YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

秋の野草

2020-09-30 07:23:00 | 草花



桜も葉を私は始めました。
今朝は秋らしい野の草を紹介します。

コヤブタバコ


キク科ガンクビソウ属
ヤブタバコとの識別をちゃんとしていないので、ひょっとしたらヤブタバコかも…(^^;;

(ネットで見つけた見つけた場所のリストにはコヤブタバコとありました)

イヌコウジュ


シソ科イヌコウジュ属

この花もヒメジソとの区別が難しく、最初から識別を放棄。直感でイヌコウジュとしました。←ダメダメですね


トキリマメ



マメ科タンキリマメ属

これは間違いなくトキリマメ。種が熟す頃には鞘が美しい赤に変わります。


ヒヨドリジョウゴ



ナス科ナス属

つるんとした赤い実がかわいらしいつる植物。ヒヨドリがこの実に集まって食べる様子が、酒によって騒ぐ人たちに似てるということでヒヨドリ上戸。愉快な名前。

野菊


野菊の識別
…難しいです
野生種であることにはまちがちありません。

今日紹介します5つの野の花はすべて三ツ池公園で撮影。どれも在来種。昔な面影を残した風景が今もご近所に残っているのが嬉しいです。






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草木染めでクロスウィービング

2020-09-29 07:54:00 | クラフト



クサギの実を拾ってきたので草木染めをしました。

まずは実だけを外して洗い、水の中へ。



量は多くないですが、少量の毛糸くらいなら染められるでしょう。

草木染めは染めるものも大切だということに気づき始めた今日この頃。動物由来のウールやシルクがよく染まります。逆に綿や麻など植物由来のものは事前に牛乳や豆乳につける下処理が必要。



というわけで20分ほど煮出したこちら染色液にアルパカウール100%(これが安かった)の毛糸を染めてみました。

以前に染めたものも合わせて5色の毛糸が完成。




左から順にブルーサルビア、ヤマブキ、クサギ(実)、ベニバナ、サクラ(枝)。実と枝以外は花。左から2つは、友人から分けてもらった染色液で染めたものです。

これを使って、以前からやってみようと思っていた壁飾りを作成。


これ、メキシコで「Ojos de Dios(神の目)」とか「Sikuli」とか呼ばれるお守り。ウイチョル族が子どもが生まれた時に作るらしいです。

本場のものははっきりとした色の毛糸で、鮮やかに作るのですが、草木染めの優しい色合いで作ったものも悪くないかなぁと…(*^_^*)

最近、「クロスウィービング」という名で幼稚園や保育園の手遊びにも使われているみたい。クロスした枝に毛糸を巻きつけるだけなので、幼児でも作れます。

壁に飾りました。



ちなみに、これをさらに複雑にした芸術的な作品もたくさんあり、これらがとっても素敵なんです。

興味のある方は是非「mandalastejidos」とか、スペイン語(Ojos de Dios)や英語(God's eye)で検索してみてください。

Amazon海外サイトでこんな本も手に入れました。世の中便利。



Kindle版358円。
クリックしたらもう読める!
なんて便利!!!

もっともわたしの場合はプロフェッショナルな作品は眺めて楽しむにとどまり、あくまで草木染めを楽しむためのツールとして参考にするつもりですが…。

もっとたくさんの色の毛糸を作って、もう少し複雑な形の飾りにも挑戦してみようと思っています。





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秋リース2020

2020-09-28 07:00:00 | 七十二候



今年もリース作りが楽しい季節がやってきました。ここ数年、ドライフラワーも取り入れるようになり、秋だけでなく年間通して時々ブームが巡ってくる感じになってきました。

今年のブームはなんといってもダイソーコレクションボックス!!



これに直接貼り付けていく方法は背面は見えなくなるので、雑な私でも仕上がりが綺麗に見えます。

まず土台を貼ります。
今回はフジの蔓。最初に作った物は土台もつけず、いきなり木の実やら花やらを貼り付けたのですが、土台がある方が立体感が出るような…



続いて骨格になる部分を貼り付けます。箱の中なので、小さい物でないと蓋が閉まらないのが難点です。

バランスや色合いを考えながら、出来るだけ丸くなるように。ここまで、1時間弱,

続いてドライフラワーやグリーンを足して色味をつけていきます。




サンキライやヤブミョウガ、ナンキンハゼの実や種も貼り付けました。

このちまちまとした作業が大変で、終わったときには1時間を超えていました。




小さな作品ですが、完成したときには2時間超え。集中したのでくたくた。

箱に直接貼る方法の良いところは、裏が見えないだけでなく、蓋をすればある程度密閉できること。

乾燥剤を入れれば、ドライフラワーの色も長持ちしそうです…。



ただ、箱に入れるということで、厚みのある素材や大きな素材は使えません。箱に入れずボードに貼るっていうのもありかな。

大物の素材も使いたくて作ったのがこちら。



気づいたらモリモリになってハンドバック型になっていました。こんな予定ではなかったのだけど…。

相変わらずイメージ通りに作れないというか、もともとあまりプランがないというか…(^^;;

自然のものだから、なんとなく貼っていけば形になるのが木の実のリースのいいところ。

ここ数年、友達に教えてもらったり、いろんなワークショップに参加したり、ちょっとずつ腕も上がってきたような…



プロの指導のもとに作ると、完成度が雲泥の差!!!

