とろみ湯のジェローデルを試してみました!
だって、「ベルばら」で一番好きなのはジェローデルさまだから・・・うふふ。
体験記は、絶好調のイラストレーターなとみみわさんが描いてくれましたので、ごらんくださいね!⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2007/10/post_071f.html
☆「怖い絵」、4刷が決まりました!
☆日経新聞夕刊(10月17日)の井上章一氏による書評です♪
「人間の暗部や歴史の裏を描く」
グリム童話は、いま子ども向きの読みものとなっている。しかし、もとはけっこう恐ろしい話を集めていた。とても子どもには読ませられないような、人間の暗部がえぐられた話を。
実は、いわゆる泰西名画にも、暗い背景をもつものがけっこうある。むごい逸話をひめた作品が、いくつも描かれてきた。この本は、そんな絵を集めて、それぞれに解剖学的な絵解きをほどこした本である。
まあ、ゴヤの「我が子を喰らうサトゥルヌス」なんかは、見るからにおそろしい。だが、その背後には、もっとむごい歴史がある。ドガの「踊り子」あたりは、きれいな絵だなと思われようか。しかしそこには、いやらしい社会史も、描きだされている。いや、いやらしさという点なら、ジェンティレスキの「ユーディト」も負けてはいない。
色や形、あるいは絵柄だけを見ていても、なかなかこうは読み解けないだろう。歴史の裏に通じているからこそ、こういう秘話をほりおこせるのだと思う。
文章もよくねれており、たいへん読みやすく書かれている。美術愛好家のみならず、歴史好きにはひろく一読をすすめたい。星5つ)
☆マリーもお忘れなく!(ツヴァイク「マリー・アントワネット」(角川文庫、中野京子訳)
だって、「ベルばら」で一番好きなのはジェローデルさまだから・・・うふふ。
体験記は、絶好調のイラストレーターなとみみわさんが描いてくれましたので、ごらんくださいね!⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2007/10/post_071f.html
☆「怖い絵」、4刷が決まりました!
☆日経新聞夕刊(10月17日)の井上章一氏による書評です♪
「人間の暗部や歴史の裏を描く」
グリム童話は、いま子ども向きの読みものとなっている。しかし、もとはけっこう恐ろしい話を集めていた。とても子どもには読ませられないような、人間の暗部がえぐられた話を。
実は、いわゆる泰西名画にも、暗い背景をもつものがけっこうある。むごい逸話をひめた作品が、いくつも描かれてきた。この本は、そんな絵を集めて、それぞれに解剖学的な絵解きをほどこした本である。
まあ、ゴヤの「我が子を喰らうサトゥルヌス」なんかは、見るからにおそろしい。だが、その背後には、もっとむごい歴史がある。ドガの「踊り子」あたりは、きれいな絵だなと思われようか。しかしそこには、いやらしい社会史も、描きだされている。いや、いやらしさという点なら、ジェンティレスキの「ユーディト」も負けてはいない。
色や形、あるいは絵柄だけを見ていても、なかなかこうは読み解けないだろう。歴史の裏に通じているからこそ、こういう秘話をほりおこせるのだと思う。
文章もよくねれており、たいへん読みやすく書かれている。美術愛好家のみならず、歴史好きにはひろく一読をすすめたい。星5つ)
☆マリーもお忘れなく!(ツヴァイク「マリー・アントワネット」(角川文庫、中野京子訳)