YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

九つ井(ここのついど)で心の休日

2024-07-02 13:02:00 | お出かけ情報
今年も鎌倉と横浜の境にある九つ井の山の上ギャラリー行ってきました。




横浜とは思えない高原リゾート感!!!

以前興味本位で参加した木の器作りのワークショップでお世話になった先生の個展を拝見してきました。

 

緑に囲まれた古民家の静寂な空間に飾られた作品たち





松崎先生の作品は生活に根差し、一見荒々しくもあるけれど気品があって美しい、そんな風に表されているようです。小市民な自分にとっては、とても日常使いできる品ではないですが…。

でも毎日良いものに触れて生活できたら素敵だなあ、なんて思っていたら、なんとギャラリーの方にお茶をご馳走になりました。



お茶請けは、松崎先生の銘々皿にのせられていました。彩りも美しく、なんで上品。

飾られたお花、窓からの緑!!



ゆっくりお茶を楽しんだ後は、九つ井本店へ送っていただきました。「九つ井」さんは老舗のお蕎麦屋さんなのです。



山全体が敷地になっているような構えの店内には、竹林の中に個室が点在。今回はその離れでのランチを予約してみました。









雨が降っていたこともあり、竹林の中は夜のような暗さ。道沿いには柔らかなランプの明かりが灯されていました。

一つ一つの置物は、お店がもつ工房で作られたこの店のためのオリジナル。











ガラスの工房も所有していて、お店で使われる食器類や調度品もほとんどが自社製品というこだわりぶり。











蕎麦がところどころに使われた季節感たっぷりなお料理が並ぶ蕎麦御膳。誰にも邪魔されることなく過ごす時間のなんて贅沢なこと。

店員さんが時々お茶を入れてくれながら、お料理のタイミングを図ってくれているようで、こちらのペースに合わせてお料理が運ばれてきました。ネットの口コミをみると、ひょっとすると店員さんによるのかもしれませんが、心配りも素晴らしいお店でした。

お品書き〜↓↓↓



横浜ないながらのこの優雅なひととき♪

興味のある方はこちらが公式HPです





雨降り金曜日〜博物館と美術館を巡る〜

2024-06-21 22:37:00 | お出かけ情報
今日は夏至だったのですが、1日よく降り太陽には会えず…。夕から晴れてきて大きなお月様が出てきました。明日が満月だそうです。



さて、雨ではありましたが、今日はせっかくのお休み。身支度を整えて出かけてきました。



休みの日は雨もそんな苦に感じないから不思議。長靴をはいてのお出かけはむしろ楽しい気分。もちろん雨の強さにもよりますが…

目的地は東京駅。


最寄駅に着いてしまえば、ほとんど傘も必要なし。

丸の内南口の真横にある「KITTE」。
旧東京中央郵便局の跡地に誕生してもう10年くらい経つでしょうか。



そして時を同じくして、開館したのが「インターメディアテク」。東京大学総合研究博物館と日本郵便株式会社が協働して創設した公共貢献施設。

学術標本が最先端のデザインで展示されたアカデミックで芸術的な空間でありながら、なんと入館料無料。











今回初めての訪問でしたが、これは10年間損したなぁ…。

東大が開学以来蓄積してきた様々な分野の貴重な学術標本や研究資料などがアンティークな空間に展示されていて、東京のど真ん中にぽっかり浮かぶ異空間のような場所でした。

博物館の前身と言われる、中世以降にヨーロッパ各地で始まった個人蒐集家による展示室ヴンダーカンマー(驚異の部屋)ってこんな感じ?













知的好奇心を刺激されると同時に、アートとしても楽しめちゃう。気になるものを見て回るうち、すっかり時間を忘れてしまいました。

次の予定もあったので、半分も見終わらないで退場(笑)
また行かなくっちゃ。

続いて東京ステーションギャラリーへ。



こちらの美術館も初めての訪問。「どうぶつ百景」と題する江戸時代の人々とどうぶつの暮らしにスポットを当てたちょっとおもしろい視点の展覧会。

撮影は禁止だったのでお土産に買ったポストカード



芸術的な博物館の見学の後は、博物的な美術館の見学。雨を避けた館内で芸術と自然科学の間を漂うような一日。



いつもとはちょっと違った文化的な休日。
たまにはこういうのもいいですね。




【今日の昼ごはん】

・ローストビーフ御前¥2780




明日もいい日になりますように!
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広大な屋上緑化!目黒天空庭園!!

2024-06-11 09:20:00 | お出かけ情報

先週末、友人と先輩と3人で「目黒天空庭園」へ行ってきました。首都高大橋ジャンクションの屋上にある庭園。



大橋ジャンクションは首都高速道路3号渋谷線と中央環状(新宿 / 品川)線を結ぶ、1周400m、4層構造のジャンクションです。

その屋上を緑化した庭園はヒートアイランド現象の緩和や省エネルギー、生物多様性、景観の向上など都市環境の改善に寄与しさまざまな賞も受賞しているとのこと。



最奥の「おおはし里の杜」ではオオタカがハト捕獲している様子も見られ、まさに都会のオアシスとなっています。

この日は普段公開されていない「おおはし里の杜」の特別公開日という情報を教えていただき足を運んでみました。






無料なのにお土産付き

ビルの屋上にいるとは思えない圧倒的な緑にぴっくり!!!

