日経新聞朝刊の最終面文化欄の右上に、「美の十選」という美術コーナーがあるのをご存知でしょうか?
4段組の、それほど大きくないコラム欄(500字ほど)ですが、カラー写真図版入りなのでパッと目につきます。わたしはいつも真っ先に(一面より先に)ここから読んでいます(次に、その左にある有名な「わたしの履歴書」へと進みます)。
掲載は月・火・木・金の週4回。ひとりの方が10作品を選び、エッセーを書くというスタイルです(つまり半月ほどの連載になります)。
筆者は必ずしも美術系の方ばかりでなく、脳科学者、小説家などさまざま。絵の見方は皆さんとっても個性的です。なにしろ限られた字数ですから、それこそ書きたいことしか書けないという制約もあり、それがかえって面白いものになっています。
茂木健一郎さんの視点はやはり独特でしたね。貴志祐介さんは(もともと彼の小説のファンです♪)こんな短いエッセーなのに彼の世界が凝縮していてぐっときました。遠藤彰子さんの大らかな文も魅力的で、筑波まで彼女の展覧会を見に行ってきました(エネルギーをいっぱいもらいました)。
というわけで、ずっとずっと前からわたしはこの欄に書けたらいいなあ、と憧れてきたのです。ようやく願いがかない、昨日から登場しています。
タイトルは「尊大な王と悲しみの王妃」
歴代の王や王妃の肖像画をもとにしたエッセーにしました。実をいえば、尊大な女王や王妃もいるし、悲しみの王もいるんですが、まあ、タイトルにかたいことは言いっこなしということで。
第一回の昨日は「ナポレオンの戴冠式」(ダヴィッド)です。ルーヴルで誰もが必ず足をとめるのは「モナリザ」とこの作品ですからね。
第二回の今日は「マリー・ド・メディシスのマルセイユ上陸」(ルーベンス)。
三回目は来週の月曜日です。どんな王様が出てくるか、どうぞお楽しみに!
☆最新刊「ハプスブルク家 12の物語」(光文社新書)
早くも3版が決まりました。わお♪
☆最新刊「危険な世界史」(角川書店)
2年分の世界史レッスン(100エピソード)の書籍化です♪
☆「怖い絵2」、紀伊国屋新宿南口店の美術コーナーに、大きさ16倍という巨大な「怖い絵2」が飾ってありますので、見てくださいね!
☆『怖い絵』、9刷になりました。ありがとうございます♪
コメントのシステムが変わったらしく、数字を入れなくてはならないようです。その時、文字を半角にして数字を入れないとうまく機能しません(実はわたしも全角で一生懸命何度もやって失敗しました)。お手数ですが、どうぞよろしく!
4段組の、それほど大きくないコラム欄(500字ほど)ですが、カラー写真図版入りなのでパッと目につきます。わたしはいつも真っ先に(一面より先に)ここから読んでいます(次に、その左にある有名な「わたしの履歴書」へと進みます)。
掲載は月・火・木・金の週4回。ひとりの方が10作品を選び、エッセーを書くというスタイルです(つまり半月ほどの連載になります)。
筆者は必ずしも美術系の方ばかりでなく、脳科学者、小説家などさまざま。絵の見方は皆さんとっても個性的です。なにしろ限られた字数ですから、それこそ書きたいことしか書けないという制約もあり、それがかえって面白いものになっています。
茂木健一郎さんの視点はやはり独特でしたね。貴志祐介さんは(もともと彼の小説のファンです♪)こんな短いエッセーなのに彼の世界が凝縮していてぐっときました。遠藤彰子さんの大らかな文も魅力的で、筑波まで彼女の展覧会を見に行ってきました(エネルギーをいっぱいもらいました)。
というわけで、ずっとずっと前からわたしはこの欄に書けたらいいなあ、と憧れてきたのです。ようやく願いがかない、昨日から登場しています。
タイトルは「尊大な王と悲しみの王妃」
歴代の王や王妃の肖像画をもとにしたエッセーにしました。実をいえば、尊大な女王や王妃もいるし、悲しみの王もいるんですが、まあ、タイトルにかたいことは言いっこなしということで。
第一回の昨日は「ナポレオンの戴冠式」(ダヴィッド)です。ルーヴルで誰もが必ず足をとめるのは「モナリザ」とこの作品ですからね。
第二回の今日は「マリー・ド・メディシスのマルセイユ上陸」(ルーベンス)。
三回目は来週の月曜日です。どんな王様が出てくるか、どうぞお楽しみに!
☆最新刊「ハプスブルク家 12の物語」(光文社新書)
早くも3版が決まりました。わお♪
☆最新刊「危険な世界史」(角川書店)
2年分の世界史レッスン(100エピソード)の書籍化です♪
☆「怖い絵2」、紀伊国屋新宿南口店の美術コーナーに、大きさ16倍という巨大な「怖い絵2」が飾ってありますので、見てくださいね!
☆『怖い絵』、9刷になりました。ありがとうございます♪
コメントのシステムが変わったらしく、数字を入れなくてはならないようです。その時、文字を半角にして数字を入れないとうまく機能しません(実はわたしも全角で一生懸命何度もやって失敗しました)。お手数ですが、どうぞよろしく!