高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ねおす いぶり事務所

2010-07-20 18:28:38 | 日記
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苫小牧 ひかりの国幼稚園

2010-07-20 14:22:56 | 日記

黒松内町立の幼保一体型の保育園にて、「森のようちえん」を実施するという方針がうちたてられ、園や役場関係、親御さんと、先進事例として苫小牧の、ひかりの国幼稚園を視察して来ました。

 もともと広大な園の森を持っており、自然教育は指導方針の大きな柱で自然遊びの上手な子ども達がたくさんいますし、先生方も外へ連れ出すことは慣れている様子でした。

 専門家を交えて、よりダイナミックに、そして自然にも関心を持ってもらおうと、設定保育の中でも、また課外のオプションでも「森のようちえん」活動を展開し始め、1年半前?からかな・・ NPO法人ねおすの いぶり自然学校が関わり、うえだんなワールドを展開しています。

 なかなか、おもしろかった。

こんな草の斜面を直答するのかと思えば、こんな急斜面を尻すべりするのか、と私でも驚くような地形があり、年中さんが躊躇なく活動する。 虫や植物に興味津津、自分で少しずつ違うことを見つけては楽しみを増やしてゆく水遊び・・・

 この子達の健全な好奇心の発育には、うーん・・感心した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この子ら、すぐれもの

2010-07-20 13:04:24 | プログラム

森を歩いていると、ヘビの死骸を見つけました。 ビローンと長く伸びていて、なんと頭がありません。

スタッフのたしゆが、子ども達の関心をちょっとだけ引き付けると・・、年中、年長の4人の子ども達のヘビとの関わり展開が始まりました。

大きさを比べてみる ・・・ ヘビの横に横たわりました。 触ってみようと・・恐る恐る指でつつき、なでてみました。「首は誰かが食べちゃったんじゃない?」と私・・。見ていた大人から質問・・「こんな細いのにどうやって大きいものを飲み込んでしまうのだろう?」

ブナセンターのSが同行していたので、ひとしきり、ちょっと子どもには難しい話がありましたが、子どもたちはじっと聞いていました。 靭帯でつながったあごの骨を外して口を大きくあける、卵を飲み込むと何百本もある骨の第何十何番目の骨で砕いて、殻だけ吐き出す、食われた?切れ目は内臓のあたりで首はもっと先にあった、「これが心臓です」

「何か・・この大人たちはすごいことをはなしているぞ・・」と感じているようです。

私が縦にぶら下げてみると、背比べをしました。そのまま落としたら裏返しになりました。背中と全然色が違います。よーく見ると お尻がありました。人間のお尻と全然違います。

その後に・・、年中の女の子二人が持っていきたいという素振りを見せました。「自分たちで決めて」とたしゆ。悩む子ども達・・・。 やっぱり持ってゆくことになりました。手でぶらさげてゆくことはさすがにできず、さらに悩む・・・

「その網に入れたら」とスタッフがアドバイスすると・・、ふたりの年中さんの女の子がトライを始めました。でも、魚とりの網を地面で使うのですから、なかなか入りません。「がんばれ」と声援だけの男の子・・・。「これ使ったら・・」とフキで作った器を差しだすうえだんな・・・。 いろいろと試行錯誤しますが、入りません・・・

すると、年長の女の子が突然、笹竹の茎でヘビをひっかけて・・網に入れたのです。
「やったあ!!!!」 四人の協働作業でした。

満足そうにぶら下げて、池まで歩く子ども達の後姿が、誇らしげで満足いっぱいだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毒ヘビのことを教えなくていいの?

