YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

秋の気配

2011-08-14 06:43:56 | 震災ボランティア2011春夏
昨夜10時、気仙沼から我が家へと無事帰りつきました。

8月も半ば、当ブログも開設1周年を迎えました。いつも読んでくださっている皆さん、ありがとうございます(*^^*)

写真は唐桑で見つけた、秋の気配です。気づけば、コスモスやミズヒキの花が咲き始めました。少しずつ秋めいて、また季節が移り変わっていくようです。

ブログを始めて、前より敏感に季節の移り変わりを感じるようになりました。今後もちょっとした動植物の様子を紹介できるよう、身の回りの自然に目を向けていきたいと思います。



昨日の日の出です。
最近はすっかり寝坊してばかりですが、やっぱり「早起きは三文の得」ですね。

今日は母の実家の墓参りに行ってきます。

九九鳴き浜清掃活動

2011-08-13 16:58:45 | 震災ボランティア2011春夏
今日は、唐桑自慢の景勝地「九九鳴き浜(くくなきはま)」の清掃活動を行いました。目の前は太平洋。美しい砂浜は歩くとキュキュと鳴きます。

震災後は重油にまみれた瓦礫や船などが打ち上げられ、危険な状態だったそうです。



今日はかなりの重労働かと行ってみたら、意外と片付いていました。これも人の力のなせる業。何故ならこの浜へ来るには20分の山道を歩かなくてはいけません。つまり重機ばかりか軽自動車1台入り込めない場所なのです。

最初の頃、大きな漂着物は船を使って運び出したと聞きました。船は海岸まで近づけず、陸上部隊と潜水士がバケツリレーで漂着物を積み込んだとか。



一見片付いて見える海岸ですが、一段高い場所には漂着物がまだたくさん塊っています。また、小さなごみには危険なものもまざっています。漂着物をふるいわけて危険物を取り除いたり、奥の方のごみを拾い集めたりしました。



また、砂に半分埋まっているような、ビニルシートやロープなどを掘り出したりもしました。写真は波打ち際に埋まった畳です。重いし、臭いし、2、3人ではとても歯が立ちません。





でもみんなでやれば、ちょっとの力で移動できました。

車が入れない場所の復興はまだまだ進んでいないのが現状です。また、集積場に集められた物は大まかな分別しかできていないため、再分別をしないと処分できないようです。

人手はいくらあっても足りないくらい。気の遠くなるような作業も人数が集まれば、大きく前進します。助け合うということの尊さを考えさせられました。

今回も地元の方やボランティア仲間との交流から、たくさんのことを教えてもらいました。来てよかったと心から思います。

お世話になった皆さん、ありがとうございました
(*^^*)

土俵づくり

2011-08-12 20:52:27 | 震災ボランティア2011春夏




本日のボランティアはワカメのいかだの重り作り。この重りのことを土俵(どひょう)と言います。相撲の土俵を思い浮かべますが、漢字通り「土の俵(たわら)」。

写真の中の黒い袋が土俵です。わたしがやった仕事は3枚目奥に写っている砂利をスコップでかき出す(落とし込む)作業。自慢の腕力を発揮してきました
p(^-^)q



1ヶ月半かけて完成した土俵はおよそ1万個!明日で目標達成だそうです。



こちらは前回参加したときの写真。分かりづらいけど、この努力の成果は感無量です。

1万個の土俵作りに関わった人たちがどれだけいることか。もちろん経営者の方々はにおいては、ほとんど休みなしの毎日。でも互いに顔も知らない一期一会のメンバーが1万個の土俵を作りあげたのです。

人の力はすごい!

そしまだまだ人手は必要です。たった1日の作業でも3人でくれば3日分。100人でくれば100日分です。

お時間の許す方、誘いあって東北の今を見に来てください。そしてみんなでがんばりましょう。

さわやかな朝

2011-08-12 06:18:27 | 震災ボランティア2011春夏
唐桑の朝はさわやかな風とヒグラシの声に包まれ、快適です。



午前5時、ミルク色の空に朝日が姿を見せました。これから気温があがってくるものと思われます。





セリ科の花と、はさみをもった甲虫。



今日はワカメの養殖に使ういかだにつるす重り作りを手伝います。1つ60kg。土嚢に砂利を入れ積みあ上げる仕事です。頑張ってきま~すp(^-^)q