
先週、馴染みの模型屋さんよりテルあり。トミカプレミアムのソアラ入荷とのこと。即、購入。
通常版の白の他、どうしても欲しかった黒2限定版も、先月に模型屋さん行った時に「予約したい。なんならカートンで買ってもいいくらいだ。マジだぜ!」と、ムリ言って取り置きしてもらいました。さすがにカートンで買う必要は無いと言われましたが(笑)。

内容物は、こちら。いつしかトミカプレミアムは、初回少数限定で別カラーの販売を行うようになったようで(こういう売り方は、正直すきじゃない)、通常版はスーパーホワイト2、限定版はダンディブラックトーニングがチョイスされました。正直、黒2じゃなかったら、限定版はいらなかったです(笑)。


このたび、20ソアラの前期型のGTツインターボ(フルエアロパーツ)がモデリングされました。高級トミカとはいえ、廉価な部類のミニカーであるトミカプレミアムにて、妥協なき20ソアラの登場はとても嬉しい。21という商品ナンバーも、粋な計らいですね(まあ、エアサスペンション車ではないから型式末尾は21じゃなくて20ですが)。ただ、残念ながら、限定版ダンディブラックトーニングは、内装色が実車では存在しない設定のブラウン内装なのが残念。

フロントも、ヘッドランプ部はクリアパーツにて再現。ただ、実車と違ってグリルが黒ベタ塗りです。2重レンズヘッドランプは、さすがにサイズ的に再現はできなかったようですが、一体成型でもきちんと2重レンズに見えるのはポイント高し。前期型なので、エアロバンパ―にフォーグランプはありません。モール部も、きちんと凹凸表現で、塗り分けも素晴らしい。グリルのライオンを模したソアラマークは、実車の赤(前期型は七宝焼きだった)と違って、シルバーの印刷でミスってるのは残念。

サイドも変なデフォルメ無しで、とても良い。ドアミラーはオミット、TWINturboディカールは印刷で表現。ただ、ウィールの細かいメッシュはさすがに再現できなかったようで、パターンが簡略化されて、ちょっと見た目でソンしています。

テールランプも綺麗に塗り分けされており、前期型の特徴をよく捉えています。2本出しマフラも実写に忠実。リアスポイラは、前期型なのでウイングタイプを再現しています。

サスペンション、ドアー開閉ギミックを搭載。他のトミカと同じようなヒンジのドア開閉ですが、図らずも実車の2軸ヒンジドアと開閉の仕方が同じです(笑)。

前回ホビージャパン製のミニカーを紹介しましたが、トミカプレミアムと比較すると、どちらも一長一短といったところですが、価格面で大幅に有利なトミカプレミアムの方が購入満足度は高いと思います。しつこいようですが、2重レンズヘッドランプの再現がきちんとされているトミカプレミアムの方が、実車を「分かって」います。ただ、先述の通り、トミカプレミアム版も細かなミスは少しありますけど。
20ソアラは、もちろん固定ファンもいたわけですが(俺もその一人)、どういうわけか一時期物凄く煙たがられていた時期があって(特に新車時から2000年代前半ぐらいまで)、特に車好きの人たちからはレパードを引き合いに出されて「よくある車」、「ベタでつまらない車」、それこそレパードのパクリだなんて辛らつな評価をされていた時期があって、中古価格は捨て値で、汚い中古車も多かったです(俺もそれを掴まされた(笑))。
どういうわけか、最近急に人気車に仲間入りし、中古価格は高騰。とても、もう一度手に入れようと思えるような車ではなくなりました。再評価されたことは嬉しいその一方で、市場の評価を反映してか、ミニカー化される機会が増えたことは、嬉しいというか皮肉というか…。
何度も言いますが、元20ソアラのオーナーとしては、ミニカーではなくて、納得のいく実車に巡り合いたいです(笑)。