最も教わったことをすぐ忘れちゃうし、結局はセンスの問題なので、垢抜けきれないけれど…。

でも、売り物を作りたいわけではなく、季節の移り変わりを感じながら楽しむというのが私流なのでこれでいいのです(*^_^*)

そんなわけでブームが来るたびに作っていたら、最近は飾る場所がなくなってきました…

リビング



玄関



屋外


さすがに風雨にさらされると劣化も早く、そうなると入れ替えようという気になります。

手放さないことには新しい物は手に入れられないので…。今回はこれで一旦打ち止め。サツマイモの法則です。

次のブームはクリスマスかなぁ…
あ、その前にこれが色付くのも楽しみです!







蟄虫啓戸(秋分次候)

2020-09-27 10:44:00 | 七十二候


☀️日の出/日の入り(横浜市)🌙月齢
(2020年)
9月27日☀️5:33/17:31🌙9.7
9月28日☀️5:34/17:30🌙10.7
9月29日☀️5:34/17:28🌙11.7
9月30日☀️5:35/17:27🌙12.7
10月1日☀5:36/17:25🌙13.7

秋分次候は蟄虫啓戸。
カエルやヘビなどの虫たちが冬眠の準備を始める頃。

彼らは啓蟄に再び戸を開けて出てくるのです。

冬眠といえば…
昨年の夏驚きの出会いがありました。




写真は剥製ですが、本物のクマに会いました。

10mにも満たない至近距離の茂みにツキノワグマがいたのです。
雑な説明図ですみません↓


尾瀬ヶ原の木道を友人と4人で歩いていたときのこと。ガサッという音に目を向けると、そこにはクマの後ろ姿。再びガサッと音がした時にはクマの茶色いお尻が茂みの奥へと隠れるところでした。

いるんですね。ほんとに!!!

最近はクマ出没のニュースが相次いでいますが、人の生活圏に入ってきてしまったクマは脅威です。
最近はその境界線が曖昧になりつつあり、クマの生存が危ぶまれています。近すぎ過ぎたことで起こる悲劇。




尾瀬でも、クマの目撃情報が年々増えているようです。難しい問題。

そんな中、鹿の食害で衰退していた尾瀬沼のニッコウキスゲが、鹿よけの柵などの対策により、復活してきているという嬉しいニュースも!!!




この風景が再び見られる日も近いかも!!!



【季節の植物】パンパスグラス



巨大なススキ。和名はシロガネヨシ。
最近はドライフラワーとしても人気が高まっているようです。



【季節の行事】 中秋の名月


お月見といえばススキ。
行く行く詐欺の仙石原のススキ鑑賞にはいつになったら行けることやら…
今年の中秋の名月は10月1日です。
月見団子もお忘れなく



【季節の花】キンモクセイ



毎年10月前後に一斉に開花するキンモクセイ。今年は何時ごろ咲き始めるのでしょうか?年によっては2度咲くことも…

気温も下がり、過ごしやすい季節になりました。季節の辺り変わりを感じながら散歩するのにはサイコーですね。




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散歩日和な秋分の頃

2020-09-26 07:00:00 | 歳時記



お彼岸すぎて、すっかひ秋ですねー
読書の秋、芸術の秋、食欲の秋…
何かに集中するにはもってこいの季節。

散歩するのも気持ちがいい♪



我が町に唯一残る昔ながらの風景
長屋門のある横溝屋敷。



周辺にはわずかに田畑が残ります(田んぼは観賞用程度)。

お彼岸のお散歩でしたがヒガンバナはまだ蕾。



畑の周辺には秋の雑草が叢を作っていました。三ツ池公園で見たものもごちゃ混ぜで秋分の頃の生き物たち↓↓↓


アメリカセンダングサ


トキリマメ


カリガネソウ


ホトトギス



アキノノゲシ


キツネノマゴ




イヌホオズキ




イヌタデ


オオイヌタデ?


桜の葉っぱはこの時期に1回目の落葉ピーク



シダの葉も紅葉


秋といえばチカラシバ



コオロギやらバッタやらの声もにぎやかな草むらには、次の世代を残すために忙しく動き回る虫たち。

イチモンジセセリ


小さかったクモも立派に成長しました。

ナガコガネグモ?



食べたり、食べられたり、くっついたり、風に運ばれたり、知恵のかぎりをつくし、命をつなぐ生き物たち。

やがて来る静寂の冬の前に豊穣な秋が駆け抜けようとしています。






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