YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

アイスコーヒーいかがでしょう

2024-06-23 07:28:00 | 食べもの
北多摩生活でお世話になった「tailwind coffee」さんのコーヒーセミナーに参加してきました。



始まる前に到着し、お気に入りのカフェラテとだし巻き卵のホットサンドを注文。至福〜。

ここのカフェラテはほんと、美味しい!

そして始まるコーヒーセミナーは参加者枠6名というこぢんまりとアットホームなもの。



閉店後のお店に集まるコーヒー好きな6名。私がいちばん遠くからの参加かと思ったら川越からという方もいらっしゃり驚きました。


まずは基本のドリップコーヒーから。細かな調整をしなくても豆の量とお湯の量さえきっちり量れば、素人でもいつもより美味しいコーヒーが淹れられるようです。

実演を見せていただいた後の試飲タイム



美味しい〜。

そして、この日のテーマ「アイスコーヒー」の淹れ方についてのレクチャー開始。アイスコーヒーは湯気からの香りが取り除かれてしまう分、味をしっかり出させるために豆の量を多くするのがポイントらしい。


お湯も少なくして、最後に氷で急冷。すっきりと味わい深いアイスコーヒーの完成です。



通常のレシピで淹れたホットコーヒーをポットの外側から急冷してもまた美味しいとのこと。二つのアイスコーヒーを飲み比べ。同じコーヒーなのに味が違いました。どちらが美味しいというわけではなく、人によって好みが分かれそうです。

また、どちらかというと味が出にくい浅煎りの豆も丁寧に淹れることで爽やかな酸味や華やかな香りのアイスコーヒーになります。

そういえば去年の夏の旅行で飲んだおしゃれなアイスコーヒーもこんな感じだったので、きっと浅煎りの豆だったんだろうなぁ…



香りを楽しむためにグラスも工夫されてました。

アイスコーヒーはアレンジコーヒーとしても使われます。tailwindさんでもこの夏3種のアレンジコーヒーがメニューに並んでいます。





あと一つでコンプリート。
こちらのアレンジコーヒーはおしゃれで本格的なコーヒー雑誌でも紹介されてます。


国分寺駅から徒歩15分。周りには京王ストアくらいしかない場所ですが機会があればぜひ足を運んでみてください。


さてさて、コーヒーセミナーの締めくくり。参加者のお一人が何と貴重なコーヒー豆を持参してきてくれました。丸山珈琲さんが販売しているアグロタケシ(ボリビアのコーヒー農園)のゲイシャ種!!!!!

世界最高峰とも言われる高級コーヒーを試飲させていただいちゃいました。
恐れ多いことでございます…



【今日の昼ごはん】

ミャンマーで買ったお弁当箱でまんまるランチ

今日もいい日になりますように!
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カルメ焼きに挑戦!

2024-06-18 07:37:00 | 食べもの
人生初のカルメ焼きを作りました。

材料は砂糖と水と重曹だけ
つまりは膨らんだ砂糖の塊を作るわけです(^^;;

おたまに砂糖40gと水15mlを入れてまずはよく溶かします。


それを混ぜながら125℃まで加熱
火にかけるとすぐに沸騰が始まり水蒸気が弾ける音が聞こえてきます。



温度が上がると気泡が細かくなり、音は小さくなってきます。かき混ぜる手応えも、ほんの少しですが粘度が出てくるような…



水が蒸発して水分が少なくなるだけでなく、砂糖の分子が重合して、高分子となり、粘度が上がるそうです。

このどろりとした糖蜜に重曹を入れると、熱分解により重曹から二酸化炭素が放出され、この気泡が糖蜜に閉じ込められることで膨らみます。



↑125度になった糖蜜を火からおろして重曹1gを入れるとこんな風に細かな泡が出てクリーミーな状態に。

このままぐるぐるとかき混ぜると、おたまの底が見えてくるので、そのタイミングでかき混ぜていた棒をそっと引き抜くと、むくむくまくっと全体が膨らみます。

完成〜



茶色いのはザラメ、白っぽいのはグラニュー糖で作りました。グラニュー糖はもう少し加熱してまた少し茶色くした方がカラメル味になり、膨らみも良くなったのかもしれません。

さてさて、お味はと言いますと…

甘い!!!!!
甘すぎます。

甘いものがなかった時代には喜ばれたのかもしれないけれど、よく考えたらスティックシュガー10本分です。



細かく砕いて、コーヒーに入れることにしました。

これが意外にも美味しい!
カラメル味が少し加わるのがいいみたいです♪



カフェラテやミルクにもあいそうです。

ダルゴナコーヒーっていうのがあるけれど、「ダルゴナ」って韓国語でカルメ焼きのことみたいです。

カフェラテのおともにまた作ってみたいです。


【今日の朝ごはん】

・焼きおにぎり
・ハンバーグミニ
・サヤエンドウのソテー
・ミニトマト
・小松菜スープ

雨が強くなる予報です。皆様お気をつけて!

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たけのこ届く!!

