高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ブナの森

2007-01-10 23:41:18 | 日記
うっすらと新しい雪が積もりました。そんな中、今、子ども達は自然学校から1kmちょっとかな、離れた丸山の麓の大雪原の中でキャンプしています。暗くなるちょっと前に様子を見てきました。 もう、薄暗くなっているのに、夕食づくりを始めたばかりですから、きっと真っ暗になってから、親子丼を食べてるんだろうなあ。

子ども達は・・・、
朱太川の中流の河畔林(川に添ってはえている林)、その後ろの丸山の麓に、サッカーコートが3つも4つも取れるような大雪原が広がっています。地元の人もほとんど知らない、私も夏場に行ったことがないので、雪のない季節にどうなっているのか、実は知らないのですが・・・、(今日、町の産業課の課長に聞いたところ、畑だろう、だったところだろうとのこと)、そこで雪中キャンプをしています。 野宿するといっている子どももいましたが、明日の朝は、零下何度になるだろう・・?

このブログを読んでいる親御さんもいらっしゃると思いますが、私がいなくても、ぜんぜん大丈夫です。 ディレクター陣も経験つんでますし、山岳ガイドが2名、看護師さんもいます。 寒さ対策されていれば、大部屋でたくさんで寝るより、ぐっすりと眠れたりします。 

でも、朝になって、暑いとテントの中で感じる子もいれば、寒くて眠れなかったという子もいるでしょう。 それも、それぞれ体験です。 帰ったら「外で寝て、どうだった?」っとぜひ、お子さんに聞いてください。

「寒くて眠れなかった」
「暑いくらいだった」
「テントの外で寝たよ」
「ごはんが美味しくなかった」
「親子丼、ちょーうまかった!」 何を答えてても、

 その答えに、どう応えるかが、送り出した親御さんの「親力」です。
よろしくお願いします!!

◆黒松内山麓のブナ再生プロジェクトの役員会
実は・・、私はキャンプ宿泊に参加してないのですが・・・、夜に開かれたブナ再生のプロジェクトの町内有志の会議に参加してきました。 

北限のブナの町・黒松内ですが、実は、わかりやすくどこでもブナが生えているわけではありません。たぶん、そうとう切られてしまったのです。その理由は、含水率が高く、材木としても薪としても人間にあまり有用でなかったということがあると思います。

しかし、ブナが育つ環境は、自然学校の近くに広がる防風林になっている林にブナがあることを見れば、かつてブナはこの地域全体に広がっていたことが分かりますし、人工的に手をかければ、再生できることは充分に期待できます。

私としてもワクワクするプロジェクトです。 しかし、樹木を育てるって、何十年、何百年の仕事です・・・。 だから、夢も見れる!!んだと思います。

今日、子ども達がテントを張っている丸山山麓もブナを再生できたらなあ・・・。自然学校でも、ぶなの森作り・・・来年はテーマにしたいなあ。
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雪遊び

2007-01-10 00:08:23 | 日記
今日はめまぐるしく天気が変わる一日でした。

◆交流会
 自然学校は、元小学校です。作開(さっかい)小学校といいます。100年以上の歴史をもって、10年ほど前に閉校しました。 今日は、この学校の卒業生、そして先生もしていたことがある、この地域のお年寄りと一緒に、体験活動にやって来ている子ども達と交流会を開催しました。 TBOの進行とMMUのマネージャー役も上達し、スムーズに流れたかな・・・。 自己紹介や風船を使ったゲーム、餅つきや大福づくりをしました。

 お年寄りと話して、笑顔になる子ども の幸せ
     子どもと話して、声を上げて笑うお年寄り の幸せ
             それを見ていて、楽しく嬉しい 私の幸せ

◆ 午後は、町営スキー場へ行って、私も子ども達と一緒に今年始めてのソリ遊びや雪山づくりで遊びました。 冬の野外活動の後の温泉も格別でした。
50も過ぎても、子どもと遊べるのは益々幸せであります。KMRは、「僕は、60過ぎてもソリすべりしますから!」となぜか気色ばんでいました。

本日は、ほとんどビッシリと子ども達と活動しておりました。

   
 
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