高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

書き留めておこう

2012-10-29 04:27:44 | コラム風味
嵐の風雨が枕元の窓を叩く 夜明け前・・・目が覚めた。

起き抜けと同時に・・やっといろいろとふっきれてきた、と思った。

そして、やっといろいろなことを悩みと感じた。

ぎゃあてい・ぎゃあてい・はらぁぎゃあてい・はらぁそうぎゃあてい・・・
と生きて行くのが私のモットーだからな・・、これでいい。

これで人生の第5幕がやっとあがるな、とも思った。
これが最終幕であろうとなかろうと、次にハッピーエンドな第六幕があろうと地獄に落ちようと・・・・
羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦  と彼岸に向かってゆくのだな。

覚醒・・悟ったか! 
そんなぁ、ことたぁ・・あるまい。
空即是色 色即是空・・・  嵐の夜明け・・・

****
ここまで、Facebookに書き込んで、まだ暗い外に出てみたら、意外にも雨は止んでいた。

背中に気配を感じ・・・、ふと振り向くと、

西の山際の風の中に、まん丸なおっ月さんが私をじっと見ていた。

もうちょっとで沈むところだった。

満月を見ると・・・、「おっ月さんが輝いているのは、明日を見てるから」といつも思う。 

だから、ちょっと挨拶して祈った。

そして、部屋に戻ると・・、やはり、雨が窓を叩いている音がした。

でも、それは、どうも換気口についているビニール幕か何かにそよ風が当たる音だと気が付いた。

風に叩かれるトタン板?の音が遠くで聞こえる。
道路を走るトラックのタイヤの音
隙間から入る風の冷たさ
窓も小さくカタカタと揺れる。
ピューとさらうような強い風の通り音・・
なんだか、いろいろと聞こえてくる。

色即是空 空即是色・・・

さぁあてと、もっ一回寝るか・・・

と、安心した。
コメント
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