目黒川周辺の原風景をモデルにしたというこの保護エリアには、昭和初期の目黒川周辺の谷部にあった水田、段丘にあった茅などの草地、段丘崖の斜面林や湧水地、せせらぎなとが整備されています。







水田では地元の小学生たちが稲作を行い、収穫したお米は給食で食べるのだそうです。都会ならではの稲作体験?

オオタカが鳩を捕獲する動画も流れていました。





オオタカは神宮の森や自然教育園から飛んできているのではないかと考えられているようです。今のところ同じメスの個体が確認されているとのこと。

首都高のループをつたってくるのか、ハクビシンも侵入し、オオタカが食べた後の残骸を狙っているんだそうです。












最上部は地上から35mもありますが、チョウやトンボと行った昆虫たちも飛来し、にぎわいを見せてにました。オープンから10年あまり、これからさらに豊かな生態系が築かれていくのでしょうか?

年間を通して一般公開されているエリアも見応えたっぷり。朝の7時から夜の7時(冬季は5時)まで基本的年中無休。







畑ではポランティアさんによるじゃがいもの収穫作業が行われていました。ブドウ棚で栽培したブドウは勝沼に持ち込んで毎年ワインにしているとのこと。















園内には芝生を基礎として約30種類の樹木とたくさんの草花が植えられているとのことですから、四季を通して、楽しめそうです。

木々の高さが低めに管理されているため、木の花や実を目線の高さで見ることができるのも嬉しいです。ビル風に煽られる屋上ならではの栽培の工夫。土も深くないため根を支える支柱も入っているとのこと。

というわけで総工費105億!!!
おそらく維持管理費もかなりかかるのではないかと思います。

ここ、新しい職場から近いんですよね。
良い場所を覚えましたよ。

詳しくはこちら↓


花と器のハーモニー2024開催中!

2024-06-08 14:30:00 | お出かけ情報
横浜山手の西洋館で今年も「花と器のハーモニー」が明日6/9(日)まで開催中

おすすコースは、みなとみらい線「元町中華街駅」の本町側の改札からエレベーターでアメリカ山へ。


バラは終わりましたが、ラベンダーやアスチルベ、アジサイ、ルドベキアなどなど、まだまだたくさんの花が華やかに迎えてくれます。

週末はイベントも開催するようですが。



アメリカ山で取れたは蜂蜜や焼き菓子、手作りのクラフトなどが並んでいて、ついついお財布の紐が緩んでしまうので要注意(笑)

ちょっと変わったルドベキアを発見↓

リボンが垂れ下がったような花弁が個性的でした!

アメリカ山を抜け、港の見える丘公園へ向かうと、イギリス館、そしてその奥に山手111番館が見えてきます。周辺はバラ園として整備されているので、お庭の見応えも十分!














緑が濃く、夏の日差しにキラキラ輝いていました。

今年の展示は器にもスポットが当たっていて、各館で器と花を担当される先生がそれぞれいらっしゃり、それぞれの良さを出し合った展示になっていました。

イギリス館は伊万里焼、山手111番館は会津焼と大堀相馬焼という具合です











ちなみに、山手111番館の入り口の反対側は喫茶室になっているので休憩にぴったり。

テラス席で食べられるバラソフトクリームのアレンジはオススメ。700円を超えるけれど、腰を落ち着けてのんびり眺める庭の風景は格別です。






続いて片道を途中まで戻り、一気に3つの洋館へ。山手234番館、アリスマン邸、ベーリックホール。それぞれ古伊万里、萩焼、波佐見焼。













ちなみにイギリス館以外の西洋館は土足厳禁。用意されているスリッパ{持参可)に履き替えるので、脱ぎ履きしやすい靴が便利。

3つの洋館を巡った後は、少し歩いてイギリス山へ。








イギリス山ではバラと噴水のコラボが見頃でした。

そして最後を飾るの洋館は外交官の家とブラフ18番館。薩摩焼と瀬戸焼。









今年は花も器もたっぷりと楽しめて、2倍美味しい展示だったなぁ。

会期は明日までですが、もしお時間あればぜひ足をお運びください。



















行ってきました! 大哺乳類展3

2024-05-26 06:59:00 | お出かけ情報
国立科学博物館で開催中の「大哺乳類展3」
3回目だしなぁ…と期待せずに行ったのですが、分類をテーマにした今回の展示は予想を遥かに上回り、たっぷり楽しめました。



最近の分類は「目」とか「科」がだいぶ変わってきていて、なんでこんな分け方をするのかさっぱり理解できなかったのですが、そのあたりを深掘りした展示になっていて学ぶことが多かったです。



例えば最近の分類では、クジラと牛が同じ仲間になっていて不思議でしょうがなかったのですが、胃や肺といった臓器の標本を見ると、なるほどなぁと思いました。



逆に見た目がそっくりなアルマジロとセンザンコウが全く別の進化を遂げてきたことも分かりました。収斂進化という言葉の意味がちゃんと理解できた気がします。



子どもの背丈より大きなシロナガスクジラの心臓の標本(レプリカ)も見応えありますし、お近くの方はおすすめです。6/16日まで。











【今日の朝ごはん】

・カボチャ餅
・グリーンサラダ
・カブのピクルス
・天然酵母パン
・季節の果物(イチゴ)
・タイミルクティー

今日もいい日になりますように!
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