ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

MITSUKO~愛は国境を越えて

2011年07月24日 | ミュージカル・演劇
以前短いバージョンを見て、なかなか面白いなーと思っていたので楽しみにしてたんですが・・・
ん~、長くなって間延びしてしまったかなーというのが正直な感想です。
よくよく見ていると、あの長すぎるなーと思えたシーンは後から同じ曲をリプライするためだったんだなーというのはわかるんですが・・・それにしても、かなあ。
まあ、おかげで大谷美智浩さんの歌が結構たくさん聴けてよかったんですが。あんなに歌うと思ってなくてびっくり。
短縮バージョンでは、出番短いながらも、かえってハインリヒの印象が強くて、リヒャルトの思想はハインリヒの影響を受けてるんだな、受け継いでるんだな、と思えてよかったのですが、そのあたりも間延びしてしまっていたなあ。
そう言えば青年リヒャルトがハインリヒと同じ曲で歌う場面があったような気がしたけど、なかったのか聞き逃してたのか印象が薄くなってたのか・・・
長くなって良かったのは、光子の晩年が描かれたことでしょうか。短縮版では尻切れトンボな感じがあって・・・でも私はあのひっそりと退場するような感じもいいかなと思ってたんですが。
ただ、最後の歌い上げちゃうソロはちょっとな~。ちょっとがっかりでした。別に歌わなくても良かった気がするな・・・。どうもそういう場面が多かった印象でしたね、この作品。
いい曲はいいんですけど・・・皇后が光子に歌う歌が良いんですよねーなんか。短いバージョンの時からいいなと思ってたんですが。
キャストでは安蘭けいさんは歌上手いですね~。終盤の「強い母」になってからの方がハマってたのはやっぱり宝塚の人だなあと・・・
マテさんは日本語の発音かなり頑張ってましたねー。エリザベートの来日公演の時のブルーノ・グラシーニさんも上手かったけど。ドイツ語圏の人って日本語発音しやすいのかと思いかけましたが、二人ともドイツ人じゃないですね(汗)
青年リヒャルトはジュリアンでした。歌上手いですね~。まだまだこんな人材がいたとは。ちょっと日本語の発音あやしいかな?というところもありましたが・・・。そういや、英語と日本語ちゃんぽんで会話してる家族らしき一団がいて、どうやらジュリアンのご家族だったようです。カーテンコールで「ジュリアーン」って叫んでました。
というわけで、ちょっと完成度的には残念な感じでしたが、話の筋は面白いと思うし、また練り直して作り直してくれないかなあ・・・と個人的には思うのですが・・・無理かなあ。

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