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◆ちゃんとしゃべれ! 治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「~とは露とも知らずに」って?

2011-03-30 19:59:51 | 言葉についてあれこれ
                                     強い!

 なぁ~んかムズムズしませんか? しますよねぇ~(ーー;)。言葉なんて、たくさんある中から好きに選んで組み合わせればいいようなものですが、やはりルールというものはあるわけで、ルールどおりでなければ全く意味をなさないこともあります。逆にいえば、そのルールさえ知っていれば端的に表現できます。
 「本番を今かと待っている鑑定士は」 「1か月ももたないうちに」 「いつ散りはしないかとはらはらする」 「一回りでも二回りでも大きくなって」 「探し始めること50分」 「39階から飛び降りも、奇跡の生還」 「その気合の入れようは並々ではなかった」 「相当やばいことに足突っ込んでたようだね」 「~とは露とも知らずに」 「たった一度たりとも行ったことはありません」 「使い方1個で○○にもなるということです」、いやはや、すっごく変です。
 「本番を今か今かと待っている鑑定士は」 「1か月もたたないうちに」 「散りはしないかとはらはらする」もしくは「いつ散るかとはらはらする」 「一回りも二回りも大きくなって」 「探すこと50分」 「39階から飛び降りるも、奇跡の生還」 「その気合の入れようは並ではなかった」もしくは「その気合の入れようは並々ならぬものだった」 「相当やばいことに首突っ込んでたようだね」 「~とは露知らず」 「一度たりとも行ったことはありません」 「使い方一つで○○にもなるということです」ですよ。全部分かりましたか?
 「一回りでも二回りでも大きくなって」と言ったのはとても人気のある若いゴルファーなのですが、さわやかさがないですよ、何だかいつもより小さく見えました。「相当やばいことに足突っ込んでたようだね」は刑事ドラマで出てきたセリフなのですが、相当やばいことに首突っ込んで棺桶に片足突っ込んだのか・・・足洗えよ・・・と、微妙に笑えました(~_~;)。
コメント
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