2024-04-17 08:55:00 | 食べもの
今年も静岡の友人から筍が届きました。
ご覧くださいこんなに立派な筍です。



牛乳パックをはるかに超える特大サイズ。友人は別の仕事の合間に自分で掘って、ドラム缶で下茹でし、直売しています。



こんなに大きいのに、甘くて柔らかくて、そのうえ香りも良いのです!!
毎年こんなプライスレスな贈り物をしてくれる友人を尊敬しています。

今年もありがと〜。



早速筍づくしのランチタイム!!
たけのこご飯に豚バラ炒め、お吸い物。一番柔らかい先の部分はわさび醤油で♪
一緒に送ってくれたら黒はんぺん。

たまたまぴよよんさん(姉)が午後から出勤だったので、2人で「美味しい」「美味しい」と言いながら食べました。
幸せ〜。

こちらは崎陽軒のシウマイ弁当風な甘辛煮。



こんな感じのやつが食べたいなぁと、「たけのこ 角切り、甘辛煮」と検索したら、「崎陽軒の筍」というタイトルでいくつかヒットしてきました(笑)

まさか自分が欲していたメニューが崎陽軒のものだったとは!?
自分が横浜市民ということを再確認しました(笑)

まだまだあるので、カレーにも入れてみたのですが、こちらはカレーの味に負けてしまいせっかくの筍がもったいなかったです(T_T)



食べきれないので叔母にお裾分けしたのですが、その時に教えていただいたバターチーズ焼きは、筍の味を引き出してくれてgoodでした(今日の朝ごはん参照)



旬の食べ物いいですね。
「旬」という漢字は本来「10日間」を意味するものだそうです。はるか昔、日本では毎旬(1日、11日、21日)に天皇が宴を開いたそうです。平安時代になるとその習慣は4月1日と10月1日に縮小された分宴は大きくなり、その際に季節の食べ物を献上したんだとか。その習慣が「旬=最盛の時期、最も味のよい時期」となったとネットに書いてありました。

筍は一旬(いちじゅん、10日間)すると竹に成長することから名前がついたんだとか。確かに 「雨後の筍」という言葉通り、あっという間に大きくなってしまいます。



↑真ん中の茶色い皮をかぶったものがまさに「雨後の筍」です。

筍が採れるのはほんの一時期。そんな貴重な旬の味を今年もありがとうございました!!


【今日の朝ごはん】

・筍のバターチーズ焼き
・グリーンサラダwith焼津産なまり節
・トースト
・叔母特製オレンジピール
・夏みかんヨーグルト
・タイティー
※筍はバターでソテーしてスライスチーズを乗せただけ♪





今日もいい日になりますように!

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そろそろ梅の季節〜アミグダリンのお話〜

2022-06-05 07:17:00 | 食べもの



わたしは梅はジュース派です。

作り方は簡単。

買ってきた梅は洗ってヘタを取り除き冷凍庫で一昼夜。
梅ジュース作りでは、このヘタを取る作業が最重要課題。

へたが残るとえぐみが出てしまいます。また、梅は傷つけないように丁寧に。皮が裂けるとジュースが濁ってしまいます(小さな傷は包丁で取り除けばリカバーできます)。

ちょっと手間ですがテレビでも見ながらやればあっという間。出来上がりを想像しつつ、のんびりやれば、気分もリセットされて良いリフレッシュタイムになります♪



梅が完全に凍るのを待って、次の行程へ。用意するのは、熱湯消毒した保存瓶、冷凍梅、それと同量の氷砂糖。これだけです。熱消毒が大変な場合はアルコール消毒でもOK,

梅と氷砂糖を保存版の中に交互に入れれば仕込み完了♪



冷凍梅を使うと、細胞が壊れやすく常温のものより早くエキスが出るそうですが、その分風味が少し落ちるとの情報もあります。

また、早くエキスが出るという利点を生かすなら氷砂糖より上白糖、上白糖よりグラニュー糖が早く溶けるんだそうです。砂糖は何を使っても良いとのことですので、色々比べて、好みのものを見つけ出すのもいいのかな?

…と思いつつ、面倒なのであるものでちゃちゃっと。あまりこだわらず、とりあえず作る派(笑)



さて、ウメの実のお話。
「生の梅は毒があるから食べると危険」というのは有名なお話。

青酸があるらしいなんて聞くとなんだか恐ろしくなります。

正確には、ウメをはじめ、バラ科のアンズ、モモ、ビワ、アーモンドなどの種や若い実には青酸配合体(シアン配合体)である「アミグダリン」という成分が含まれているそうです。これが酵素で分解されるとシアン化水素(青酸)を発生するので注意が必要とのこと。

もっとも、致死量に至るにはかなりの量の青梅を摂取する必要があるため、1つ2つでどうにかなる話ではないようです。ただし、子どもは少量でも致死量に達することがあるので要注意です。

