ちゃんと見直すのは
はじめてかもしれません。
2004~2007年までは
DVDを借りたり再放送を見たりで
何度か見返していますが、
初期の頃は
よくよく気をつけてみたことがない。
そう気がついて
DVD借りてみてみました。
いちいち書いていたらキリがないのですが、
サッと感想を。
なんのため?
それはね。
年末のM-1を自分中で盛り上げるためです。
楽しみな気持ちが強すぎるゆえの
情熱的行動です。
では余計な話は置いといて
《2001年》
優勝:中川家
準優勝:ハリガネロック
出場者:フットボールアワー、チュートリアル、アメリカザリガニ、おぎやはぎ
キングコング、麒麟、ますだおかだ、DONDOKODON
感想:ルールが完全に違います。
最終決戦は2組で、審査員はコメントしてはいけません。
紳助さんが大会の緊張感を高めるために、
そう仕組んでいるように感じます。
そのほかにも紳助さんによる刷り込みコメントが・・・まさに創世記。
実は皆しゃべりたかったに違いない。
おぎやはぎが、大阪の客席点の低さを今ネタにしてますが、
おぎやはぎだけでなく、フットやますおか、DONDOKOも激低です。
中川家のネタは川で子ども救うネタで、昨年のNONSTYLEにかぶります。
《2002年》
優勝:ますだおかだ
最終決戦:笑い飯、フットボールアワー
出場者:ハリガネロック、ダイノジ、テツandトモ、おぎやはぎ
アメリカザリガニ、スピードワゴン
感想:笑い飯、衝撃のデビューです。いま、このスタイルが定番と考えてみると、
その内容の濃さに驚きます。いまさら才能を感じました。
準優勝のフットボールアワーが、
このときM-1至上初めて4分に標準をおいたM-1漫才の作り方をしている
と、思いました。
審査員から「たたみかけ」というワードが出たのもこの年です。
《2003年》
優勝:フットボールアワー
最終決戦:笑い飯、アンタッチャブル
出場者:千鳥、麒麟、スピードワゴン、2丁拳銃、アメリカザリガニ、
りあるキッズ
感想:M-1が完成した年。
だと思います。セットや効果音も今に受け継がれているスタイルですし、
大会として完全に面白いです。
笑い飯の伝説のネタ「奈良県立歴史博物館」の爆発力たるや。
大いに盛り上げに貢献しておりました。
さらに、フットのはまり方、敗者復活のアンタッチャブルの勢い。
千鳥のトップバッターでイキナリのエロ漫才。など、
取り上げることがとても多く、どのネタも良い。
笑いマニアとしては最高に面白い年です。
《2004年》
優勝:アンタッチャブル
最終決戦:麒麟、南海キャンディーズ
出場者:千鳥、タカアンドトシ、東京ダイナマイト、トータルテンボス
POISONGIRL BAND、笑い飯
感想:紳助さん、松ちゃん不在で、ゆるい印象を持っていたのですが、
でもそれでも面白かった。と考えを改めました。
アンタッチャブルは勢いが失速しないまま
この大会を駆け抜けた印象です。
南キャン、ポイズンなど書きたいことは山ほどありますが、
あえて書くとしたら、
ハチミツ次郎さんの名言
昨晩ちょっとでも優勝できると思ってた自分を
「殺したいですね」
がすばらしい。
全大会中、あたしはこの言葉がいちばん好きです。
《2005年》
優勝:ブラックマヨネーズ
最終決戦:麒麟、笑い飯
出場者:アジアン、南海キャンディーズ、チュートリアル、品川庄司
タイムマシーン3号、千鳥
感想:セットがより豪華になって、暫定ボックスや芸能人席が設置されるなど、
大きな大会になっていっているのが分かります。
もうすでにブラマヨのすばらしさはたくさん書いてきたので割愛。
決勝後のインタビューで、
吉田さんの顔が、もうリアルでリアルで。
自分の才能をずっと信じてきて、それでも思ったほど認められなくて、
だけど、ここではじめて最高の栄誉を手にしたものの顔。
褒め言葉に
嬉しさを押さえきれず、ニヤニヤが最高に気持ち悪いです(笑)
《2006年》
優勝:チュートリアル
最終決戦:麒麟、フットボールアワー
出場者:POISONGIRL BAND、トータルテンボス、変ホ長調、笑い飯
プラン9、ライセンス
感想:初めてづくし!という触れ込みで、
大会を新たな局面にしていこうという策略をビンビン感じる大会です。
思惑はまんまと失敗しております。
普通にやったら、もっと全体の点数があがったはずだ。
と思います。
《2007年》
優勝:サンドウィッチマン
最終決戦:キングコング、トータルテンボス
出場者:笑い飯、POISONGIRL BAND、ザブングル、千鳥、
ハリセンボン、ダイアン
感想:最もドラマチックにして転換期。
前の年のように何か裏で仕込まなくても、
このような奇跡が起こるものです。
で、最終決戦だけ見ると
キンコンとトーテンも同じくらいの熱量と完成度。
ものすごい面白いです。
順番が違っていたら、たぶんまた分からなかった。
《2008年》
優勝:NON STYLE
最終決戦:ナイツ、オードリー
出場者:ダイアン、笑い飯、モンスターエンジン、U字工事
ザ・パンチ、キングコング
感想:パンチとキンコンは本当に、胸が痛いよ。
毎年思うことなんですが、
優勝はしなくても、見ている人に指示されたコンビは
その後、活躍するという私の中の勝手な定説があります。
タカトシ、アンタッチャブル、おぎやはぎ、南キャン。
その最たるコンビがオードリーなんじゃん。
と改めて思いました。
うわ~書きすぎた?
といいつつ、もっと書いちゃうけど。
去年のNONSTYLEを含めて、結果優勝者に異議なし。
と改めて思いました。
優勝のシンプルな理由、「イチバンだった」に相応しい。
そして、
いまだ無冠ながら常連組のすばらしさに感銘を受けました。
笑い飯、麒麟、フット(は優勝しているけど)など
高品質のネタをよくもあれだけ持っているなと
たまたま風が吹かなかったにせよ
チャレンジしてあそこまで行くというのは
才能が尋常じゃないですよ。異常ですわ。
全大会見直してみて、個人的には千鳥がいい。
ポイズンも大好きですけど。
千鳥の見た目に似合わずキュンとするコントテイストを
ちょっと今まで見くびっていたかも
と考え直しています。
それから最後に
創立者である島田紳助さんに
大いなるリスペクトを。
大会が軌道にのるにつけ
ドンドン無口になっていっております。
初期の頃は饒舌で、
どういう方向で大会を運営していこうか
試行錯誤の姿を見ることができます。
相変わらず苦手なひとではありますが、
でも
よくぞ思いついて
実行してくださった
と、感謝しきり。
それがなきゃ今こんなに楽しんでいる私はいないのだから。
ではそんなところで
今日はお開き。
またまた書きすぎた。
駄文の上に、
このまとまらなさ。
読んでくださるあなたには頭があがりません。
ではまた明日。
はじめてかもしれません。
2004~2007年までは
DVDを借りたり再放送を見たりで
何度か見返していますが、
初期の頃は
よくよく気をつけてみたことがない。
そう気がついて
DVD借りてみてみました。
いちいち書いていたらキリがないのですが、
サッと感想を。
なんのため?
それはね。
年末のM-1を自分中で盛り上げるためです。
楽しみな気持ちが強すぎるゆえの
情熱的行動です。
では余計な話は置いといて
《2001年》
優勝:中川家
準優勝:ハリガネロック
出場者:フットボールアワー、チュートリアル、アメリカザリガニ、おぎやはぎ
キングコング、麒麟、ますだおかだ、DONDOKODON
感想:ルールが完全に違います。
最終決戦は2組で、審査員はコメントしてはいけません。
紳助さんが大会の緊張感を高めるために、
そう仕組んでいるように感じます。
そのほかにも紳助さんによる刷り込みコメントが・・・まさに創世記。
実は皆しゃべりたかったに違いない。
おぎやはぎが、大阪の客席点の低さを今ネタにしてますが、
おぎやはぎだけでなく、フットやますおか、DONDOKOも激低です。
中川家のネタは川で子ども救うネタで、昨年のNONSTYLEにかぶります。
《2002年》
優勝:ますだおかだ
最終決戦:笑い飯、フットボールアワー
出場者:ハリガネロック、ダイノジ、テツandトモ、おぎやはぎ
アメリカザリガニ、スピードワゴン
感想:笑い飯、衝撃のデビューです。いま、このスタイルが定番と考えてみると、
その内容の濃さに驚きます。いまさら才能を感じました。
準優勝のフットボールアワーが、
このときM-1至上初めて4分に標準をおいたM-1漫才の作り方をしている
と、思いました。
審査員から「たたみかけ」というワードが出たのもこの年です。
《2003年》
優勝:フットボールアワー
最終決戦:笑い飯、アンタッチャブル
出場者:千鳥、麒麟、スピードワゴン、2丁拳銃、アメリカザリガニ、
りあるキッズ
感想:M-1が完成した年。
だと思います。セットや効果音も今に受け継がれているスタイルですし、
大会として完全に面白いです。
笑い飯の伝説のネタ「奈良県立歴史博物館」の爆発力たるや。
大いに盛り上げに貢献しておりました。
さらに、フットのはまり方、敗者復活のアンタッチャブルの勢い。
千鳥のトップバッターでイキナリのエロ漫才。など、
取り上げることがとても多く、どのネタも良い。
笑いマニアとしては最高に面白い年です。
《2004年》
優勝:アンタッチャブル
最終決戦:麒麟、南海キャンディーズ
出場者:千鳥、タカアンドトシ、東京ダイナマイト、トータルテンボス
POISONGIRL BAND、笑い飯
