラー8ページもあります。お店の広告もありますが、それは合計でも2ページ弱。ほとんどが地域情報です。 読者投稿、お店紹介、町内の地域づくり活動取材、コラム、地域の写真・・・。内容も充実しています。

 2013年2月号は99号。発行部数2000部、町内の全世帯に配布をめさしているそうです。さらには町外にいる人達にも郵送しているとのこと。 現在100号記念誌づくりに精魂込めているそうです。

北海道自然体験活動NEOSを始めた当初、私もB5版で、8から10ページたてのNEOS通信を、まだパソコンがない頃から、毎月、ワープロでつくっていました。ですから、毎月発行するたいへんさは、知っています。 私は、100号まで担当し、100号から後継に編集を譲りました。 その100号目が偶然にも2001年1月号だったのですね! そんなタイミングもありました。 そして、札幌から黒松内へ移住した時でした。

黒松内でもスタッフトレーニングとして、毎月「Fagas」という通信誌を発行していました。ここ、6、7年は、ねおすは季刊誌となり、黒松内では、たまに「瓦版」程度の地区内に回す活動報告を出しているだけです。背景にはインターネット社会になったこともありますが、編集発行人の強いモチベーションが失せていたことが、まず原因。

黒松内でも発行しようとスタッフに話していますが、まだまだモチベーションが高まっているとは思えません。

しかし、このマルセイニュースを見て、がぜんモチベーションが高まりました。

黒松内スタッフと相談しなおそうと思います。



 
コメント (4)
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