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浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

得るものも失うものも無き我れに
何を恐れん我れ神の中

「独り言」より。

2015-12-13 00:05:43 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


            第五章 心の曇りをとるための反省


先の続き・・・

実際、自らの心の中を見つめ、奥の方にまでしまいこまれている心の重荷を整理し、
取り除いていったなら、必ず心は本来の軽さと明るさをとり戻さずにはおれません。
なぜならば、本来は心というものはなんの塵も埃もない光り輝く存在だからです。
だから、もし今目を閉じてご自分の心をよく見つめた時に、不満や悲しみや苛々や
不安や怒りなどがあれば、それは本来の心ではないということです。
むしろ、そういうものは、心の上をよぎっていく想念です。

ちょうど、広大な空を流れていく雲のごときものです。
雲がよぎることによって空そのものは少しも乱れるものでも、変わるものでもありません。
やがて時間とともに、暗雲は流れ去り、再び広大な空が姿を見せ始めるでしょう。
心に何かのひっかかりや解決していない事柄や心配の種などがあったら、
即刻とは言わないまでも、せめてその一日が終わる頃に反省をして、
すっかり取り除いておくことです。


               ~ 感謝・合掌 ~



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