ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

宇宙クリケット大戦争(ネタバレ)

2006年08月19日 | 読書

映画でハマった「銀河ヒッチハイクガイド」シリーズの3作目。邦訳は絶版になっていたものが、映画のおかげで再訳されました! 2作目でマーヴィンのことが気になっていたので嬉しかった(笑)
映画のおかげで未邦訳の4作目、5作目もすでに発売されていて嬉しい限りです。既に2冊とも購入済で、4作目を読んでいるところです。
このシリーズ、1作目、2作目は傑作で、3作目からだんだん質が落ちてくるといわれているそうですが、私は3作目までではこの3作目が一番面白いと思いました。
うーんなぜかなあ? 多分、ストーリーが1本にまとまっていたからかなあと。
アーサーが前の2作よりも目立っていたというか、主人公らしかったような気も(笑)映画くらいには・・・(笑)
アーサーとフォードの永遠に噛み合わない会話とかも面白かった(笑)
出番は少なかったけどゼイフォードやマーヴィンの話への絡み方も上手かったと思うし。(マーヴィン生きてて嬉しかったよ~)
トリリアンが謎をなぜかわかってしまったのは不自然な感じでしたが・・・
小ネタというかギャグも私の好みのものが多かったようです。アルファベット順に「バーカ」と言って回る宇宙人とか。あれが最後に出てきたのも良かった(笑)
マットレスのエピソードも面白かったし、何度生まれ変わってもアーサー・デントに殺される運命の人(?)のエピソードが一番面白かったかな。
レストラン数論で動いている宇宙船というのも、わかったようなわからないような・・・でもおかしかった(笑)
読んでいて思わず噴出してしまったのが、スラーティバートファーストが考え込んでいるとき、額のしわのことを「根が浅い野菜なら植えられそうなくらい深かった」と書いてあったところでした(笑)こうして書くとどうってことないんですが、なんかあの流れで読んでいると・・・(笑)
そうそう、終わり方が初めてハッピーエンドでめでたしめでたし、な感じだったのも良かったのかも。映画もそうでしたが。そうかあ、なんとなく雰囲気が映画に近いのかもしれませんね。って私が思うだけかなあ?
なくとなく前2作を読み返したい気になりました。って今読むもの溜まっていてそれどころではないのですが(汗)

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