高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

チェルノブイリ・ハートの上映会

2012-02-21 22:15:27 | お知らせ
映画「チェルノブイリ・ハート」上映会と小野有五北大教授の講演「脱原発社会に向けて・・私達にできること」を行います。
泊原発を抱える北海道後志地区で連続上映が行われます。その一連の上映会の黒松内会場のご案内です。

日時 2012年3月21日(水) 開場18時、開演 18時半から
場所 黒松内町総合町民センター 2階研修室
チケット価格 500円  高校生以下は無料

1986年4月26日 チェルノブイリ原子力発電所に起こった重大事故は、当時生まれた子どもにたくさんの災いを及ぼしました。心臓に穴があいた生まれつき重度の疾患を持つ子ども達を、アメリカ人の女性ドキュメンタリー作家がベルラーシ共和国を訪れ、今なお局所的な放射性物質の高濃度汚染地域に住み続ける住民、放射能汚染による人体被害の治療現場、小児病棟、入寺院の実態に迫るドキュメント映画。 第76回アカデミー賞でドキュメンタリー短編賞を受賞。 監督・プロデュース:マリアン・デレオ

映画上映後には小野教授による講演があります。
原発に電力を頼る社会でいいのか・・、それを考えるためにも、チェルノブイリの事故後に後遺症に苦しむ子ども達の事実を私達は知っておくことは大切だと思います。原発にエネルギーを頼る社会について考える機会となることを願い上映会を開催します。

チケットの販売 黒松内ぶなの森自然学校、マザーネイチャー

主催  チェルノブイリ・ハート上映実行委員会 黒松内事務局
後援  北海道新聞社、黒松内町教育委員会、NPO法人ねおす
問い合わせ  黒松内ぶなの森自然学校 0136-77-2012  高木、大崎
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農村・農泊体験をすすめるにあたって。

2012-02-21 12:15:08 | 自然学校の日常
黒松内町宿泊体験交流協議会の研修会を自然学校で実施。
農村・農泊でどのようにして子ども達を受け入れたらいいだろうかを参加者と一緒に考えてゆくワークショップ。丸山博子さんをファシリテーター(進行役)にお迎えして、農家、役場(産業振興課、教育委員会)、町内住民、自然学校スタッフ、合計10数名で3時間ほど過ごしました。

自己紹介のあとに、ます、①農村・農泊で子ども達に伝えたいことのカード出しをしました。キーワードがたくさんでました。

作物・種子の姿、農作業機の動作(なかなか良くできている機械)、作業の大変さ、協働・協同作業、牛の不思議さ、作業の危険、食と農のつながり、自然の中で生きていること、共に生きること、採りたてのおいしさ、収穫までのプロセス、土や水の大切さ・・・

その後、②実施してゆく上での課題についての意見交換
受け入れ農家が少ない、受け入れ企画側(自然学校)がもっと農業について知る、町の対外的な窓口が複数になっておりわかりにくい・連携しにくい、学校の予算がない、小学生の受け入れは手間がかかる

お互いの立場を越えて、子ども達に何をつたえるか・・、受け入れやその課題についての意見交換が、会議室の中のようにかしこまらず出来ました。 これも丸山さんの絶妙な進行のおかげです。

課題はわかっている、共有もできる・・・、その解決の方向も実はわかっている・・・

あとは行動を起こすだけなのだ・・・

ともわかっている・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エコツアー

2012-02-21 11:48:36 | プログラム ガイド
120218-19

久しぶりに黒松内ぶなの森自然学校主催のエコツアーの2日間。若手ディレクターFUTTAを中心に1年目、2年目のスタッフがNEOS設立以来のコアなお客様11名をお迎えしました。 私を育ててくださったもう15年来のお付き合いの会員さん達です。MDRさんとMYMさんのお二人は前後泊も入れて4日間、冬の自然学校に滞在して頂いています。

一日目は、スノーシューの散策と赤井川地区で始まっているカフェやチーズ工房の見学訪問・・、私は札幌での会議を終えてから夜の懇親会から合流。一緒に大雪山縦走、本州への登山キャラバン、ネパールのトレッキングにもご一緒させて頂いた方もいます。同窓会のような雰囲気となり夜が更けてゆきました。 私よりお姉さんの年代の方々です。皆さんと出会えたからこそ、今のねおすがあります。 しかし、みなさんとツアーに行くことがめっきり減ってしまった。 ねおす自体が主催ツアーが減っています・・・。

二日目は味噌づくり。近所の農家HTKの母さんに登場を願い講師になって頂きました。若手ディレクターとして良くやっていました・・。まあ合格でしょう。

が・・・、材料、仕込み、オプションの料金設定、進行方法のコツにはもうちょっと介入しておけばよかったと反省。ねおす・自然学校ツーリズムのエキスは継続・バトンタッチされていますが、その具体的な表現、手法、インタープリテーションは、これから経験を積んでゆけば、どんどんと良くなってゆくでしょう。プログラムを企画実施する基礎力はあるから、あとは経験あるのみ。

 お客様と出会い、プログラムを進行することでエコツアーを実施する力がつきます。 お客様をお相手するプログラムを増やさないことには若手のスキルアップもかなわぬな。

みなさん、ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする