YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

アラスカ旅行記おまけ★

2011-09-12 06:12:35 | アラスカ2011秋
本日は中秋の名月!
今日から「日常」に戻ると宣言しましたが、番外編を(^_^;)
今回の旅行で出会ったプリティーな小物たちです。

熊はいたるところにいました。アラスカはクマ大国です。



アラスカの自然を縫い込んだキルトです。1日目のレストランにありました。このレストランではほかにもアラスカをテーマにしたさまざまなキルトが飾られていて、とても素敵でした。



女性用トイレの入り口。ちょっと破廉恥な案内です(笑)男性用はさらに奥へ進まなければならずチェックできなかったのが心残り。みんなで想像してみましょう。



氷河クルーズでのランチボックス。サンドイッチとリンゴのほかに、ポテトチップスや大きなクッキー、ナッツの入ったヌガーなどもせっとされていてかなりのボリュームでした。デナリの朝のBOXにもポテトチップスが入っていて似たような感じたっだので、これがアメリカのお弁当の定番というところでしょうか。



白樺シロップ。白樺の樹液を煮詰めて作ってあるそうです。左側のびんはジェリータイプ。ペクチンでシロップを固めてあります。白樺の樹液は甘くてちょっと酸味があるのが特徴なんだそうです。とてもサラサラしているので、シロップにするには100倍近く煮詰めるんだとか。希少価値です。



これは、ムースの糞。本物です(笑)これを日本に持ち込んでよいのかとちょっと迷いましたが、空港で売っていたのでOKということにしました。なんでムースの糞かというと、栄養のないツンドラ地帯では、動物の糞の近くに花畑ができることが多いんです。天然の肥料ですからね。自然て無駄がないんですよね。このムースの糞にはワスレナグサの種が埋め込まれています。なんかおもしろいでしょ?…ってこんなの買う人は物好きですね。私の中ではお土産ベスト1ですけど(^_^;)

さ、これで本当の本当にアラスカ編は終了です。今日からちゃんと早起き生活復活です。

12 さようならマッキンリー

2011-09-11 19:00:00 | アラスカ2011秋


楽しかった時間は束の間。5泊6日の旅も終わりの時を迎えました。真夜中3:30を過ぎてから就寝したので、最終日の朝は眠くて眠くて…。それでもなんとか7:00に起きて無事空港にたどりつきました。ツアー旅行って初めてでしたが、もう至れりつくせりで感激です。スーツケースなんて、朝の決められた時間にドアの外へ出しておくだけで、次の宿泊地の部屋にちゃーんと届いているんですから。ご飯だって、見学だって添乗員さんがみ~んなしきってくれます。観光ポイントも無駄なく回れ、何よりみんながいっしょなので怖い目になんてあいません。その分限られた行動しかできませんが、右も左も分からない初めての土地を訪れるのには最高ですね。そのうえ、今回はプライベートでのガイドさんもお願いできたので、より深くアラスカを味わうこもができました。ツアーから抜け出すのってありなんですね。ちゃんと離団届っていう書類もあって、手続きさえちゃんとすれば旅行会社にも迷惑がかからないみたいです。

ああ、旅も終わりかあ…とアラスカの大地をを蛇行する河を眺めていたら、最後にビッグサプライズ。





なんと飛行機の外にマッキンリー山が雄大な姿を現したのです。機長さんのごあいさつでは今日は天候が悪く難しいとのことでしたが、雲が急に晴れたんですね。再び機長さんがアナウンスで知らせてくれました。飛行の許可も下りたので、最後にマッキンリーのそばを旋回してくれるというアナウンスでした。そのため機内食のサービスが遅れることと、片側だけからしか見られないので席をゆずりあってみんなで楽しんでほしいという補足もありました。なかなか洒落たサービスです。機長さんの声も渋くて素敵♪





まるで遊覧飛行です。大きな氷河も、小さな氷河も眼下にその姿をみせています。マッキンリーの雄姿、かっこよすぎですっ。最後の最後にこんな素晴らしいサプライズがあるなんて!!さようならマッキンリー。さようならアラスカ。絶対また来ると心に誓ったことはいうまでもありません。

世界にはまだまだ素晴らしい場所があるんですよね。がんばって働いて、がんばってお金ためて、いつかは世界一周してみたいです。うお~がんばるぞぉ~!なんて、一人盛り上がってみたり(^_^;)

12回に渡るアラスカ旅行記、目を通していただきありがとうございました。

いよいよ9/15より仕事復帰です。当ブログも「日常」に戻し、日々の小さな自然観察を続けていこうと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします(*^_^*)


11 オーロラ出現っ!!

2011-09-11 18:00:00 | アラスカ2011秋


アラスカ旅行記もいよいよクライマックスです。第11章はオーロラ特集!

見ましたよ、オーロラ!!確かにこの目で見てきました。旅行前にデジカメを新調して本当によかった。三脚ないからぶれてるし、シャッター速度や露出とかまったくうまくいかなかったけど、証拠写真はばっちり取れました。記憶力に欠けるわたしでも、この写真を見るたびに、この夜の出来事を思い出すことができそうです。北の夜空に浮かぶ北斗七星。オーロラが現れるのは主に北の空です。



バスが郊外にあるスキーランドロッジついて間もなく、午後11時北の空が白く明るくなりました。そして小さな白い塊は、あっという間に左へとすじをのばしていきました。写真では緑色に写っていますが、実際には、肉眼で緑にみえるほどの強いオーロラではありません。しかし写真ではわからないオーロラの動き、そしてフレームには収まりきらないスケールの大きさ。オーロラは自分の目で見てみないことにはやはりつかみきれない自然現象です。





オーロラの動きにきまりはないようです。時に強く輝いたかと思えば見えなくなるほど暗くなったり、横に広がったかと思えば縦に伸びたり、変幻自在に姿を変えます。北極と南極を中心にしたドーナツの環のような地帯ををオーロラベルトといい、この下がオーロラ発生率がもっとも高いとされています。フェアバンクスはその真下に位置しているため年間243日もオーロラが発生しているのだそうです。しかし、いくらオーロラが発生しても、天気が悪いと肉眼で確認することはできません。昼間でもオーロラは現れるのですが、その場合は太陽光に邪魔されて見られないというわけです。





しつこいようですが、肉眼では白く明るい雲のように見えています。オーロラは実は2時間とか3時間とか長いスパンで現れます。ですから一度現れると長い間観測できるというわけです。その間刻一刻と姿を変える姿を楽しむのがオーロラ観測なのです。そしてカメラマンは最高の一瞬を狙います。たった1回の訪問でこれだけ見られればラッキーというところでしょう。長い時間観測していて寒くなったり、またはオーロラが消えてしまったりしているときには、人々はロッジに引き上げます。ロッジの中はそれほど広くなく、人々がひしめき合って座っています。コーヒーや紅茶などのホットドリンクが無料で提供されているのがありがたいです。ただ、真冬の観測と違い、9月のアラスカは外気温どもマイナスには達していないようです。これが冬となればマイナス30度なんて言うのもざらなようで、そんな世界も体験してみたいかななんて思ったりします。それにしても関空からきた関西のおばちゃんたち、うるさすぎ(^_^;)←人権問題発言かな…





北斗七星とオーロラです。星はそれこそ無数に夜空を埋め尽くしていました。それだけの星に囲まれると、もう何が何の星座だか逆に判別が難しいです。北斗七星はわかりやすくていいですね(^_^;)上の写真は北斗六星になっちゃったけど…。
オーロラの出現が長く続いたので、予定よりも長く2:30近くまでオーロラ観測を楽しみました。


→ アラスカ旅行記12「さようならマッキンリー」へ続く

10 スーパーでお買い物

2011-09-11 17:00:00 | アラスカ2011秋


トレイルミックスに感動したわたしたちは、真樹子さんに頼んでスーパーに連れてきていただきました。





ジャジャーン。これがトレイルミックス売り場(?)です。他にも豆やシリアルやドライフルーツ、粉類、米類、たくさんの食材が量り売り用として並べられています。
それぞれのケースには確かに栄養価がきちんと表示されています。こういうの見るとあれもこれもほしくなっちゃう貧乏人根性がむくむくと…。あ~、こんなことならお土産物屋でお土産買うんじゃなかったなあ。今回、スーパーは予定外の出来事だっただけに激しく後悔です。それにしてもプライベートガイドさんだからこそ対応してくれる究極のツアー(笑)すでにハイキングじゃないし…。真樹子さん、ありがとう(T_T)
ちなみに7時間のガイド料は1人あたり150ドルでした。オーロラは写真込みで110ドル。思い切ってお願いして本当によかったです。




これがスーパーでの戦利品。手前にあるのはスープ用の豆ミックスで、後ろ2つがそれぞれ味の違うトレイルミックスです。カラフルで眺めているだけでも楽しいですね。もっと買ってくれがよかったかな。



