添付のお写真はインドのクシナガラに建立されている
お釈迦様の涅槃堂にて恩師「長尾弘」先生がお祈りされた時に
空中からヒラヒラと舞い落ちた金箔です。
手の平に乗せてお示しになられているのは恩師「長尾弘」先生ご自身です。
この涅槃堂を恩師は八回ほどご訪問になられておられますが、
その度毎に常に金粉・金箔が沢山降ってきます。
この金粉・金箔はいつまでも消えてなくなりません。
純度百パーセントの金です。
(学びの友が金の純度を調べたそうです。
ご講演会で恩師がそのようにおっしゃっていました。)
~ 恩師のご著書「愚か者の独り言」より ~
講演集 一
「風船玉と砂袋」
先の続き・・・
足ることを忘れた欲望、
こんな思いを心に持ったり行いによって行じておりますと、
心が重くてたまらないです。
そんな思いは重く下にぶら下がりっております。
命の糸が切れますと、軽い人はすうっと上にあがりますし、
重い人は命が切れた瞬間に落ちて行きます。
仏教で閻魔さんが裁判をして悪い事をした人を地獄に落とすのだと言いますが、
あれは閻魔さんが裁くのではなくて、自分が自分の心の重さの世界へ、
軽さの世界へと自分で落ちたり昇ったりしていくのです。
簡単なことですね。
火の車を造る大工さんはありません。
「火の車に乗ったら熱いし苦しいですから、
そんなものを大工さんは造りません。
誰が造っているかと言うと、他ならぬ自分が造って自分が乗って行くのです。
地獄へ行くのも極楽へ行くのも自分が行くべくして行っているのです。