私もファンである北海道のラジオ放送局で、富士山登山を番組のパーソナリティと一緒に行うという今週末の企画が進行しています。 ここのところ車で移動することが多くて、このラジオ番組を聞く機会が多いのですが・・・、このイベントを中心にした内容が午後に続いています。
札幌発着のツアーです。
トムラや十勝であった事故の直後なんで・・・、ちょっと 苦言を呈するようなことを書きます。
昨日は、そのパーソナリティがトレーニングと称して札幌円山を登っている中継をしていました・・・。 この登山のために買った登山靴を慣らし、装備も皆背負ったらしい・・・・ 番組時間内にそれも1時間前に、札幌市街地のスタジオをスタートし円山頂上を目指すというハードなもの・・・。パーソナリティの方は、かなり、ハァハァしながら登っていました。
その頑張っている様子を見聞きした人達、参加者からの投書を、今日は紹介していました。参加予定者は45人くらいいるらしい・・・です。 つまり、大型バスに乗車できる人数、満杯ですね。
この円山登山の中継を聞いていた、登山初めてで、この企画に参加する年配のご夫婦からの投稿は・・・
「私達も頑張ります」
円山登山と富士山登山はまったく違う危険性があるでしょう!! その違いをわかってるのかなあ・・・。 はたまた、防寒具や雨具などの装備は大丈夫なんでしょうか? そんな話は一切なく、番組は進んでゆきます。
「途中に小屋がたくさんあります。 水はペット500mgで大丈夫です」と安心を協調し・・、仕舞いには、旅行主催会社の方なのでしょうか・・、パーソナリティから登山の楽しさを紹介してくださいとの問いかけに・・・・
「頂上でビールで乾杯もいいですよ」だって!!
教訓にすべき大遭難事故があったばかりなのに・・・、なんで、素人登山を煽(あお)るんだろうか・・・? この時期に・・、私には理解できません。
北海道の2000m級の山は、本州の3000m級の山に匹敵するから、夏山でも要注意だとと、今回の事故を振り返っているわけでしょう・・・。 富士山は4000m級に近いんですからね・・・。
この・・、日本人の懲りない性格って なんなんでしょうか・・・。
富士山登山・・・
それも五合目からの登山、4000m近い場所では高山病も出る人がいること。 この時期は登山者が集中する超過密状態で途中山小屋宿泊があったとしても、身体を曲げてゆっくりと寝ることは不可能・・事実上、寝ることなく登ることになる・・・、 毎年のように実は死者もでること・・・
こういうことは説明しているんでしょうか・・。 まあ していないから、番組になるんでしょう。
年配の登山者の登行中の血圧と脈拍を測定するモデル登山を昨年、道北・中頓別のピンネシリ岳で実施したことがあります。すると・・・、元気でまったく自覚がない、また緊張して下山している人の血圧が200を越えるのを測定しました。もっとデーター取りは必要ですが、登山中のストレスと生理というテーマは深められるべきです。
もし、この企画に、私がガイドを求められたら・・、勘弁してください、です・・・。
折りしも、今日、登山者が行方不明とのニュースがあります。
でも、これは遭難なのか・・・ちょっとわかりかねますが・・・。
私達の仲間が実施している登山プログラムの安全管理の見直しをかけています。
札幌発着のツアーです。
トムラや十勝であった事故の直後なんで・・・、ちょっと 苦言を呈するようなことを書きます。
昨日は、そのパーソナリティがトレーニングと称して札幌円山を登っている中継をしていました・・・。 この登山のために買った登山靴を慣らし、装備も皆背負ったらしい・・・・ 番組時間内にそれも1時間前に、札幌市街地のスタジオをスタートし円山頂上を目指すというハードなもの・・・。パーソナリティの方は、かなり、ハァハァしながら登っていました。
その頑張っている様子を見聞きした人達、参加者からの投書を、今日は紹介していました。参加予定者は45人くらいいるらしい・・・です。 つまり、大型バスに乗車できる人数、満杯ですね。
この円山登山の中継を聞いていた、登山初めてで、この企画に参加する年配のご夫婦からの投稿は・・・
「私達も頑張ります」
円山登山と富士山登山はまったく違う危険性があるでしょう!! その違いをわかってるのかなあ・・・。 はたまた、防寒具や雨具などの装備は大丈夫なんでしょうか? そんな話は一切なく、番組は進んでゆきます。
「途中に小屋がたくさんあります。 水はペット500mgで大丈夫です」と安心を協調し・・、仕舞いには、旅行主催会社の方なのでしょうか・・、パーソナリティから登山の楽しさを紹介してくださいとの問いかけに・・・・
「頂上でビールで乾杯もいいですよ」だって!!
教訓にすべき大遭難事故があったばかりなのに・・・、なんで、素人登山を煽(あお)るんだろうか・・・? この時期に・・、私には理解できません。
北海道の2000m級の山は、本州の3000m級の山に匹敵するから、夏山でも要注意だとと、今回の事故を振り返っているわけでしょう・・・。 富士山は4000m級に近いんですからね・・・。
この・・、日本人の懲りない性格って なんなんでしょうか・・・。
富士山登山・・・
それも五合目からの登山、4000m近い場所では高山病も出る人がいること。 この時期は登山者が集中する超過密状態で途中山小屋宿泊があったとしても、身体を曲げてゆっくりと寝ることは不可能・・事実上、寝ることなく登ることになる・・・、 毎年のように実は死者もでること・・・
こういうことは説明しているんでしょうか・・。 まあ していないから、番組になるんでしょう。
年配の登山者の登行中の血圧と脈拍を測定するモデル登山を昨年、道北・中頓別のピンネシリ岳で実施したことがあります。すると・・・、元気でまったく自覚がない、また緊張して下山している人の血圧が200を越えるのを測定しました。もっとデーター取りは必要ですが、登山中のストレスと生理というテーマは深められるべきです。
もし、この企画に、私がガイドを求められたら・・、勘弁してください、です・・・。
折りしも、今日、登山者が行方不明とのニュースがあります。
でも、これは遭難なのか・・・ちょっとわかりかねますが・・・。
私達の仲間が実施している登山プログラムの安全管理の見直しをかけています。