感想:紳助さん、松ちゃん不在で、ゆるい印象を持っていたのですが、
でもそれでも面白かった。と考えを改めました。
アンタッチャブルは勢いが失速しないまま
この大会を駆け抜けた印象です。
南キャン、ポイズンなど書きたいことは山ほどありますが、
あえて書くとしたら、
ハチミツ次郎さんの名言
昨晩ちょっとでも優勝できると思ってた自分を
「殺したいですね」
がすばらしい。
全大会中、あたしはこの言葉がいちばん好きです。
《2005年》
優勝:ブラックマヨネーズ
最終決戦:麒麟、笑い飯
出場者:アジアン、南海キャンディーズ、チュートリアル、品川庄司
タイムマシーン3号、千鳥
感想:セットがより豪華になって、暫定ボックスや芸能人席が設置されるなど、
大きな大会になっていっているのが分かります。
もうすでにブラマヨのすばらしさはたくさん書いてきたので割愛。
決勝後のインタビューで、
吉田さんの顔が、もうリアルでリアルで。
自分の才能をずっと信じてきて、それでも思ったほど認められなくて、
だけど、ここではじめて最高の栄誉を手にしたものの顔。
褒め言葉に
嬉しさを押さえきれず、ニヤニヤが最高に気持ち悪いです(笑)
《2006年》
優勝:チュートリアル
最終決戦:麒麟、フットボールアワー
出場者:POISONGIRL BAND、トータルテンボス、変ホ長調、笑い飯
プラン9、ライセンス
感想:初めてづくし!という触れ込みで、
大会を新たな局面にしていこうという策略をビンビン感じる大会です。
思惑はまんまと失敗しております。
普通にやったら、もっと全体の点数があがったはずだ。
と思います。
《2007年》
優勝:サンドウィッチマン
最終決戦:キングコング、トータルテンボス
出場者:笑い飯、POISONGIRL BAND、ザブングル、千鳥、
ハリセンボン、ダイアン
感想:最もドラマチックにして転換期。
前の年のように何か裏で仕込まなくても、
このような奇跡が起こるものです。
で、最終決戦だけ見ると
キンコンとトーテンも同じくらいの熱量と完成度。
ものすごい面白いです。
順番が違っていたら、たぶんまた分からなかった。
《2008年》
優勝:NON STYLE
最終決戦:ナイツ、オードリー
出場者:ダイアン、笑い飯、モンスターエンジン、U字工事
ザ・パンチ、キングコング
感想:パンチとキンコンは本当に、胸が痛いよ。
毎年思うことなんですが、
優勝はしなくても、見ている人に指示されたコンビは
その後、活躍するという私の中の勝手な定説があります。
タカトシ、アンタッチャブル、おぎやはぎ、南キャン。
その最たるコンビがオードリーなんじゃん。
と改めて思いました。
うわ~書きすぎた?
といいつつ、もっと書いちゃうけど。
去年のNONSTYLEを含めて、結果優勝者に異議なし。
と改めて思いました。
優勝のシンプルな理由、「イチバンだった」に相応しい。
そして、
いまだ無冠ながら常連組のすばらしさに感銘を受けました。
笑い飯、麒麟、フット(は優勝しているけど)など
高品質のネタをよくもあれだけ持っているなと
たまたま風が吹かなかったにせよ
チャレンジしてあそこまで行くというのは
才能が尋常じゃないですよ。異常ですわ。
全大会見直してみて、個人的には千鳥がいい。
ポイズンも大好きですけど。
千鳥の見た目に似合わずキュンとするコントテイストを
ちょっと今まで見くびっていたかも
と考え直しています。
それから最後に
創立者である島田紳助さんに
大いなるリスペクトを。
大会が軌道にのるにつけ
ドンドン無口になっていっております。
初期の頃は饒舌で、
どういう方向で大会を運営していこうか
試行錯誤の姿を見ることができます。
相変わらず苦手なひとではありますが、
でも
よくぞ思いついて
実行してくださった
と、感謝しきり。
それがなきゃ今こんなに楽しんでいる私はいないのだから。
ではそんなところで
今日はお開き。
またまた書きすぎた。
駄文の上に、
このまとまらなさ。
読んでくださるあなたには頭があがりません。
ではまた明日。