浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「垂訓」

2024-03-05 00:13:01 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


             第五章 心の曇りをとるための反省

             なぜ毎日の反省が必要なのか

先の続き・・・

翌日の晩にまた、一日過ごさせてもらってから寝る前に自分を見つめてください。
こうしていますと夜もたいへんよく眠れるようになり、翌朝も素晴らしい目覚めが
いただけるようになってきます。
それは心の荷物を捨て、心が軽くなっていけるとともに、神様の光が差し込み、
それに満たされてくるからです。
二十数年、毎日同じことを繰り返しています。
「真の神への感謝を今日一日忘れなかったか、肉体をこの世に持たれ、
神と一体となられた光の天使に感謝することができたか、
先祖代々の諸霊の皆様に感謝し、供養する心を忘れなかったか、

両親に対して心配をかけたり、親不孝することはなかったか、
今日一日夫婦仲良くできたか、子供には豊かな愛を平等に与えられたか、
自分の良心を裏切らなかったか」と、
毎晩、自分の心にチェック項目にしたがって見つめておりました。
このような心の掃除を毎日毎日休むことなく積み重ねますと、
心の苦しみの原因をつくることがなくなるにつれ、
知らない間に心が安らいでいきました。
毎晩毎晩同じことをして、「今日一日腹を立てなかったか」とやっておりますと、
私のようものでも、もう腹を立てるのはアホらしくなってきます。

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