日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

子供たちの幸福度

2007-02-15 20:52:28 | ライフスタイル
今日の産経新聞のWEBサイトに、日本の子供、最も孤独 先進国の幸福度調査 と言う記事げ掲載されている。
ユニセフの調査と言うことなのだが・・・日本の社会は豊かと言われているのに、子供を取り巻く環境は決して「豊か」ではないようだ。

ここで注目したいのは「孤独感」だ。
「孤独」を感じることそのものは、悪いことではないと思う。
でも、「いつも孤独感を持っている」と言うことが、問題なのだと思う。
「孤独」を感じることで、自分と他人(家族も含む)の違いと言うものを考え、「相手を思う気持ち」ができてくるのだと思う。
しかし、「いつも孤独感を持っている」と言うのは、「孤立無援状態」だと感じていると言うことになるのではないだろうか?
携帯電話のアドレス帳にいっぱい登録があっても、勉強にしてもスポーツにしても、表面上は上手く人と付き合っていても、「親友」だとか「腹を割って話せる相手」がいないと言うことになる。

勉強机やインターネット接続環境などハード面でも、あまり高くないと言うのは驚きなのだが、勉強机を含む子供の生活環境については教育熱心な家庭とそうではない家庭の2極化が、始まっていると言うことなのではないだろうか?
ただ最近の家作りのトレンド?として、あえて勉強部屋を作らずリビングなどに併設するのが、中学受験などには必要らしい。

それでも気になるのは、「心の在処」だ。

ところで、明日からしばらくお休みをいたします。
母の一周忌法要のためです。
時が経つのは早いと思いながら、残された父の「孤独」とも向き合っていかなくてはいけないのでは?と思うこの頃。
今の日本人はイロイロな意味で「孤独」なのかも知れない・・・それだけ人との付き合いが下手になってきているか?