YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

14 時の迷路に迷い込む

2012-08-14 18:39:17 | プレ世界一周2012
こんばんは、うにまるです
( ´ ▽ ` )ノ

さて、今回はラピュタな感じの遺跡群でのお話です。

実は、アンコール遺跡群の中で、いちばん行きたかったのが、このタ・プロームという寺院。

あのラピュタを彷彿とさせる印象的な景観をもつ寺院です。



ジャーン!!

いや、ほんとにありましたよ。
ほんとに巨大な樹の根が、遺跡を覆っています。

この樹はガジュマルらしいです。ここまで大きくなるんですね。鳥が落とした小さな種が、人の手の入らない間に、こんなに育ってしまったというから驚き
Σ(・□・;)





「人は土から離れては生きられないのよ。」

…なんて、某アニメ映画の名台詞が頭の中でリフレインしちゃうのは、あまりに発想が貧困でしょうかね(^^;;

別にこの場所がモデルとか、発表されているわけではないのですが、世界観が重なります。

文明の脆さと、自然の圧倒的なまでの力を感じずにはいられません。

かつて密林の中でこの遺跡に遭遇した人は、どれだけ驚いたか知れません。脆いとはいえ、ここにはかつて栄えた文明の証か刻み込まれているのです。

それでは、そんな遺跡の前で撮影した集合写真を紹介しちゃいますよ。

ジャジャーン!!



旅の仲間たちです。

ほんと、これでもかというくらい気を遣ってもらっていますので、仲間というのはおこがましいかな…
(^^;;

全体的にも打ち解けてきて、今日は写真を撮りあったり、みんなで撮ったり、ワイワイ、ガヤガヤ。エコーポイントとして、密かに有名な祠堂では、みんなで胸を叩いてセッションしました♪

日光東照宮の鳴き龍は、拍手が反響するけど、エコーポイントでは、胸をドンドンやると音が響きます。しかもその音が綺麗なので、ほんとに驚いちゃいました。



続いてはプリア・カンという寺院。こちらも、不思議空間に迷い込んだような、古の寺院。

アンコール遺跡群の多くの寺院は、人の手が加えられなければ、密林の中に飲み込まれていく運命だったにちがいありません。それだけ、この土地が、生命力に溢れているということなのでしょう。熱帯雨林、恐るべしです。







皮肉なことに、遺跡を崩した樹木たちは、脆くなった遺跡の基礎を支えてもいるのです。ひよっとしたら自然の力が、時の番人として、この巨木たちを与えてくれたのかもしれません。





「うにまる、時の迷路に迷い込む」の図です。

現在うにまるは外国の女の子たちをお手本に、写真にうつるポーズを研究中。そのことをビクトリアに話したら、うけてました。「日本人は、直立不動で、目を見開いて、ピースサインだよね」って、もののみごとに指摘されちゃいましたよ(笑)

それでときどき、ポーズ指導をしてくれます。

本日も拙い文章を長々読んでくださり、ありがとうございます。明日は遺跡でであった象さんのお話。

楽しみにしていてくださると嬉しいです
(*^_^*)

13 夜と朝の間

2012-08-14 15:12:34 | プレ世界一周2012
こんにちは、うにまるです( ´ ▽ ` )ノ

本日の観光は終了です。
夕飯まではフリータイム。一人で出かける気力と体力がないので休憩することにしました。
一人旅って、やっぱりかなり大変なことですね(^^;;

というわけで、夜明けのアンコールワットのお話。



太陽が昇るという、1日の中のビッグなイベントは、どこで見てもいいものですが、悠久の時を感じられるこの場所では、より一層神秘的に感じられます。

うにまるたちが到着したときには、まだあたりは暗く、懐中電灯で照らしながら道を進みました。空では月と金星がランデブー。オリオン座やシリウスなど、見知った星々が確認できました。





次第に変わっていく空の色…。

あたりには、それは大勢の人が押しかけています。それこそ多国籍。世界中の人が、日の出の一瞬を待って、カメラを構えていました。

絵はがきなんかで見る、ベストショットは、天候だけでなく、ポジショニングを確保するだけでも大変なことなんだと知りました(^^;;

ま、なんていうか、ほとんどお祭り騒ぎ。神秘的に感じたのは、まだ暗く人も少なかった頃のお話。コーヒーや紅茶、土産物の売り子の声かけもけっこうしつこいし…(-_-;)

でもね。やっぱりお日様が出てきた瞬間には、じんわりするものがありました。

夜と昼の間な感じ、ちょっと伝わりにくいかもしれないですが、想像力をフルに働かせていただければ幸いです。

なお、一眼で撮影した写真は、近日公開予定♪

次回、夜の更新では、ラピュタな感じの遺跡群を探検したお話を紹介します。ついにツアーメイトたちも公開されますよ。お楽しみに(*^_^*)


12 郊外の遺跡へ

2012-08-14 09:12:52 | プレ世界一周2012
こんにちは。うにまるです( ´ ▽ ` )ノ

朝焼けのアンコールワット、最高でした。

とりあえず今回は、郊外にあるバンテア・スレイのお話。バンテアイは「女の砦」って意味で、ツアーリーダーは「レディテンプル」って、呼んでました。



今まで見てきたカンボジアの寺院は、どれも赤みがかった石でできていたのですが、ここバンテア・スレイは、とくに赤いラテライトいう砂岩でできています。

午前中に訪れると、燃え立つように見えるのだと、ガイドブックにありました。



そうそう、英語分からないのに、どうやって情報を得ているのかというと、



それはやっぱり日本のガイドブックですよね。古本屋で350円で手に入れた価値ある1冊です。

今回の旅で分かったことは、英語で会話する前に、予習しておくと理解しやすい、ということ。そして、英語で聞いた情報と照らし合わせながら、ガイドブックをみればよりわかるということ。

学生に戻ったつもりで、予習、復習を頑張っています。

旅立つ前には、どうにも頭に入ってこなかった情報が、見てきたあとには、自然と入ってくるのが不思議です(^^;;






レリーフには、ヒンドゥー教の神々が、たくさん描かれていました。





バイヨンからは車で40分くらいかかるので、ツアーで行けてラッキーでした。機会があれば、燃え立つような姿も見てみたいと思う、美しい遺跡でしたよ。



帰り道の車窓です。ライステラスの向こうに背の高いヤシが林立して、なんだか面白い景観です。

どこを見ても、ワクワクしちゃうのが、旅ですね。次回は、夜明けのアンコールワットについてのお話。お楽しみに(*^_^*)

11 クメールの微笑み

2012-08-14 04:11:17 | プレ世界一周2012
おはようございます。うにまるです( ´ ▽ ` )ノ

現地時間、3:30am。今朝は4:30集合なので、眠らないようにブログ書きます!



今回はバイヨンのお話。昨日のアンコールワットは、ヒンドゥー教の寺院でしたが、バイヨンは仏教寺院。たくさんの観世音菩薩の巨大なレリーフで有名です。

入り口のシーハ像。狛犬の祖先とも言われています。





中にはいると、至る所から観音様が微笑んでいます。この観音様の彫刻は、四面塔になっていて、世界でも、例を見ない形式なんだそうです。そして、54基もあるそうですから、合わせて
216の微笑み。それぞれに特徴があるというのですが、芸術音痴のわたしにはさっぱりです(^^;;



天井が崩れ落ち、支柱だけが残ってる姿に、悠久の時を感じます。歴史的建造物って、人の心を魅了しますね。



壁面にはたくさんのレリーフがあって、ツアーリーダーのリーが、熱心に説明してくれました。…が、残念ながら、ほとんど聞き取れません(^^;;

語っている間、すっかり別のことを考えていました。リーは誰かに似ていると、ずっともやもやしていたのですが、やっと分かりました。爆笑◯題の田中さんです(笑)



門をでて、外側から寺院を眺めてみると、これまた、実に素敵です。青空とともに水面に写った姿が格別です。



アヒルでさえ、絵にになります(*^_^*)



見学を終えて、ランチタイム。観光客向けのこがいのレストランで、ココナッツの器に入ったアモックをいただきました。



アモックっていうのは、魚や肉をココナッツミルクで蒸したカンボジアの代表的な料理です。

うにまるは魚が入っているやつをたのみましたが、野菜もたっぷりで、とても美味しかったです。

昼食のあとは、郊外にあるバンテアイ・スレイという小さいながらも美しさで有名な寺院へ向かいます。

次回は、そこでのお話です。

さ、これから、朝焼けのアンコールワットへ出発です。どんな景色が見られるかな?

期待を胸に、行ってきま~すヾ(@⌒ー⌒@)ノ