中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

THEハプスブルク展

2009年05月12日 | 朝日ベルばらkidsぷらざ
 朝日新聞ブログ「ベルばらkidsぷらざ」で連載中の「世界史レッスン<映画篇>」、第15回の今日は、「今夜は怖ろしい夜。我が運命のように・・・」⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2009/05/post-2702.html#more
 フランス映画「ボヴァリー夫人」について書きました。
 主演のイザベル・ユペールは小説のイメージとは少し違うのですが、無表情であまり何も考えてなさそうなのに、いきなり突拍子もないことをやってのけそうな、危うい雰囲気が実に嵌っていました。

 ところで9月から東京・六本木の国立新美術館で、来春1月には京都国立博物館で、「THEハプスブルク展」が開かれるのをご存知でしょうか?

 久々に見ごたえたっぷりの美術展ですよ~♪

 拙著「ハプスブルク12の物語」の帯に使った、ヴィンターハルターの皇妃エリザベートの肖像も来ます。

 またこれは全くの偶然で驚いたのですが、『怖い絵3』にベラスケスの「フェリペ・プロスペロ王子」を取り上げたのですが、それもきます(嬉しいなっ!)

 そしてこの展覧会では池田理代子さんとともに、わたしもオフィシャル・サポーターとして加わることになりました。池田さんがプレミアム・チケットなどにイラストを描かれるとのことで、とても楽しみ。わたしは短文を書きましたので、どうぞお読みください⇒ http://www.habsburgs.jp/supporter.html

 展示品はウィーン美術史美術館だけでなく、ハンガリーのブダペスト国立西洋美術館蔵のも並びます。前者へいらした方は多いと思いますが、後者はそれほどではないのではないでしょうか。珍しいものがたくさん見られるはずです。わたしも今からとても楽しみ♪


☆今後の講演など

 5月23日(土) JTBカルチャー新宿で、「怖い絵」関連のレクチャー(朝日カルチャーセンターでの講義とは別ヴァージョンです)。⇒ http://jtbculture.com/search/detail.php?seq=3&ge=1&se=

 6月12日(金)は銀座の国際フォーラムで、日本呼吸器学会の基調講演。これはお医者様の学会員のみの参加になります。⇒ http://www.jrs.or.jp/jrs49/convocation.html

☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社+アルファ文庫 D 61-1)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。<愛のフェア>本の一冊ですので、帯の写真は松山ケンイチさん♪「女の恋は 激しく、哀しい」がキャッチコピーです。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫 な 50-1)


☆最新刊「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)、6刷になりました♪

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)


☆最新刊「危険な世界史」(角川書店)
毎日新聞での紹介⇒ http://mainichi.jp/enta/book/shinkan/news/20080903ddm015070149000c.html

危険な世界史

☆「怖い絵2」、6刷中。
月刊誌『ダ・ヴィンチ』6月号194ページに載っています。ごらんください。

怖い絵2


☆『怖い絵』、11刷になりました。ありがとうございます♪ 「ほぼ日」での紹介。再録⇒ http://www.1101.com/editor/2007-11-13.html

怖い絵
怖い絵
posted with amazlet on 07.07.14
中野京子 朝日出版社 (2007/07/18)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする