YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。今年は過去記事を整理しています。焼き直しも多いですが、よろしくお願いします。

【お知らせ】長期お休み

2022-09-04 07:07:00 | 雑感・お知らせ



おはようございます。
6月より、すっかり更新が滞っている当ブログですが、今の生活とブログのスタイルがどうにもうまくマッチしないため、今年の目標であった「過去ブログをまとめる」という作業を中断することにしました。あぁ〜、この継続性のなさが嘆かわしい…(^^;;



日々過ぎゆく目新しい書きたいことをつらつらと書く、そんなスタイルが自分にはあっているようです。

ということで、こちらのブログはしばらくお休み。よろしければこちらのブログも読んでやってください↓

YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略 【YNWC的な多摩暮らし】

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なお、当ブログは終了ではなく、いずれ復活を予定しています。今後ともよろしくお願いします。



そろそろ梅の季節〜アミグダリンのお話〜

2022-06-05 07:17:00 | 食べもの



わたしは梅はジュース派です。

作り方は簡単。

買ってきた梅は洗ってヘタを取り除き冷凍庫で一昼夜。
梅ジュース作りでは、このヘタを取る作業が最重要課題。

へたが残るとえぐみが出てしまいます。また、梅は傷つけないように丁寧に。皮が裂けるとジュースが濁ってしまいます(小さな傷は包丁で取り除けばリカバーできます)。

ちょっと手間ですがテレビでも見ながらやればあっという間。出来上がりを想像しつつ、のんびりやれば、気分もリセットされて良いリフレッシュタイムになります♪



梅が完全に凍るのを待って、次の行程へ。用意するのは、熱湯消毒した保存瓶、冷凍梅、それと同量の氷砂糖。これだけです。熱消毒が大変な場合はアルコール消毒でもOK,

梅と氷砂糖を保存版の中に交互に入れれば仕込み完了♪



冷凍梅を使うと、細胞が壊れやすく常温のものより早くエキスが出るそうですが、その分風味が少し落ちるとの情報もあります。

また、早くエキスが出るという利点を生かすなら氷砂糖より上白糖、上白糖よりグラニュー糖が早く溶けるんだそうです。砂糖は何を使っても良いとのことですので、色々比べて、好みのものを見つけ出すのもいいのかな?

…と思いつつ、面倒なのであるものでちゃちゃっと。あまりこだわらず、とりあえず作る派(笑)



さて、ウメの実のお話。
「生の梅は毒があるから食べると危険」というのは有名なお話。

青酸があるらしいなんて聞くとなんだか恐ろしくなります。

正確には、ウメをはじめ、バラ科のアンズ、モモ、ビワ、アーモンドなどの種や若い実には青酸配合体(シアン配合体)である「アミグダリン」という成分が含まれているそうです。これが酵素で分解されるとシアン化水素(青酸)を発生するので注意が必要とのこと。

もっとも、致死量に至るにはかなりの量の青梅を摂取する必要があるため、1つ2つでどうにかなる話ではないようです。ただし、子どもは少量でも致死量に達することがあるので要注意です。

また、種の中の核には特にアミグダリンが多いため、やはり注意するに越したことはありません。



あんずの種の核である「杏仁」などはその代表格。

よって、これらの食材を扱うときには、アミグダリンを分解する酵素の働きをなくすため加熱します。

酵素は40度の熱で活力を失うため、ジャムにするために加熱すれば安心です。

またアミグタリンは、果実が成長すると次第に消失するのですが、ジュースやお酒につける、梅干しにするなどの加工を施すと、砂糖・酒・塩などの成分により加水分解が進み無毒化されるそうです。



植物が毒を含むというのは、動物に食べられないための知恵ともいえます。自分で養分を作り出せる植物は、動物に摂取されることが多い運命。そのための自衛策の一つが「毒」。

未成熟な種に多く含まれているというのは納得がいきます。そして、成熟したら、食べて種を運んでもらうために毒がなくなる。

よくできてるなぁ…



そして人は、その毒を薬として利用したりもするわけで…

いやはや人間の知恵というのも本当にすごい。地球上の生物はいつも知恵比べですね。

ちなみに梅には毒だけでなく、体に良い酸やポリフェノールなども含まれています。

そのため、梅ジュースを飲めばビタミン・ミネラルの吸収を高めたり、食欲を増進させたり、むくみを解消したり、老化の原因である胎内の酸化を抑えたり…、などなどの効果も得られるとのこと。

暑い夏には梅ジュースが効きますよね♪

植物の恩恵に感謝!!!!!




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麦が色づく頃です〜いつのまにか6月〜

2022-06-04 07:41:00 | 歳時記



5月31日より、季節は小満末候「麦秋至」。あらら、もう6月です(^^;;

麦は真冬の寒い頃に目を出し、ちょうど今が収穫の時期。上の写真はまだ緑がかってますが、そろそろ枯れ草色になっている頃。

横浜ではあまり麦畑を見かけないので、手持ちのストック写真が見当たりません(T-T)

紅花畑と麦畑の写真を撮りに行きたいなぁ。

ゴールデンウィークの麦畑↓


そういえば、「麦畑」なんて歌がありましたね。オヨネーズ?ドリフターズ?

