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日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

Make A Wish

2007-02-04 21:35:17 | 徒然
毎日新聞のWEBサイトに、「生きる:小児がん征圧キャンペーン 闘病の子、1000人目の笑顔 MAWJが夢実現」という記事が掲載されている。
この「メイク・ア・ウィッシュ」と言う、ボランティアを支援している企業の一つが、ファーストフードの「マクドナルド」であることはご存知の方も多いのではないだろうか?
お店にある「ドナルド・ハウス」と言う、ポスターを見たことがあると思う。
その「ドナルド・ハウス」が、小児重病患者の親御さんが病院近くの宿泊施設なのだ。
確かに「ドナルド・ハウス」と言う施設そのものの運営も素晴らしいのだが、本来の「メイク・ア・ウィッシュ」の活動は、もっと違うところにあるように思っている。

私がこの「メイク・ア・ウィッシュ」と言う活動を知ったのは、だいぶ前のテレビ番組を偶然見たときだった。
小児重病患者の「夢を叶える」と言うだけではなく、「夢を叶えるために病気と闘う勇気をもつ」と言うことも大切なことだと訴えていた。
「夢」を現実のものにするためには、大変な努力が必要だ。
子供の重病患者であれば、尚更だろう。
でも、夢を実現させると言う力は、それらの辛さを乗り越えさせるだけのモノを持っているのだ。
叶えたい夢と言っても、「ディズニーランドで1日遊ぶ」と言った健常者からすればささやかなコトだったり、「憧れのスポーツ選手と一緒にプレーをする」と言った子供らしい夢まで様々だ。
そのために、重病患者の子供たちは一生懸命に戦っているのだ。
確かに総ての重病患者の子供たちが、このプログラムを受けることができるわけではない。
夢半ばでその生涯を終えてしまう子供たちも、いっぱいいる。
それでも「夢を叶える」と言う力は、子供たちにとって大きな力となっているはずだ(と信じたい)。

ところで、私たち大人はどうなのだろう?
子供の頃にあった「夢」はともかく、最初から「無理」と決め付けてはいないだろうか?
「夢を持てる社会ではない」と言う指摘もできるが、「夢」だけには「格差」は無いはずだ。
大人が「夢」を持つことのほうが、今は大切なのではないだろうか?
むしろ大人が「夢を持つ大切さ」を、示さなくてはいけないのではないだろうか?

さてさて、私の夢は何だろう?