2010-07-20 12:27:51 | 主義・主張
さて、ヘビと幼児の関わりについて・・、うえだんなと帰りの車の中で・・・

T「ヘビに興味関心を持って遊びを展開していったのは、見ていて興味深かったね。
子どもへの関わり方を改めて、学んだよ。」
U「自分たちで興味関心を広げることができるような子ども達です」
T「でもさ、保護者が毒蛇もいるのに、子どもにそれを教えなくていいんですか! って言われたらどうする?」

から、ひとしきり議論・・・

4歳5歳時に 毒を持っているヘビとそうでない蛇を話したところで、現物が目の前にないのだから理解できない。
毒ヘビ(マムシ)の怖さを擦りこんでも、区別がつかないし、ただ恐怖心を植え付けるだけで意味がない。

しかるに、どう親御さんに話すか
◆ 子どもがイメージが難しい段階で「恐怖」だけを擦りこんではならない。
◆ 子どもたちは今日、いろいろな観察をした。長さ、大きさ、重さ、肌触り、重さ、くね表と裏の違い、心臓、首のない姿・・・ 観察する基礎力をつける機会となった。
◆ 子どもたちは、自分と異なる存在に対して(ヘビ)、恐れを感じながら、近づいていた。
◆ 怖がっている、気持ち悪がっている大人に囲まれていた。そこから、人とヘビの関わり方を感じ取っている。
◆ 安心できる大人が回りにいる中で、ヘビといることができた。自分の安全確保の方法を知らず知らずのうち学んでいる。
◆ 触らずに、網に入れる方法を試み、それに成功した(捕獲した)
◆ 達成したことによる自己肯定感が育まれる機会となった。
◆ ヘビを網に入れた時、周囲の大人が喜んだ場面では、自己効力感を養う機会となった。


だから・・・
◆ 危ないもの、危ないことに対処する基礎力が養われる場面であった。
◆ 自分にとって安全な状況を作る、方法が何か、学ぶ機会であった。
◆ 観察眼がつくということは、将来、しっかりとマムシとの違いを学ぶ機会を得る基礎力となる。

ですから、今、マムシのことを教えなくてもいいのです。 大人と一緒にリスクのあることも、楽しいことも、感動も共有することの方が大切なのです。


(事の流れがわかりやすいように ブログのタイムラインを入れ替えています)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

100720 頭の微分積分

2010-07-20 07:32:51 | 頭脳の微分積分
 昨夜も北海道にしては蒸し暑く寝苦しい晩でした。 どうも枕が合わなくて(合わなくなった)、やめているのですが、すると、体を横にすると、肩を押さえつけることになります。朝起きると右肩が痛くて・・・、昨夜の登山疲れもあって、体・・ガタガタ・・・

◆ KNT、巨人が勝ってご満悦の朝。 ・・・MRKさんが 「がががが・」言うと、私の顔色を窺うようになりました。 「だまって・・聞いておけ・・」と目配せ。

◆ 肩が痛い・・・。腹も減ってるなあ。

◆ 本日、NICEからのボランティア、イタリア人、台湾人、韓国人が到着予定。到着時間はわかっているのかな・・。

◆ 私は、苫小牧へ。光の国幼稚園の「森のようちえんプログラム」を見学だ。

◆ その後は・・、子ども農山村交流プロジェクトの打ち合わせで白老へ。持ち物は・・?

◆ 暑くて寝苦しいので、外にテントを張っておこう。今日はテント泊しよう。

◆ 朝は、あんまりのんびりしてられないな。 朝飯食べたら、すぐ動こう。

◆ あと21日!! がんばろう!!  どんだらこんだら 

◆ 事務所のパソコン達、みんなウィルス対策されているよなあ・・

◆ ベットにお金かけたんだけどなあ・・

◆ じぃちゃん、元気にしているよ。

◆ おやじ、元気か? メールでもしてみるかな。この猛暑。

◆ HKTは、8月下旬まで帰ってこないかもしれんな。

◆ カマドウマ話題のお二人・・なんでそんなにカマドウマを嫌うんだろ・・

◆ 李先生、学生さん三人は、一生懸命やってますよ。今日から、毎日のようにボランティアスタッフが増えてゆきます。

さあ、朝飯だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする