中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

今日発売です♪「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」

2010年05月18日 | 
 昔、テレビのCMで、「<週刊OO>は今日発売です」というのがありましたが、それに倣い、「ブルボン王朝 12の物語は今日発売です!」
 書店を見てくださいまし。「ハプスブルク家 12の物語」と並べてあるところも多いかと思います。

 アマゾンの画像が帯なしで残念。帯の絵は、「ハプスブルク」では美女エリザベートですが、「ブルボン」とくればこれはもう、太陽王ルイ14世で決まりですね♪

 イアサント・リゴー描く「王の中の王」のふんぞりかえった姿が、きっと眼を惹くのでは!

 帯コピーは「王の中の王は踊る / 束の間の愛と栄華の世界」

光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」♪  
名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463)

 話変わって、つい最近、フレッド・ジンネマンの古い映画「日曜日には鼠を殺せ」をようやくDVDで見ることができました。スペイン内紛の傷跡を描く、救いの無い作品で娯楽性に乏しかったのですが、中にルルドの泉の光景が出てきました。当時からもうずいぶん観光化していたのだな、とちょっと意外でした。

 で、こんな話を思い出しました。

 2500年昔、ギリシャの歴史家ヘロドトスが、エジプトのピラミッドを訪れたときのこと。おおぜい観光客がいたのだそうです。なぜならその時ですでにピラミッドは、2000年以上も昔の建造物だったから!


☆鳴門の大塚国際美術館(NHK「知る楽」の撮影でお世話になった素晴らしい美術館♪)での講演は、5月30日(日)です。お時間がありましたら、いらしてくださいまし⇒ http://www.o-museum.or.jp/info/event/100430_137.html


☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)11刷中。
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「怖い絵」15刷中。
怖い絵

☆「怖い絵2」、8刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」♪ シリーズ完結篇です。5刷中♪

怖い絵3


☆「『怖い絵』で人間を読む」(「知る楽」テキスト)3刷中。

探究この世界 2010年2-3月 (NHK知る楽/月)

☆「危険な世界史」(角川書店) 4刷になりました♪
危険な世界史

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社+アルファ文庫 D 61-1)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

コメント (9)
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