この封筒は、なんぞや?
ついに、入手!ヤマハ謹製、ニューTZRの宣材資料の商品ガイドです。
ずっと前から欲しかったんですが、ヤフオクでニューTZRを入手する前に1度見たきり、サッパリ出てきませんでした。今回、ふとしたキッカケでヤフオクを覗いたら出品されており、ちょっと2500円もしましたが、もう今後は出ないだろうとの判断のもと、緊急落札。誰とも競らなかったです、よかったよかった。まだ、このヤマハの商品ガイドというのはマニアの間で知れ渡っていないようで、意外とすんなり落札できます。まあ、以前別のバイクので競り負けたこともありましたが(笑)。
過去に何度か、当ブログでも入手した都度記事にしていますが、商品ガイドはヤマハ発動機の宣材資料で、主に支店のセールスマンや販売店向けに作成された新型車解説書で、基本的には社外秘資料となります。ヤフオクでは、バイク店の引き払いなどで流出したと思われる個体が何十点が常時出品されています。人気車種ですと、なかなか入手難易度は上がります。価格相場も無いに等しく、タダ同然の値段からマニア価格までと、幅広い価格帯となっています。
再び、表紙です。カッコいいテールエンドのワンカットが使われており、後方排気システムをよく表しています。パンチ穴は、他の商品ガイドも漏れなく開いているので、おそらく最初から開けられたものと思われます。
リアル・レーシー。まさに、このバイクを一言で表したキャッチです。
さっそく1ページ目を開くと、またカッコいいコーナーリング写真が登場。
宣材資料らしく、セールストークが並びます。
途中、サービスマニュアル抜粋の新メカニズム解説のモノクロページとなります。
時期的に、4サイクルスポーツのFZRと販売時期が似通っているため、販売店の販促例などが掲載されています。
なんか挿絵が、中途半端に下手くそで笑えます。FZRはともかく、TZRが変な形で似てない(笑)
この挿絵を見る限り、当時の販促用のFZR/TZRスーパーデビューフェアのノボリやポスターなどが存在していたようです。こんなの今ヤフオクなんかに出てきたら、㌧でもない値段で落札されそうです。店舗内のイラストには、大型カラーテレビやレーザーディスク再生機のようなハイファイオーディオ・ヴィジュアルも描かれていますが、ここまで投資する販売店は存在したのでしょうか?(笑)
ワォ!純正オプソンやライディングギアが掲載されています。カタログなどでライダーが着ているレザースーツも一般販売されていたようです。
おぉ、シングルシートカウルがカッコいい!どうせ二人乗りなんか絶対しないから、これ欲しいなァ…
裏表紙です。
なかなかの内容で、満足度が高いです。もちろん、A級保存物件となります。