☀️日の出/日の入り(横浜市)🌙月齢
(2020年)
12月21日☀️6:47/16:32🌙6.4
12月22日☀️6:47/16:33🌙7.4 上弦の月
12月23日☀️6:47/16:33🌙8.4
12月24日☀️6:48/16:34🌙9.4
12月25日☀️6:48/16:35🌙10.4
冬至です!
1年でいちばん昼が短くなる日!!
写真は南米チチカカ湖にあるシェスタニ遺跡。チュルパと呼ばれる石塔のお墓がたくさん残っています。
1年でいちばん昼が短いということは、冬至からあとはどんどん昼が長くなっていくということ。インカ文明では「冬至」復活の日とみていたようです。
それで、このチュルパには、冬至の日の出のときに一番奥まで太陽光が差し込むように、東向きの小窓がついています。太陽の光とともに死者の復活を祈ったとのこと。
すでに上部が崩れ、基礎だけになっているものも多数。富士山よりも高い土地に広がる風景に圧倒されました。
…と、横浜から遠く離れた冬至のお話でしたが、冬至の初候は「乃東生」。
七十二候でも、冬至の日に「生」という字を使っているのですね。古今東西、冬至は復活へのスタート。
冬至っていうのは1年でいちばん日照時間が短くなる日なわけですが、なんと夏至と比べると、4時間40分も短いんだそうです。さらに驚くのは根室あたりだと6時間半も違うとか。同じ国内でもこんなに差があることにびっくりです。
ちなみに、夏至の初候は「乃東枯」。
乃東とは、夏枯草(かこそう)=ウツボグサのこと。
いちばん昼が長い夏至は、緯度の高いヨーロッパなどで華やかに祝われる反面、ある意味で終焉とも捉えられるわけなんですね。
ウツボグサが実際に冬に芽を展開している姿はこの目で見たことはないので、一度自分で確認したいものです。本当なのかな?
この季節に芽といえば、葉っぱの落ちた跡(葉痕)とセットで観察するのが一般的な楽しみ方。
道管の跡が顔のように見えたり、それにともなって休眠中の冬芽が帽子や角に見えたり…
この季節は動植物の活動が少なくなってくる反面、クリスマスやお正月といったイベントで切り花を購入する機会が増すことも
そんな植物をじっくり観察してみると意外と面白かったり…
特にナギイカダ(ルスカス)の生態にはびっくり!!
さて、今夕はちょっとした天文ショーが見られます。土星と木星最接近!!
国立天文台HPより
木星と土星が今期で最も接近するのは日付が22日に変わった午前3時頃。しかし日本からは、2つの惑星はすでに地平線の下になってしまうため見ることができません。
というわけで、日本で、2つの惑星が最も近づいた状態で観察できるのは、21日の日の入り直後だそうです(横浜の日の入りは16:32)。
時間があれば南西の空に注目です!!
いよいよ年の瀬。忙しい毎日、お体ご自愛
大人気のアマビエ様出典は、京都大学附属図書館所蔵「肥後国海中の怪」
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