YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

カボチャ彫りの宴2015

2015-10-31 10:34:13 | 日々のお話


みなさん、おはようございます。
本日はハロウィンという異国のお祭りらしいです。仮装をしたりするようなので…。テーマは上戸彩さんです。アイムホームってドラマのときの…(笑)

楽しい仲間たちも一緒です。





ハロウィンについては以前書いたこちらの記事
提灯ジャック

そんなわけで我が家では、今年もジャックオーランタンを作る宴が催されました。















今年も家の中は、あっという間にはハロウィン色に!!仮装用のお面やかつらが年々増えてきているような…

そしてこちらが、宴の主役。



さあー彫りますよー!!!

まずはヘタの周りにナイフを入れ、取り外します。



けっこう固いから、思い切って行きましょう。

ヘタの周りでなくても、底でも側面でも、とにかく手が入る穴を空けることが大切。





だ、この穴から種と果肉を取り出します。綺麗に取り出さないと、カビの原因になるので、しっかり取り出しましょう。



スプーンやおたまなどを使って削るように果肉を出すのですが、ぬるぬるしていて、なかなか大変!とこまで削れば良いかというきまりはないのですが、できるだけ水気のある部分を削り出すようにします。

魚も頑張っています。



そしてカボチャの中身が空になったら、いよいよ目や口などをくり抜きます。果物ナイフや彫刻刀などを使ってくり抜きます。





出来たー!!
カボチャを選択した際に、ちょっと予定とは変わってしまいましたが、今年の作品「サムライランタン」



帽子で隠れちゃってますが、ヘタがちょんまげみたいに見えるんですよ(笑)

さあー、全員集合!!!
そして、点灯ーーーーー!!!










やっぱりこの瞬間がいちばん盛り上がります!!!

このカボチャたちは今年も北海道からやってきました。興味のある方はこちら
かぼちゃ屋本舗

大きなやつでも1000円と良心的なお値段。みなさんも来年はランタン作ってみませんか?


ザ・サムライランタン再び



来年はもうちょっと愛嬌のあるやつを彫りたいなー。

参加してくださった皆様!
楽しい時間をありがとうございました
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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シダーローズもらいました!

2015-10-30 13:21:57 | 日々のお話


昨日、職場へ行くと先輩から袋を手渡され、覗いてみると、な、な、なんとシダーローズがたっぷり(((o(*゜▽゜*)o)))

テンションMAXに跳ね上がりました!!
素敵なお土産をありがとうございます。



まるで木彫りのバラのようですが、シダーローズっていうのは、ヒマラヤスギの球果の先っぽなんです。

ヒマラヤスギっていうのは、高木になる針葉樹。その樹形がかっこいいことから世界三大庭園樹に名を連ねています。あとの二つはコウヤマキとナンヨウスギ。

名前にスギとつきますが、ヒマラヤスギは杉ではなく、松の仲間。ですからシダーローズは、つまり松ぼっくりの先っぽということになります。

画像は借り物です

完全に熟すとまずシダーローズと呼ばれる上の部分が落ち、続いて残りの鱗片が1枚ずつ剥がれ落ちるように落下します。

シダーローズも放置しておくとポロポロと鱗片が剥がれ落ち、ボロボロになってしまいます。



というわけで長持ちさせたいときは、ニスを塗ることをオススメ!!
得意のニス作戦です。

ところで、「松ぼっくりっていったい何?」って思いませんか。最初に書いたんですが、松ぼっくりというのは、マツ科の球果(きゅうか)のことなんです。つまりは「実」。

果実というのは通常子房が膨らだものなんですが、裸子植物であるマツには子房がありません。

鱗片葉が木質化し、種子を守ります。これが松かさ、松ぼっくりです。マツ科に限らずこのように鱗片葉が重なり、丸い形を作るものを球果と呼ぶようです。子房由来の果実とは分けているわけです。

そしてひとくちに松ぼっくりと言ってもいろんな種類のがあるのです。だってマツ科にはいろんな種類の樹木がありますからね。



横浜周辺でよく見かける松ぼっくりは右下にあるクロマツやアカマツでしょうか?
鱗片葉は剥がれ落ちることなく、その隙間に種子が挟まっています。

こちらは、先日戸隠で見つけたモミの球果



モミの球果は鱗片葉と種子が一体化。シダーローズと同じように剥がれ落ちるタイプです。

ではシダーローズの種子はというと…



矢印の部分!鱗片葉とは違う薄いものが挟まっています。

それを引っ張り出してみると↓



これ、種子が遠くへ飛ぶようについている翼(よく)です。種子は真ん中あたりにあるはずなんですが、この写真では確認することができません。未成熟なのか、すでに剥がれ落ちたのか…。
こんな写真ですみません(^^;;

種子が成熟すると、松かさが開いてこれらの種子が飛び出す仕組みです。翼が風に乗りクルクルと遠くまで飛んでいきます(クロマツやアカマツも同じ仕組み)。

条件が悪い、湿度が高いときや水に濡れた時には、松かさが開きません。植物っていうのは本当に賢いです。

ちなみに松ぼっくりの「ぼっくり」は「ふくり」からきているんだとか。つまり、オオイヌノフグリと同じアレのことなんですね!?

つい最近知って驚きました。かわいい名前だと思っていたのになぁ…(^^;;

まあ、とにかくシダーローズをたくさんいただき大感謝。今年もリースの材料が着々と集まってきました(*^_^*)

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胡桃の種

2015-10-29 07:37:37 | 日々のお話


先月末、山で拾ってきた(正確には同行者に採ってもらった)オニグルミ。ようやく見慣れた姿になりました。

上の写真はオニグルミの種にあたる部分で、木になっているときは緑色の果皮と果肉に覆われています。



上の写真は初夏のものなのでまだ実が細く、雌しべのあとも残っていますが、秋には一つひとつの実が丸々と膨らんでいます。

ただ、厄介なことにこの緑色の部分にはタール状のタンニンが多く含まれていて、うっかり触ると手が黒く汚れてベトベトになってしまいます。しかも水で洗ってもなかなか落とせないっていう…(~_~;)

完熟した実は黒く乾いて扱いやすいのですが、拾ってきたものは緑色だったのでそのまま放置してみました(どうやら土に埋めておく方がいいようです)。



すると緑色のベタベタした部分が、黒く変色し、ガサガサになりました。これを手出向くと、中から種が出てきます。



ただし黒くなった果肉や繊維が張り付いていて美しくありません。そこで、一晩水につけてみることに…



飴色だった水は翌日には真っ黒になっていました。種どうしをこすり合わせるように洗ってみると…

最初の写真になるわけです。



洗うとき、てっぺんの尖った部分がけっこう痛いんですね…。まいりました(^^;;

最初はクラフトの素材にするつもりで持ち帰ったのですが、こうなると味わってみたい衝動にネットで調べたところ、洗ったあと、3週間ほど乾かした方が美味しくなるという記述を見つけたので、このまま放置して、来月の中旬頃食べてみようかと思っています。

これだけ固い種皮に包まれたうえ、苦いタンニンのベトベトで覆われているんだから、その中身はさぞや美味しいんではないかと…。

そういえば戸隠で食べた山胡桃のガトーショコラは絶品でした。



結果はいかに!!次回レポートをお楽しみに(*^_^*)

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赤・赤・赤

2015-10-28 14:42:32 | お出かけ情報


カラマツの黄葉に赤いナナカマドの実。
秋も深まると、赤い実は朝晩凍りついては溶かされて、透明な美しさを放ちます。






2枚目はガマズミでしょうか?
葉の数が減り、見通しの良くなった茶色の森で、赤い色は一際目を惹きつけますね。

こちらはマルバフユイチゴ。



まあるい葉っぱは冬の間も雪の下で緑のまんま。なんと背丈は低いですが立派な常緑樹なんだそうです。

もちろん赤い葉っぱもあちらこちらに。
これは、落葉したときに他の枝に刺さってしまったヤマブドウの葉っぱ(笑)



光に透けて葉脈が光っていました。ヤマブドウの葉はとっても美しく紅葉するので大好きなのですが、もうほとんどが散ってしまっていました。







赤・赤・赤!!!

