浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「講演集」より。

2014-12-25 01:24:49 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「講演集」より


              講演集、 二


      東京・沖縄の旅にこと寄せて――幸せになる為には


昨夜来の癒しは百五十人以上、仮に一人当たり三分要したとしても百人で
三百分、三百分なら五時間はゆうにかかります。
中には見動きできない方もたくさんお見えになっていました。
お気の毒に三歳の男の子で脳性小児麻痺を患って両足とも曲がって伸びず、
手も曲がって生きながらのミイラのような子でして、一生懸命に祈りました。
すると、足が伸びまして、翌日になりますと、もう可愛い綺麗なお顔に変わっていました。
手も普通に動くようになって、お母さんの喜びは大変なものでした。

東京でお会いした世にも不思議な超能力の先生方が沖縄にもおいでになっていたのですが、
皆で手分けして一生懸命汗を流して治療しておられました。
その方たちが一人にかかっておられる間に、私は五、六人終わっているのです。
私の場合はただ「治りなさい」と言えば、皆治っていってくださるくのです。
「どうですか」と聞くと、「いやもう、治りました」と、
ご本人がそう言ってくれるのですから、これは間違いないですね。
「あの先生に診てもらったのですけど、まだここが痛いのです」と言って、
その先生に一生懸命治療してもらったのに、又私のほうへくる方もあるのですね。
その方もうまく治ってくださって良かったのですけど。
最後には治療を申し込んだ人は全部私のところへきてしまいました。
そういう喜びというのは得難いものです。

人さまに治っていただく、
苦しみから解放される時の喜びは何ものにも代えることのできない喜びです。
人さまに喜んでいただくことです。
助けてもらう、救ってもらうよりも、
助ける側、救わせてもらう側に常に自分を立たせてもらうことです。
愛の無償の奉仕をさせてもらった時、不思議な奇跡を見せていただくことができます。
神様からたくさんのものを与えていただきながら、
それをよう貰わないのが私たちです。
なぜ貰えないかというと、自分の心を自ら曇らせて神の光を遮っているから、
神様が下さるものを貰うことができないのです。

神は無限の供給をなさいます。
毎月お話会で五百円ずつ頂載するのを、
私が着服してけしからんと怒っている方があるそうですが、
これは事実無根のことで、現実に私のところへは一円玉一個も入っておりません。
これは会計さんがちゃんと監督して下さり、年末の助け合い運動や、
又、役に立つところに回させていただいております。
五百円を私のところに入れても何の足しにもなりませんし、
またそんなさもしい心は持っておりません。
ちゃんと神様が与えて下さいます。
出しておけば、神様が入れて下さいます。


              ~ 感謝・合掌 ~




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