おいしそうなフルーツも買ってきました。生鮮食料品売り場では所狭しとカラフルな果物や野菜たちが並べられていて見ごたえがありました。最近は日本のスーパーも品ぞろえが豊富になりましたが、やはりアメリカの華やかさは格別です。





最終日のディナーはちょっと洒落た郊外のレストランでお食事です。素敵な花壇~と思ったら2枚目の写真、よく見てください。巨大キャベツが植わっていますよ。分かりずらいですが、右の奥にはアーティチョークも植えられています。なんてお茶目な花壇なんでしょう。



前菜のスモークサーモンもとてもよい味だったのですが、インには巨大なタラバ蟹がで~んと出てきました。しかも、文句なく美味しいっv(*^^*)vまったり濃くて甘~い蟹肉にほっぺたが落ちそうになりました。蟹がこんなにおいしいものだと生まれて初めて知りましたよ。大満足。



蟹に食らいつき、レインボーアイスに願掛けをしているうち、気づけば外はすっかり暗くなっていました。さあ、いよいよオーロラですよ。


→ アラスカ旅行記11「オーロラ出現っ!!」へ続く

9 ツンドラハイキング(その2)

2011-09-11 16:00:00 | アラスカ2011秋


お昼御飯です。真樹子さんお手製のサンドイッチ!日本の味だあ~♪しかも最高のロケーション。腰を下ろした大地は、ふわふわソファーのすわり心地だし。ツンドラはなんというか、本当にふわふわなんですよ。ただし、水分も多いのでビニルシートを敷いておかないと濡れてしまいますけど(^_^;)



ビニル袋に入っているのは、「ミックストレイル」という商品名で売られているバランス栄養食です。とはいえ、中に入っているのはチョコやドライフルーツ、ミックスナッツといったよく見かけるものたち。キャンプやカヌーで何日間も原野をさまようときには、どうしても栄養が不足しがちになるそうです。そんなときにこのトレイルミックスをポリポリと。片手でつまめる手軽さ、栄養価の高さは好都合というわけです。甘いものと塩辛いものが一緒に入っているのも飽きがこなくて意外にいいようです。なかなか合理的です。味というか種類もいろいろで、チョコが多いものやナッツが多いものなどあるそうです。栄養価なども表示されているので、真紀子さんはそれをよく見て選ぶのだと言っていました。日本ではおそらくそういった売られ方はしていないと思うけど、どうなんでしょう。



食事を終えて、昨晩訪れた湖に行ってみることになりました。車で移動していると、ガードレールの下で小さな獣が動いていますっ!



ホーキパイン、ヤマアラシです。ひえ~、これがヤマアラシ\(◎o◎)/!。
意外にも毛がやわらかそうではないですかっ!!図鑑には夜行性で木登りがとくいとありました。日中の車道脇でみられるなんてなんともレアなんです。何かを食べているように見えましたが、草に隠れて顔が見えませんでした。しばらくモゾモゾとしていたのですが、我々に気づいたのか、横を通り過ぎる別の車が気になったのか、ガードレールから奥の茂みへとひっこんでしまいました。おしいっ。







湖に到着です。夜中は真っ暗で、丸くぽっかりとした闇が広がるだけの場所でしたが、鏡のような水面が周りの木々を写し美しい光景が広がっていました。市内から1時間たらずにこうした場所がたくさんあるんだそうです。そしてみなさん好きな場所で思い思いにキャンプを楽しんでいるのだとか…。アラスカンにとってはキャンプや釣り、ハイキングはどうやらとても身近なことのようです。そういえばツアーに同行している現地ガイドさんも、休日にサーモン漁をして缶詰や冷凍にした話をしてくれました。友達の水上飛行機でポイントへ飛び、キャンプをしながら漁を楽しんだのだとか。こちらのレジャーはダイナミックすぎです。あと、夏は夜が長いので夕飯のあと、釣りやハイキングにでかけるのだそうです。なんだかありえないですよね…。





ここは河内家御用達の井戸です。電気でくみ上げているので真冬でも凍ることなく利用できるのだとか。多くの人がこの水をもとめて車で水汲みにやってくるのだそうです。すぐ近くには北米最北の地ビール工場もありました。この水で入れた翌朝のコーヒーは軽くてとても美味しかったです(*^_^*)


→ アラスカ旅行記10「スーパーでお買い物」へ続く