高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

中学生の職場体験

2005-10-04 21:56:46 | 日記
◆黒松内中学2年生の三君が、自然学校に職場体験に来ました。パソコン映像で業務内容を高らかに説明。1時間半ほどのミニエコツアー体験へ出発。 本当は、添別のブナ林を中心にガイドする予定でしたが、今、旬の鮭の遡上を見学。すると、漁協の人が孵化場へ案内をしてくれ、採卵と受精作業を見せてくれました。 ついでに、体外受精と体内受精について、性教育も よけいなお世話で話しました。

◆生け簀から、尾を手づかみすると、棍棒でガツンと頭を一撃。10匹のメスの原を裂き、一匹当たり約2500粒、合計25,000粒に3匹のオスの精子をかける。 ここで、600万匹の稚魚が育つ。 すぐ傍らの細い川にひしめきあって上りつめる大量のサケたちと重なり合う力尽きた死体。

 中学生三君は、この生と死の混在した空間と時に 何を感じたんだろうか・・・・。

◆午後は、羊小屋の藁しき、犬注意の看板直し、芝の肥料やりなど、自然学校周辺の整備。いろいろな雑務も経験してもらいました。
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有島武郎

2005-10-04 00:07:49 | 日記
けっこう長い記事書いたのに・・・ブログビージーの表示の後に原稿が消えた!!
gooのブログソフト問題ありだなあ・・。 気を取り直して、も一度書くか。

◆研修生の欠員が出たので、再募集を開始。しばらくは、出張もできないな。今日は、ひとりだったので、送迎やゲストの案内で、半日で町内を100Km以上走った。

◆有島武郎の小説「カインの末裔」「親子」「秋」を読んだ。
なんとも消化しきれない読後感に苦しささえ感じている。北海道の小作農の姿を描く内容で、知らなかった歴史の事実を知ったような、重い課題を有島武郎からもらってしまった。

しかし、たぶんこれは、自分にとって良い方向に作用するだろう。 少なくとも、この北の大地が一層身近に感じられ、よりいとおしく感じているからだ。
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