◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

犯人はどのようにして穴を通ったのか。

2010-02-03 21:05:23 | 言葉についてあれこれ
                                    かじるなっ
 犯人は銀座の貴金属店の外壁に穴を開けて侵入し、2億4500万円相当の高級腕時計を盗み出しました。幾ら正月で店が休みだったとはいえ、銀座ですよ、銀座。夜中だろうが何だろうが人通りはあるだろうと地方在住の私なんぞは勝手に想像するのですが、そうなると、壁に穴なんて一体どうやって開けたのかというところに関心があるわけです。
 タイミングよく、報道番組でこのニュースに関する詳しい説明をしだしたので画面に注目しました。VTRは、穴の開いた壁を店が面している通りから撮影した映像に続き、どこかのスタジオの一角に50センチ四方の枠を垂直に立て、そばに中肉中背のマイクを持った男性がいて何やらしゃべっているという場面になりました。
 ふ~ん、50センチ四方かぁ、けっこう大きいなぁ。しかも正方形だよ。どうやらそこを犯行現場に見立てて店への侵入の様子を想像してみようということらしいな。表通りから穴が見えるんだから、何かカモフラージュでもしたのかなぁ・・・と想像しながら見ていると、その男性が穴の前に四つんばいになりました。
 げげっ、まさか、と思ってじーっと見ていたら、うんしょうんしょと枠の中を通りました。そして「何とか通れます」って・・・( ̄д ̄)ダラケッ! あのね、問題は、人目につく場所でそんな大きな穴をどうやって開けたかということでしょ、通れることは見れば分かるっつーの。
 最近、いわゆる‘ディレクター’があまり賢くないのではないかと思うことが多くなってきました。どのくらいの年齢の、どんなことを学んできた人たちがディレクターとして活躍しているのか、詳しいことは知りませんが、何となく、何となくですよ、アナウンサー、キャスター、ナレーターの日本語がおかしいのも、ディレクターがおかしいから、いいかげんだからではないかという気がしてしょうがありません( ̄ ̄)う~む。

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