秋の森は本当にうつくしいですね。
近所の三ッ池公園も大好きですが、やはりこれくらい大きな森で感じる秋は格別です。

帰りに寄った神告温泉(中社バス停から徒歩10分)のお風呂からの景色も素晴らしかったですよ。



しかも貸し切り状態。
入湯料600円で、売店や食事処も併設されてます。



地場産の野菜が美味しそうでしたが、重いので我慢、我慢…。食事もバス停近くの有名なうずら屋さんのお蕎麦にしました。



眺めてよし、拾ってよし、浸かってよし、食べてよし…。秋の戸隠、おすすめです。

それにしても、秋は行きたいところが多すぎて困りますね。戸隠も新たな秋のフィールドとしてこれから候補地のひとつになりそうです。もちろんゴールデンウィークの頃の探鳥やミズバショウも素晴らしいので、その頃も再訪したいものです。

そういえば、そろそろレッドオーク様も探しに行かないと…。あ~、本当に秋は大忙し!!

…って、秋だけではなく1年中大忙しでした。今度、忘備録がわりに季節ごとのおすすめスポットをまとめてみようかと思っています。

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収穫祭?晩秋の戸隠

2015-10-27 07:28:02 | 日々のお話


代休を利用して戸隠へ行ってきました。すでに紅葉もピークを過ぎ、森の中はかなり見通しが良くなっていました。

カラマツの林で空を見上げたら、万華鏡のような世界。

天気が良かったので池の水面に木々や山々が写り込んで美しかったです。、

ミドリが池

鏡池

小鳥が池

こうやってみると戸隠って池が多い!!
鏡池に写っているのは戸隠連山ですが、遠くの山並みも美しかったです。







この眺望は鏡池と小鳥が池の間にある硯石から見ることができます。

戸隠森林公園は野鳥の宝庫。43科103種が確認されているそうです。だから、こんな団体様にもよく出会います。



バズーカ砲のようなカメラを抱えた集団。図々しく声をかけてみたところ、ムギマキ(鳥の名前です)を見せていただきました(*^o^*)

さて、今回の第一の目的は落ち葉拾い!!
すでにピークは過ぎていたものの、カラフルな葉っぱたちがゲットできました\(^o^)/



採集した主な葉っぱは、ハウチワカエデ、イタヤカエデ、カラコギカエデ、ハルニレ、ブナ、ミズナラ…ってところかな?中でもハウチワカエデがいちばん多く拾えました。でも、なかなか完璧な落ち葉を拾うのは難しいですね。破損してたり、色が悪かったり…(^^;;

帰宅してすぐに我が家の押し葉工房(笑)に保管しましたが、果たして色が残ってくれるかな?(押し葉工房については、改めて記事に書く予定です)

ついでに今年のリースのための材料も分けてもらってきました。



戸隠神社のスギの枝(右上)…ちょっとご利益あるかもと思い分けてもらいました。

ヤマノイモ(左下)…とても大きくて立派な実だったので。

オオウバユリ(真ん中)…種を振り落としてきたつもりでしたが、部屋の中でぽろぽろこぼれでてきました。



真ん中にあるのはサラシナショウマの花の残骸。ブナの殻斗にカラマツの松かさ、スギの実。左上はタニウツギの花の残骸???

ミズナラのどんぐりさんとも目が合ってしまったのでいくつかお持ち帰り。



もうほとんどが乾燥して色が抜け、芽を出す準備を始めていたのですが、苔の上に落ちたものは、湿度が保たれているのかいい色してました。



今週末はハロウィン。収穫祭です。今年も我が家ではジャックオーランタンを作ります。10月30日(金)の夜ですので興味のある方はお声掛けください(*^_^*)

秋リースの材料も随分集まってきたので、リース作りもそろそろかな…。

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