ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

朗読CDその7

2007年03月01日 | 指輪物語&トールキン
朗読CDはアモン・スールまで来て、フロドが刺されたところまで来てます。
このあたり読んでいて、馳夫さんとホビットたちで旅するあたり、好きなんだよなあと再認識しました。邦訳ではもう何度も読んでますし、映画でもSEEを観ていると思うのですが。
朗読CD&原書で読んでいると、ペースがゆっくりなので、さらにゆっくり旅を楽しめたような気がします。
一番感動するのはやはり「王の帰還」なんですが、それとはまた違うレベルで、「旅の仲間」は好きだなあと思います。
原作を初めて読んだ時、馳夫さんが仲間になってすごくホッとしたんですよね。ホビットだけで黒の乗り手から逃げなければならない危険な旅に、馳夫さんが出てきてくれて、読んでいる私までホッとしたのでした。当時はどんな旅になるのか、全く知らなかったので・・・
ホビットたちを守って、寝ずの番をする馳夫さんの姿にじーん。このあたりの旅のシーンがあるからこそ、後でホビットたちが馳夫さんと再会するシーンでの親愛の情にしみじみするんですよね・・・最後の別れのシーンでも・・・
ぶよ水の沼地を抜ける時、「こいつらホビットがいない時には何食ってるんだ」と言ったのは原作ではサムでしたね。5回も読んでるのに映画のイメージが強いというのが情けない・・・
「コウベサセ虫」と名前をつけたり、サムの結構才気煥発なところ???がいいなあと思います(笑)
ギル=ガラドの歌が、歌じゃなくて詩だったのがちょっと残念。ロブ・イングリスさん歌上手いんだから、ラジオドラマのサムのように歌ってほしかったなあ。
馳夫さんのべレンとルシエンの詩も歌じゃなかったです。
考えてみたら、このあたりの詩は共通語に訳したものなので、メロディがついていない方が正しいのかもしれませんが・・・
あ、サムに「Don't stop!」と言ったのってメリーでしたっけ、原作では・・・。ラジオドラマではピピンが言ってましたよね。ラジオドラマのピピンの声好きなので、ピピンでいいと思うのですが(あのシーン好きです)、そうかメリーの台詞削られてたのか・・・ううむ。
メリーは色々と建設的な質問をしたりと、やはりホビットたちの中では頭が切れるところが見えますね。
アモン・スールでも、頂上に行くのにフロドとメリーを選んだ馳夫さんの人選にも納得・・・(笑)
しかし、アモン・へンでもそうですが、馳夫さんの「高いところから見てみたい」という選択はいつも困った結果に・・・(汗)今回も読んでいて、そんなに行くの危険だと思ってるなら行かなきゃいいのに・・・と思ってしまって仕方なかったです(笑)ま、そこも馳夫さんのいいところ・・・かな???
さて、これから裂け谷までの逃避行です。早くギムリたちに会いたい気がしつつも、馳夫さんとホビットたちの旅がもうすぐ終わりなのも寂しかったりして・・・
まあ、9人の旅の仲間での旅も結構好きですけどね。
なんだか朗読CDの感想じゃなくて単なる原作の感想になってしまいました(汗)
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