また、種の中の核には特にアミグダリンが多いため、やはり注意するに越したことはありません。



あんずの種の核である「杏仁」などはその代表格。

よって、これらの食材を扱うときには、アミグダリンを分解する酵素の働きをなくすため加熱します。

酵素は40度の熱で活力を失うため、ジャムにするために加熱すれば安心です。

またアミグタリンは、果実が成長すると次第に消失するのですが、ジュースやお酒につける、梅干しにするなどの加工を施すと、砂糖・酒・塩などの成分により加水分解が進み無毒化されるそうです。



植物が毒を含むというのは、動物に食べられないための知恵ともいえます。自分で養分を作り出せる植物は、動物に摂取されることが多い運命。そのための自衛策の一つが「毒」。

未成熟な種に多く含まれているというのは納得がいきます。そして、成熟したら、食べて種を運んでもらうために毒がなくなる。

よくできてるなぁ…



そして人は、その毒を薬として利用したりもするわけで…

いやはや人間の知恵というのも本当にすごい。地球上の生物はいつも知恵比べですね。

ちなみに梅には毒だけでなく、体に良い酸やポリフェノールなども含まれています。

そのため、梅ジュースを飲めばビタミン・ミネラルの吸収を高めたり、食欲を増進させたり、むくみを解消したり、老化の原因である胎内の酸化を抑えたり…、などなどの効果も得られるとのこと。

暑い夏には梅ジュースが効きますよね♪

植物の恩恵に感謝!!!!!




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旬のアスパラを食べる!

2022-05-28 17:20:00 | 食べもの



今が旬のアスパラガス。
アスパラってこんな感じで収穫を待っているってご存知でしたか?



一見裸地にも見えますが、これが有名なアスパラの産地、美瑛のアスパラ畑です。

パッチワークの丘で知られる北海道の美瑛町。アスパラ畑も丘の斜面にあります。

裸地に見えてちゃんとアスパラガスの新芽が伸びてますよ。



1日で30cm伸びるとも言われているアスパラガスの新芽。我々はこれを食べています。

美瑛の農協では21cm以上のものが出荷の対象とのこと。



農家さんが使う鎌にはちゃんと長さがわかるような仕掛けがあります。

なぜ、そんなことを知っているかって?

なぜなら、農家さんで収穫体験をさせていただいたから!!



美瑛町にはそういう体験ツアーがあるのです。



普段は入ることのできない畑にお邪魔して、アスパラの収穫や現役農家さんからお話を聞けるツアー。

畑に入る前には長靴に履き替え、靴裏を消毒。



農家さんにとって、畑の土は大切な財産。ずかずかと踏み込むなんてもってのほかなのです。中にはそういう不届きな観光客がいるようで、時々話題になりますよね(T_T)
だめ、絶対!!



こちらの農家さんでは腰にカゴを下げ、一本一本手作業で刈り取るとのこと。アスパラは柔らかいので機械では収穫できないんだそうです。

しかも、地下に本体(?)が広がっているため、そこを傷つけたら次の芽がダメになってしまうこともあるとのこと。歩くのにも気を使います。



何も植わっていないように見えるこの丘の斜面には、毎日毎日、刈っても刈っても、ニョキニョキと芽が出てくるんだそうです。

時期が終わると、わさわさと葉を茂らせ、寒くなる前に休眠し、また春に新芽が伸びたところで収穫するとのこと。そのサイクルで10年以上収穫できるというから驚きました。ただ、苗を植えて3年は株を大きくするために収穫しないようです。



丘のてっぺんてご家族が作業されていました。朝5時から、最盛期は14時近くまで作業が続くそうです。ここも高齢化の波が押し寄せているようですが、今は次男さんが活躍中。すばらしい!!

腰のかごが一杯になったらコンテナに移し、4杯移すとコンテナがいっぱいになるんだとか…



道沿いに点々と置かれたコンテナ。これがいっぱいになったら軽トラで下ろすようです。斜度がきついため、軽トラやトラクターの運転には熟練の技がいるとのこと。



丘ならではの苦労も多そうでした。

こちらの農家さんでは、3種類のアスパラガスを育てていました。



紫色をしたもの、病気に強いもの、柔らかさが自慢のもの…。用途によってそれぞれ良さがあるようです。
※おまけに摘ませていただいたワラビも写ってます(笑)



刈り取ったばかりの柔らかいアスパラをその場でポリポリ、丸齧り!!
なかなかできない体験でした。

アスパラガスには雌株と雄株があということ、栽培用の品種は種子ができない処理がされていることなど、アスパラ豆知識も教えていただき、最後はアスパラ料理の試食まで。アスパラ三昧♪



この日は、たまたま用意があったとのことだったので、ラッキーだったのかな?

この場所はいつも休憩に使われているという納谷の一角。



すっかり農家さんのお知り合いになった気分で、あれこれとお話を聞かせていただき、大満足!

普通は接点のない地元の農家さんと観光客とを繋いでくれるうえ、ガイドさんが美瑛の歴史や見どころなんかも紹介してくれる、とっても素敵なツアーでした。

…というわけで、旬のアスパラ。美味しいやつは、多少お値段もはりますが、それもそのはず。自然の恵みと農家さんの仕事への情熱に感謝して味わいましょ♪




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