またカウルを外してます(笑)。全く、毎日外してたら、すっかり外し方マスターしちまったよ。
さて、なんでカウルを外したかというと、TZRのバッテリに、+側にハーネスが2本結線されており、「もしかして、バッ直で何か追加の電装(ETC、USBソケットなど)が入っているのでは?」と思ったからです。買った時からバッテリには+側に2本ハーネスが結線されていました。バッ直で何か、常時電気の食う余計な電装品があるのでバッテリが弱ったのではないか?とにらんだわけです。
この、いかにも後から付けました的なハーネスを外してみました。
フツーにイグニッションONになります。
エンジンも掛かりました。走行に必要な結線ではないようです。
では、この赤いハーネスは何に繋がっているのか?メインの+ハーネスには20Aのフューズが付いていますが、このハーネスにはフューズが付いていません。
エンジンの後ろを通って、タンクの方へ繋がってます。しかしまあ、こんな熱持つところを配線通していいの?(笑)
ヘッドランプ周りには、赤い線は来ていません。赤い線はありますが、これはイグニッション用の正規の配線です。
シートを外してみましたが、シート下にはありません。ETCやUSBソケットなどでは、無さそうです。
ちょっとタンクを持ちあげてみました。赤い線、発見!
横から見てみますと、どうやらレギュレータに繋がっていうようです。
レギュレータの4極コネクタに繋がっているこを目視確認。
それも、わざわざコネクタのピンを外して、元々あった+線と2本束ねて接続しているようです。
ということで、バッテリからわざわざ2本+ハーネスを伸ばして、レギュレータに電気を送っていることが判明しました。先述の通り、元々の配線にはフューズが取り付けられていますが、追加配線はフューズが付いていませんし、外してもメインの配線が生きているのでエンジンも掛かったわけです。
いや、これ何か意味あるの?(笑)
配線図を見ても、正規の仕様ではバッテリから伸びる+線は1本です。
そのままフューズに繋がり…
イグニッション側に分岐した後…
レギュレータに繋がっています。どこにも、こんな2本目の線は記載されていません。
なお、マグネトーから赤い線が出ていますが、これはCDIに繋がっている線で、この余計な線とは関係ありません。
ますます、意味が分からなくなってきた(笑)。でも、この余計な赤い線、フューズ付いて無いから、有事の際には配線が焼けたりバッテリに超電流が流れたりしないんでしょうか。ついでに言うと常にレギュレータに電気行っているのでは?などという疑問が湧きます。少なくとも、フューズが切れていても問題なく走れそうですが、走っちゃダメだからフューズが切れるんであって、意味は無いと思うんだ(笑)。