中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

「クレアトラベラー」ローマ特集

2010年09月14日 | 朝日ベルばらkidsぷらざ
 朝日新聞ブログ「ベルばらkidsぷらざ」で連載中の「世界史レッスン<映画篇>」第46回の今日は、「安寧より正義の闘いを選ぶ」⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2010/09/post-ef19.html#more
アカデミー作品賞を受賞した『ゾラの生涯』について書きました。

 ゾラはドレフュス事件決着後しばらくして、自宅で仕事中に一酸化炭素中毒により事故死します。この映画では描いていませんでしたが、実は恨みに思った軍の暗殺だったのではないかとの噂もでました。

 面子のため無罪の人間を終身刑にするような組織なので、面子を潰した相手を逆恨みして殺害したとしても不思議はありません。なんだかこういうことはいつの時代でもどこの国でもありそうで、怖いですよね。

 話は変わりますが、先日出たばかりの「クレアトラベラー<ローマ特集>」の巻頭エッセー「わたしの最高の旅の思い出」(9ページ)に寄稿しましたのでお読みください。

 トレチャコフ美術館について書きました(ローマに全然関係なし。。。)
 「イワン雷帝とその息子」の絵も載っています。ものすごく解析度の高い画像なので、くっきり鮮明、背後のベンチや窓までよく見えます♪


☆最新刊 「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書)4刷中。
産経ニュース「話題の本」でとりあげられました♪⇒ http://sankei.jp.msn.com/culture/books/100918/bks1009180748003-n1.htm

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

 (本書は今年の2月から3月にかけて、NHK教育テレビ「知る楽」で8回、後にNHK/BSで2回に再編集されて再放送された番組のテキストを、加筆・再編集して新書化したものです。絵の数はテキストよりだいぶ増やしました♪33点のカラー図版、10点のモノクロ図版)
 
☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」2刷中。

「明大新聞」での、谷川かおる先生(仏文学者・美術評論家)のご紹介が載りました⇒
http://www.meiji.ac.jp/koho/meidaikouhou/20100801/r_book1.html
 
名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)13刷になりました。

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」♪ シリーズ完結篇です。6刷中♪

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 4刷になりました♪
危険な世界史

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社+アルファ文庫 D 61-1)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)
コメント (6)
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