Twitterをめぐる様々な話題は、まだまだ尽きることがない。
先週、FacebookやInstagramを運営しているMetaが、ThreadsというTwitterに代わる新しいサービスの提供を始めた、
わずか1日で登録者数が3,000万人を突破した、という話題もあった。
現在、Treadsはandroid機種のみに対応している為、日本でユーザーが多いと言われるiPhoneまでアプリ対応ができるようになれば、Instagram登録をしている人にとっては、乗り換えがしやすいかもしれない。
一方、Twitterを世に出したジャック・ドーシー氏もBlueskyもandroid対応としてサービスを開始した。
注目されたのは、資金調達にIT企業の創業者たちが、こぞってBlueskyの資金提供をしている、という点だろう。
新しい経済:ジャックドーシーの分散型SNS「Bluesky」、シードラウンドで約11.5億円調達、有料サービス発表も
「Bluesky」が有料サービスを発表した背景には、Twitter社での失敗(と言ってよいのか?)の反省からだろう、と想像している。
今の状況では、Twitterの代わりとなるSNSが何になるのか?様子見というところだろう。
Meta社のThreadsは、Instagramなどを既に利用している企業やインフルエンサーにとっては、SNSの連携ができるという魅力がある。
一方、ジャックドーシー「Bluesky」はIT企業の創業者たちがこぞって資金を提供した、という点でその発展性に期待が持てる、と感じている人もいるのではないだろうか?
そして忘れてはならないのが、この春いろいろなところで話題となった「チャットGPT」だ。
日本は「チャットGPT」の活用に積極的だが、欧州では懐疑的な状況になっている。
それは「文化財とAI」という関係に、国際的なルール作りがされていない為、過去の芸術作品や現在活躍している芸術家たちに対する、利益を大きく損ねる可能性がある、という考えがあるからだろう。
「人が創造するものに対する価値」が、日本よりも欧州の方が重要視されている、という背景もあると思うのだが、日本の場合は「チャットGPT」そのものに対する理解が十分なのか?やや疑問なところがあるのと、世界の潮流に乗らなくてはいけない、という意識が強いのでは?という気がしている。
そんな疑問を感じながら、朝日新聞に「AIとの付き合い方」について、考える内容があった。
朝日新聞ReRon:チャットGPTブームは1年?でも社会は社会は変わる Re:で考えるAI
チャットGPTだけではなく、社会のAI化が進むことは今後避けられないだろう。
チャットGPTが1年のブームで終わるかは分からないが、AIが普及するコトで「人としての時間」が増える可能性はある。
そこで重要なことは、記事にある通り「人でなくてはできないクリエイティビティであったり、深い思考習慣」であることには、変わりないだろう。
もう一つ感じるのは、Twitterが一般名詞化していくのでは?ということだ。
新しいThreadsもBlueskyもTwitterというSNSのツールと文化が生まれたことで、アプリとして認知され活用されていくからだ。
Twitterが今後どのようになるのかは分からないが、一般名詞化するコトで言葉としてのTwitterが残っていくのではないだろうか?
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