~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 八
「両親に対しては孝養を尽くすべし」
先の続き・・・
高橋信次先生についても同じことが言えますね。
やはり師を称え、
値打ちを上げるように弟子は行うべきだと思います。
親に喜んでもらうように生きた時、親はたいへんうれしく、
「親ばか」という言葉が昔からありますが、
もう自分のことのように喜んでくれますね。
何をするにつけても、親が喜んでくれ、
その喜びがより大きいほうを取っていきますと、
人生は間違いなく進むことができます。
長い人生の間には、右か左かと迷う時が必ずあります。
その時に、親の喜ぶ道を選ぶという羅針盤を持っていない方は、
人を頼ります。
つまり拝み屋さんに見てもらったり、自分の信じている人に頼ったり、
宗教に頼っていくのです。
なにもそんなものに頼らなくても、
両親の喜んで下さる道を進めば間違いはありませんし、
不幸に落ちることはありません。
なぜかといいますと、父母は常に子の幸せを思って下さり、
その後ろには神があられるからです。