え?どちらも知らない…Σ(゚д゚lll)



梅雨入り目前?

天候が不安定な時期です。
寒暖差にご注意ください。

北多摩散歩のムービー作りました↓




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旬のアスパラを食べる!

2022-05-28 17:20:00 | 食べもの



今が旬のアスパラガス。
アスパラってこんな感じで収穫を待っているってご存知でしたか?



一見裸地にも見えますが、これが有名なアスパラの産地、美瑛のアスパラ畑です。

パッチワークの丘で知られる北海道の美瑛町。アスパラ畑も丘の斜面にあります。

裸地に見えてちゃんとアスパラガスの新芽が伸びてますよ。



1日で30cm伸びるとも言われているアスパラガスの新芽。我々はこれを食べています。

美瑛の農協では21cm以上のものが出荷の対象とのこと。



農家さんが使う鎌にはちゃんと長さがわかるような仕掛けがあります。

なぜ、そんなことを知っているかって?

なぜなら、農家さんで収穫体験をさせていただいたから!!



美瑛町にはそういう体験ツアーがあるのです。



普段は入ることのできない畑にお邪魔して、アスパラの収穫や現役農家さんからお話を聞けるツアー。

畑に入る前には長靴に履き替え、靴裏を消毒。



農家さんにとって、畑の土は大切な財産。ずかずかと踏み込むなんてもってのほかなのです。中にはそういう不届きな観光客がいるようで、時々話題になりますよね(T_T)
だめ、絶対!!



こちらの農家さんでは腰にカゴを下げ、一本一本手作業で刈り取るとのこと。アスパラは柔らかいので機械では収穫できないんだそうです。

しかも、地下に本体(?)が広がっているため、そこを傷つけたら次の芽がダメになってしまうこともあるとのこと。歩くのにも気を使います。



何も植わっていないように見えるこの丘の斜面には、毎日毎日、刈っても刈っても、ニョキニョキと芽が出てくるんだそうです。

時期が終わると、わさわさと葉を茂らせ、寒くなる前に休眠し、また春に新芽が伸びたところで収穫するとのこと。そのサイクルで10年以上収穫できるというから驚きました。ただ、苗を植えて3年は株を大きくするために収穫しないようです。



丘のてっぺんてご家族が作業されていました。朝5時から、最盛期は14時近くまで作業が続くそうです。ここも高齢化の波が押し寄せているようですが、今は次男さんが活躍中。すばらしい!!

腰のかごが一杯になったらコンテナに移し、4杯移すとコンテナがいっぱいになるんだとか…



道沿いに点々と置かれたコンテナ。これがいっぱいになったら軽トラで下ろすようです。斜度がきついため、軽トラやトラクターの運転には熟練の技がいるとのこと。



丘ならではの苦労も多そうでした。

こちらの農家さんでは、3種類のアスパラガスを育てていました。



紫色をしたもの、病気に強いもの、柔らかさが自慢のもの…。用途によってそれぞれ良さがあるようです。
※おまけに摘ませていただいたワラビも写ってます(笑)



刈り取ったばかりの柔らかいアスパラをその場でポリポリ、丸齧り!!
なかなかできない体験でした。

アスパラガスには雌株と雄株があということ、栽培用の品種は種子ができない処理がされていることなど、アスパラ豆知識も教えていただき、最後はアスパラ料理の試食まで。アスパラ三昧♪



この日は、たまたま用意があったとのことだったので、ラッキーだったのかな?

この場所はいつも休憩に使われているという納谷の一角。



すっかり農家さんのお知り合いになった気分で、あれこれとお話を聞かせていただき、大満足!

普通は接点のない地元の農家さんと観光客とを繋いでくれるうえ、ガイドさんが美瑛の歴史や見どころなんかも紹介してくれる、とっても素敵なツアーでした。

…というわけで、旬のアスパラ。美味しいやつは、多少お値段もはりますが、それもそのはず。自然の恵みと農家さんの仕事への情熱に感謝して味わいましょ♪




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梅雨の走り

2022-05-27 11:15:00 | 



梅雨入り前にまとまった雨が降ることがあります。「梅雨の走り」なんて呼ばれています。

そんな不安定な天候の合間に広がる夏空。
  


もうすっかり夏だなって思っていると、俄かに天気が変わり気温も急降下。

梅雨入りすると、しばらくはジメジメとした日々が続きます。カビやダニなどの害虫も増える時期。気温が上がればなおさらです(T_T)

職場の方に勧められて3年前に購入した除湿機が大活躍するシーズン。



実はこれ、ドライフラワー作りにも役立ちます。




さてさて、雨は嫌なことだけでなく、生き物にとってかけがえのない恵みでもあります。



降り過ぎても、降らな過ぎても困りますよね。

ざんざんぶりの日は無理ですが、パラパラ雨の日には、身支度を整えてお散歩も楽しいです



雨が降って嬉しい生き物もいれば、雨を物ともしない生き物もいます。のんびり、ゆっくりお散歩しましょ。



そろそろ紫陽花もシーズンです。







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